本屋はむずかしい。

 当社は本屋をも経営しているのだが、今日その本屋の従業員が店に遊びにきた。商人らしく、
「最近どうですか?」
みたいな話しをしていたら、どうも調子がイマイチ上がらないらしい。色々話しをきいていたら、どうも僕が考える店舗のあり方と大分差があって、長い時間話し込んでしまった。2人の間にはどうにも埋めがたい溝があって、同じ商売人ではあるんだけど、その考え方はまるでちがっていて面白かった。一言でいうと、古いんだよね。ま、その人は40歳で経験豊富な人だったんだけど、本屋業界の古い体質をよく知る人で、それに自分も浸っている事をしっている人であった。ただ、長い歴史が培った癖や習慣というのはなかなか抜けないらしい。
 本屋さんというのはとても古い商売で、その長い経験を生かせなかった商売である。発注は自動発注(何を何冊いれるかは問屋が決める)、商品は再販制度(値引きできない)に守られ、店は入ってきた商品を並べるだけの作業場になってしまっているんだよね。悪くいうと、商売を長く続けようとして「変化がないように」しているんだよね。そのため、本屋というのはおそらく100年後も行われる商売であると言われている。僕がやっているレンタルの商売は新しい商売で常に変化を起こしていかないと生きていけない。10年後にはレンタルはなくなっているだろう。真逆なんだ。ただ、ひとつ気になったのは、二言目には「本は文化だから」
という一言である。この言葉に全ての原因があるなあと思った。「文化」というのは格好いい言葉だけど、逆に便利だよな〜。逃げられるモン。その文化がもたらす建前と無用なプライドが、店を古くするよ思うんだよね。
うーん、難しい話だ。
 

投稿者 yuki : 19:34 | 2005.08

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コメント

難しいはなしだ。
「文化」という言葉は、逃げにも聞こえてしまいますね。時間の流れってあると思う。「昔は・・・」と言いたくなるのも分かるけど、流れに目をつぶっているだけもダメだと思うのだ。
やっぱ難しいはなしだなぁ。

投稿者 Kumiko : 2005年9月2日 01:30

おお、クミコ生きていたか!仕事どう?映画感想のブログも立ち上げるつもりだから、なんかあったら送って!

投稿者 雪@6 : 2005年9月4日 14:06

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