26のとき。

 26歳の時に團長がどうしたのか、とても気になる今日この頃ですが、僕の26歳といえばフットサルと出会った頃ですね。当時は史上初の共同開催W杯の熱がいよいよ世の中に広がっていく頃で、誰もが「サッカー」という単語を口にしていた。僕は会社の中でそこそこの地位につき、仕事に慣れだした頃であった。僕は野球をやっていたけど、不思議とそのときはサッカーをやりたいと思った。ネットで個人参加というシステムを知て面白そうだと思い、笑顔の湯の奥に通うようになった。当時の僕はフットサルはとりあえず走っておけばいいだろう、みたいな感じで今とは大して変わらない、身体能力にものをいわすプレイスタイルだった。あれから2年。もうすぐ3年か。第2の青春とも言うべきか、とても充実した時間を過ごしている。でも、最近思う。「初心を忘れていないか」って。
 最近、自分が下手になっているんじゃないか?という気がする。もちろん、2年前よりはぜんぜんうまくなっていると思う。が、なんか違うんだよね。
 スポーツにおける上達って、途中までは簡単にいくんだけど、その先を伸ばすのが大変なんだよね。これは誰もが通る道だ。最初はこれかな、と思っていたけどどうも違う気がする・・・。
 初心なんだよね、きっと。すごく漠然としていてい、曖昧な言葉だけど、この奥に真実があるような気がするんだ。きっと気持ちの問題なんだろうな。

初めてチームが全員そろった時の気持ち
初めて背番号をもらった時の気持ち
ユニが出来た時の気持ち
初めて公式戦でゴールを決めた時の気持ち
はじめて「Floriano’」と呼ばれた時の気持ち

チームがあるということは特別なことで、とても素敵なことだ。これを当たり前と感じるときもあるけど、実はすごく特殊なことで、そう得やすいものではない。そう、当たり前の存在ではないんだよね。良く良く考えたら、来年も同じように活動しているかどうかもわからない。だからこそ、大事にしないといけない。
そう思う。のである。うん。

投稿者 yuki : 22:58 | 2005.09 | コメント (0) | トラックバック (0)

明日は誰にでもある。

 練習お疲れ様でした。急遽火曜日の練習+フィジカル復活が決まって、いよいよ僕らも後戻りの出来ない領域に足を踏み入れる事になった。「戻る事の出来ない」という意味は、これだけやってもダメだったら、本当にダメだろう、という事だ。逆に言うと、ダメになった時に
「やれる事は全てやった」
と納得できるような「努力」をしよう、という事だ。
 今日監督から
「やるんだったら、とことんやろう」
という言葉がでましたが、意味の深い言葉だと思う。厳しく言うと、「出来る事は全てやれよ」という事だと僕は受け止めました。まあ、僕らの場合出来る事を最大限に行ってもまだ足りないのかも知れないのだから、ある意味すごく当たり前の事だとも言える。
「後がない」
の話もそうだよな。最近どこ言ってもフットサルやっている世代って、若いよね〜。特に最近実感します。若いやつには負けん!と個人的には思うけど、「後がない」と言われても別に焦ったりはしない。なぜなら、サッカー・フットサル未経験者の僕には昨日もなければ、今なんてもないんだよ!あるのは次の練習、次の試合。そして、俺は今よりうまくなる事はあるだろうけど、真の意味でのうまさを得る事はない。意味分かるでしょ?残念だけどこれは本当の事だ。ずっとわかってはいたけど、最近本当に理解した。で、それでも出来る事はある事を悟った。結構本気で。それをやるかどうかは、できるかどうかは俺次第!そしてこれは年齢に関係なく、みんなも一緒だ。人生一度キリ。そして今が一番若いんだ!やったる!

投稿者 yuki : 01:04 | 2005.09 | コメント (2) | トラックバック (0)

当たり月。

 最近、どうも当たっている。パチンコもスロットもギャンブルを一切しない僕ですけど、最近ねえ、当たってるんだよねえ。何がって?最近顔にボールが良く当たるんです。
 少しまえのこのブログで、怪我や打撲が右足首に連続で集中したことを書いたんだけど、どうもねえ、最近顔に、しかも至近距離からシュートを食らう事が続いている・・・。
 最初は先週、美浜での個人参加だった。ボールを取りに行ったらその人が強烈なシュートを放って、それが僕の鼻先にヒット。そんな強いシュートじゃなかったけど、当たった場所が場所なだけに涙と鼻水垂れ流し状態になった。次は選手権の日。遅れてきた僕はダッシュでゴールマウスにたったんだけど、僕を襲ったのはピルマさんの渾身のトーキック。またもや涙が止まらなかった〜。で、極めつけは昨日。また美浜での個人参加。またボールを取りに行ったら、プレデターのキーパーの人のシュートが鼻っ柱にクリーンヒット。汗なのか涙なのか分からない液体が顔を伝う・・・。
 以前だったら顔にボールが当たっただけでプレイを切って痛がっていたと思うんだけど、最近キーパーをやりだしてからなのか、顔に当たってもボールの行方を追ってしまう自分がいる・・・。痛い事はいつでもきっと痛いだろうけど、なんだか最近恐怖心がなくなってきている自分が怖い・・・。

投稿者 yuki : 00:04 | 2005.09 | コメント (4) | トラックバック (0)

 お世話になった教師たち

 細木数子の番組をやっていたね。僕は占いに全く興味はないんだが、見ていたらナルホドなあと思わされる事を言っていた。現役教師50人を集めての問答が面白かった。教師というのは大変な職業で、それぞれ胸の奥に色んな悩みを抱えているようだった。
 僕は学生生活の中では先生にとても恵まれた。小、中、高、専門と、各年代で尊敬できる先生に出会い、今でも感謝の念を忘れていない。小学生の時、毎日の様に殴ってくれた先生には今では感謝している。
 いい先生、尊敬できる先生に出あるかどうかは人生では結構大事な事で、僕はラッキーだったと思っている。先生は知識を教えるだけではなく、人生における知恵を多く授けていただいた。僕が今書き、普段しゃべっている日本語だって、親や環境から学んだ訳ではなく、純粋に学校で習った言葉だ。僕が日本語をちゃんと理解し、正しく書く事は、辛抱強く「あいうえお」から教えてくれ先生への恩返しだと思っている。ある意味僕はその先生達の作品だからね。
 このブログで一度紹介したチリ人のエスカンドン先生はこう言っていた。
「先生である資格は、正解と間違いの違いをはっきり解っている事だ」
当時は解らなかったけど、今ではそうか、と納得している。理系の世界とちがって、言語や言葉の世界では曖昧な表現や文法とはちがう価値観があって、「正解」の範囲がとてつもなく広く感じるけど、そう言う時にビシッと判断できるかどうか、これが大事だ。これには知識や自信、経験が必要で、とても責任の重い大事な事だ。
 大人になって分かったことで、子供の頃の悩みというのは大人になっても変わらない。大人になったからって、悩みは終わらない。そして今まで僕に接してきた先生達もきっと色々と悩んでいたんだろう。僕を殴る時にもきっと、「いいのだろうか?」と思ったにちがいない。だからこそ、勇気を持って殴ってくれた事に感謝している。純粋に頭に来たから殴られた事もあったと思うけど。

投稿者 yuki : 23:59 | 2005.09 | コメント (0) | トラックバック (0)

日本一なりたい男。

 いつか焼き肉の席で、
「もし中学生に戻れるのなら何する?」
みたいな、本当に中学生レベルの話をしたことがあって、その時フットサル馬鹿な俺らは
「フットサルする」
と大まじめに言ったのを覚えている。もちろん、僕は今でもそう思っている。それは
「小さな頃からやれば今よりもうまくはなるだろ」
という希望が込められている。今もっとも欲しい経験値だからね。
フットサルを別にすると、中学生に戻れるのなら、僕は二代目宮沢和史になると一時期決めていた。決めていたとかいうと、僕の知能指数が疑われるけど、実際そうだったから仕方ない。二代目は一代目に敬意を表しての事だ。(何の敬意だよ)。中坊の頃、宮沢の音楽と詩にであった僕は心底やられた。日本語がイマイチだった当時、なんだかすんなりと理解する事ができた。その語「島唄」が大ヒットして、一躍時の人となって、THE BOOMはPOP音楽として消費されていったがそれでも好きだった。宮沢の音楽はヨーロッパ、アメリカ、南米と地球を一周した。最新の音楽を追いかけるつもりが、いつしか生まれた日本に帰ってきた。一週してもとに戻ったという感じ。これを失敗として堂々と認めながらも、笑う。そういう宮沢が大好きだ。
 宮沢は「未完詩」という詩集を発表していて、これが最高に楽しい。詩というのはオシャレなものや崇高なものではなく、生活、日常なんだと言うことを教えてくれる。みんなもお試しあ〜れ。

投稿者 yuki : 23:32 | 2005.09 | コメント (1) | トラックバック (0)

パス回し。

 みなさん、お疲れさまでした。残念な結果だけど、ま、仕方ありません。ちゃんと受けとめて次につなげましょう。即席キーパーはやっぱり即席で、役に立てずに申し訳ない。インスタントはダメだな、やっぱ。せっかくメンバーがほとんど集まったのにねえ、残念。
 で、今日はJFEで関東リーグやっていたね。CASCAVELの後半を少しだけ見る事が出来たんだけど、やっぱあのパス回しは格好いい。相手との距離はホトンドないのに、まわせるなんてすごいよねえ。みんなパスもシュートもすごいけど、やっぱり守備が一番すごい。本当にそう思う。僕の好きな金山なんて、足もすごいけど、守備で一番体を張っているよ。派手なパス回しやスライディングしながらのシュートとかに目を奪われやすいけど、やっぱり基本なんだと今更に痛感。あと気持ちね。
 観客は思っていたよりも多く、子供と女性が多かった。フットサルもメジャーなスポーツまであともう一歩だな。

投稿者 yuki : 00:05 | 2005.09 | コメント (0) | トラックバック (0)

強い所は強い。

 いやー、やられちゃったね。先制したときは行ける!と思ったけど、やっぱり強いチームは本当につよいわ。ま、一番の問題は僕らの中での選手権の重要性にあるわけで、遅刻した僕はそれについては語るまい。誰がどう考えても、明日の市リーグが僕らの主戦場なわけだが、Ladyさんの円陣を見た途端、僕はあのチームが好きになったよ、今日は敵だったけど。
 とにかく明日に照準を絞って、今度こそは勝ちきろう。

投稿者 yuki : 00:55 | 2005.09 | コメント (0) | トラックバック (0)

暗闇。

 秋が近づいてきている。
一時期の容赦のない厚さは影を潜め、夜ともなると涼しい風が吹いている。陽も短くなってきている。暗くなる時間が少しずつ早くなってきているんだよね。暗闇といっても、僕らが住んでいる都市には暗闇はもはや存在しない。真夜中でも道路を照らす明かりもあるし、営業している店舗も煌々と光っている。都市に完璧な暗闇はない。田舎行ってみるとこの事が良く分かる。月明かりしか明かりがない時の不安と言ったら、言葉にできない。これが月が出てない時ともなると、タールみたいな闇が目前に広がる。1メートル前に誰かが立っていても、気付かないぐらいの濃い「黒」だ。
 田舎もそうだけど、電気がまだない時代でも暗闇は犯してはいけない神聖で恐ろしいものだったはず。
言葉や漢字の由来で当時の価値観が分かる。例えば「黄昏(たそがれ)」の由来。暗くなりはじめ、人とすれ違うときに怖いので、
「タソ(あなた)ガレ(誰?)」
と声をかけあっていた事から「たそがれ」という言葉が生まれたのが定説になっている。当時の暗闇の中での生活への恐怖が感じれる。
 その他に「名前の名(な)」の由来。夕暮れの「夕」に相手を呼ぶ時に使う「口」をくっつけて「名」になったのだそうだ。これも暗闇に対する不安感が伝わってくる。面白い。
 文明が生まれる前の暗闇はさぞかし深かっただろう。僕らは科学的に多くのものの正体をしっているけど、当時はそんな事はなかったから、幽霊や妖怪、魑魅魍魎の世界だったのだろう。怖い怖い。
 時が変わり、今僕らがこの時代で抱えている闇はもっぱら心の中の闇で、実はこっちの方が怖かったりするな、うん。

投稿者 yuki : 19:45 | 2005.09 | コメント (0) | トラックバック (0)

 お疲れ様です!

 どうも!練習お疲れ様でしたー。今日の練習はBELTARIDOから3人、ピルマ@7の同僚が参加してくれて、史上最多の人数でしたね。コートがいつもより狭く見えたよ。やっぱりいつもと違うメンバーでの練習は緊張感があっていいのかも知れないね。
 で、僕はといえば昨日はザワにとりあずセオリーを教えてもらった。付け焼きでも知らないよりはまだマシでしょ。いいところ、弱い所も解ったし、とりあえず頭の中に入れておけば何とかなるっしょ、まだ即席って事には変わりはないけどねえ。ま、最後は反射神経、度胸、運。そして忘れては行けないのはみんなの頑張り、走り次第って事!がんばるよ!

投稿者 yuki : 01:10 | 2005.09 | コメント (0) | トラックバック (0)

がんばれ!ベアーズ

 「がんばれ!ベアーズ」の新作が今週の金曜日に封切られるね!
この映画は、おちこぼれの少年野球チームが努力を重ね、勝利を重ねていくという解りやすいスポ魂映画なんだけど、僕はこの映画が大好きなのです。コーチが元プロで今はアル中のプール掃除人。で、チームのメンバーの設定が面白くて、みんな個性的な性格で変なヤツばかり。ピッチャーは女の子だったり、キャッチャーは試合中にもかかわらずチョコを食べるデブだったり、四番が不良だったりね。この映画を見たときは僕がちょうど野球と出会って一番燃えていた頃で、メチャクチャに影響されたのを覚えている。ピッチャーの女の子がカーブを投げるんだけどさ、俺も練習しちゃったね。ピッチャーでもないのに〜。海外には軟球というのがないから、小学生でも硬球を使うんだ。で、小さなうちから硬球で変化球の練習をすると骨が曲がる危険があるので、変化球は禁止になっているんだ。それでもみんな練習したね。肘痛い痛いと言いながら。他のチームの連中を見ていると、同じ事をやっていえるヤツがいるんだよねえ。それぐらい流行ったなあ、あの映画。お勧めですよ〜。

投稿者 yuki : 00:38 | 2005.09 | コメント (0) | トラックバック (0)

ケガ。

 ケガをしてしまった。昨日SEVILLANASで参加した大会で信じられない様なスライディングを受けて、足首を蹴られてしまいました。トホホ。くるぶしの周りが痛いから、捻挫か打撲ですね。実は先週の練習でボールの上に乗って転んだときに、軽〜く来ていたんですよ、捻挫が。捻挫にはもう慣れているので、大丈夫だったんだ。で、大会前のSEVILLANASの練習で、競り合いの時に今度は足首の内側を蹴られた。こっちはさわれば痛いぐらいの軽い打撲だけど、悪いことは続くもので、今回の大会のケガに繋がってしまった。やられた瞬間は痛みを感じなかったが、本当に信じられないようなスラだったので一気に頭に血が上り、28才らしくない行動にでちゃいそうになったんだけど、タケキが止めてくれて助かった。いやー、あのまま誰も止めてくれなかったらどうなっていたやら。相手は身長でかい奴だったからね・・・。
 最近は健康でケガ無しだったから残念。またテーピングの日々がやってくると思うと、少し憂鬱・・・、だってケガって結構お金がかかるんだもん。

投稿者 yuki : 18:19 | 2005.09 | コメント (3) | トラックバック (0)

昨日の続き。

 ナイスなレスもあった事だし、昨日の話を引っ張ってみよう!
実は昨日、仕事から帰る時にラジオを聞いていたら、山崎まさよしがインタビューを受けていた。僕は山崎きまさよしが好きだ。好きな歌の中で「ツバメ」というのがある。孤独や寂しさを歌った曲なんだけど、当時一人暮らしをしていた僕にピッタリ当てはまる内容で、泣きながら聞いていた。 
 今年でデビュー10周年と言うことで色んな質問に答えていたんだけど、その中で10年続けられた理由を聞かれた山崎まさよしは、
「聴いてくれる人がいた事」
を第一に上げた。
「僕にとっての10年は、聴いてくれた人にも10年という事で、感謝しています。」
と続けたが、そのうち答えにつまってう〜んなんて言っていたら司会の人が
「やっぱり音楽が好きだからですか?」
と聞いたら、山崎まさよしはこう答えた。
「う〜ん、きっと自分に合っていたという事でしょうね」
と答えた。
この答えは実はとても深い答えで、簡単に「好きだから」で済まない所に10年歌ってきたプロの歌手の経験とプライド、達観が見え隠れしている。
昨日書いた
「好きな事をやって金を儲けているヤツが格好いい」
の中に山崎まさよしは入っているんだろうと僕は思っていたのだが、そう簡単な事ではない、という事だよね。好きな事だからこそ続ける事の大変さや苦悩というのがあるのだろうし、好きなものが仕事に変わっていき、責任が生じていく過程ってきっと気持ちのいい事じゃないのかもしれない。「好き」という気持ちは実に単純で分かりやすいものだけど、だからこそ守りにくいものなのかも知れない。とりあえず好きな事に対しては、真摯な態度で常に一生懸命であろうと思う。

投稿者 yuki : 23:30 | 2005.09 | コメント (0) | トラックバック (0)

格好いい生き方とは。

 28ともなると、格好良く生きるのにはどうすればいいのかと考える時がある。最近の僕の答えとしては
「好きな事をやって、金を儲かっている奴が一番格好いい」
というのがある。
今までは僕の中の「格好いい」という価値観の中には「金」なんてものはなかった。若い時は夢を追っている奴とか、若いのに家族を守っている奴が格好いいと思った。そのうち、年をとっても好きな事をやり続けられる奴は格好いいなと思うようになった。そういうのって最高だろうなと思っていて、うらやましくもあったが、好きな事をやっていてそれで儲けられるならもっといいじゃん!と最近気付いた。この金もうけの額が問題だろうけど、まあそりゃ大ければ多いほどいいんだろうけど、普通に食えてちょっと貯金ができればというぐらいでも構わない。
 もちろん、これは理想だろう。100人にきいたら100人とも「オレだってそうしたいよ」というのに決まっている。でも、人生の中で
「やりたい事をやっている。出来ている」
と思える人って、限りなく毎日が楽しいと思うんだよね。
もちろん、
「やりたい事もやっている」
という微妙な判定もあるだろう。 
 若い頃は自分が何をやりたいかすら分からない時期って多くの人が味わうと思う。「進路」の選択を迫られる中で「自分はどうありたい?」「何になりたい?」「何ができる?」と自問自答しても、本当に分からなくて焦る時期ってあるよね。そいう時に「オレは作家になるんだ」「オレは先生になる」と確固とした意志を持っていた奴が格好良くうつったなあ、オレには。きっとそういう奴がやりたい事をやった時に感じる歓びと充実感はいいものなんだろうな、と思った。それが金になるんだったらもっとすごいなあ。ま、ポイントは金がメインではないって事。好きな事をやって、なお金が入る。でっかいおまけ的な要素だね。
 で、僕が今まで出逢ったなかで最高に格好いい奴
@ 学生時代のエスカンドン先生(チリ人)
   僕らにスペイン語を教えながら、ラジオのDJをやっていたんだけど、表現の自由を巡って局とラジオ局ケンカ。で、辞めた次の日に有名新聞に記者として就職。インテリはちがうね。
A 学生時代の以上倉先生(第43回H氏賞受賞詩人)
   僕は君たちの授業を趣味でやっています。だって、みんな面白い事書くからね。と最初の授業で公言された。僕が詩人を見たのは初めてで、ま、普通のおじさんなんだけど、この人には本当の意味での字の読み方・書き方を教わった。
B このブログでも紹介したボクシング志望の友だち。元気かな。
C 美浜でよくボールを蹴っているナカムラさん。50過ぎにして個人参加に出かける勇気。そしてフットサルに熱中する姿。最高に格好いい。僕はこの人を目指します。

投稿者 yuki : 19:39 | 2005.09 | コメント (1) | トラックバック (0)

「チャーリーとチョコレート工場」

 今日はティム・バートンの新作を見に行った。「チャーリーとチョコレート工場」という映画なんですが、まあ、普通かな。この前の作品「ビッグ・フィッシュ」はとてつもなくいい映画だったので、ちょっと期待しすぎかな。「チャーリーとチョコレート工場」はリメイクなんだよね。原作をしらない事もあるけど、一種の「いい子にはいい未来、悪い子には悪い事が」みたいな教訓の映画なんだよね。実は僕は自他ともに認めるチョコ・アディクターでして、チョコが食べたくなるかなあと思ったけど、そうでもなかった・・・。
 夜はSEVILLANASの練習。新しいPIVO!にケイタが載っている事が話題になった。チームとしては月曜日の1DAY大会への出場があるので頑張りたい。たまには気楽な大会もいいかもね〜。

投稿者 yuki : 01:51 | 2005.09 | コメント (1) | トラックバック (0)

自分の姿。

 先日、花園デンジャラスさんとの試合のビデオを見た。(貸していただいた花園の方、本当にありがとうございます!)やっぱり実際にやっている時とビデオで見るのと全く印象がちがう。決定的だと思っていたチャンスが実はそうでもなかったり、試合中は急いでいるハズが、実にゆっくりプレイしている様に見える。パスやトラップの拙さがモロばれに出ていて、見ているだけで反省しきりだった。なによりもショックだったのは、自分の姿である。なんだか走っている時の姿勢が悪い!背中が曲がっている気がして、なんだか格好悪い。それは初めて録音された自分の声を聞いた時の様な恥ずかしさで、結構ショックだった。
 それにしてもみんな必死でやっているよ、本当。相手もそうだけど、手を抜いている顔なんて一つもないからね。負けたけど楽しかった。コピーを3本作ったからみんなで回し見しよう。

投稿者 yuki : 20:38 | 2005.09 | コメント (3) | トラックバック (0)

昔はよかったな。

 懐古主義という言葉があって、まあ、簡単にいうと
「昔は良かったなあ」
的な発想の事である。映画好きな人には多く、「やっぱり昔の映画の方が上等だね」とみんな口を揃えて言う。だいたいは新しいものを認めたくない頑固なじいさんだったりする。また、その逆で「懐古主義はダメだ!」という人も多い。こっちは斬新なものや新しい風が起こす変化を好む人たちだ。
 懐古主義の中には、ちょっと後ろ向きなニュアンスがあるけど、懐かしさや切なさで語られる「自分の子供の頃の話し」「青春時代の話し」「幼少期の出来事や不思議」を語る映画や小説に目がなく、映画のジャンルのなかでは青春ものが一番好きだ。
 「子供にしか見えない世界」というものが絶対あって、大人になってしまった僕らにはもう見えない。かすかに思い出す事が出来ても、なんだか他人の夢をのぞき見しているようで、ぼやけてうつるものだ。それは好きな女の子と初めて言葉を交わした時の気持ちや、初めて海を見たときの気持ちと同じものだと思う。それだけならいいんだけど、初めて人を傷つけてしまった時の気持ちや、信じていた人に裏切られた気持ちでもあるんだよね。思い出すというのは、きっとそう簡単な事ではない。そう、過去っていい事ばかりじゃないよね。それでも思い出す事に意味はある。西原理恵子の漫画とかってそうだよね。いつ自殺してもおかしくない子供時代を過ごしながらも、その日々を愛おしく思う。それらを語ると、不思議とそのなかに哀愁が漂って、切なさが生まれるんだよね。
 また、過去の評価は現在の状態にもよる。今が満たされている人の過去は有意義なものにうつるだろうし、今が不幸な人にとっては過去は現在の不幸の原因になる。ま、良く考えたら今の自分って過去の自分の蓄積の結果だから、誰であろうとつまらない物語ってことはないよね。

投稿者 yuki : 15:31 | 2005.09 | コメント (0) | トラックバック (0)

SEVILLANASのパパ

 今日はSEVILLANASのパパこと、ハヤシマさんと美浜で一緒にボールを蹴った。偶然に個人参加に来ていた。僕は腰の調子をみに参加したんだけど、ダメ−、まだ調子がもどらん。パパとは久しぶりに会えたので、結構話に花が咲いた。終わってから映画の話をした。パパはああ見えて、結構な映画ヲタクで、いつも映画についての話をした。パパは個人参加終わってから、映画を見に行くと言っていた。
 最近、映画の話が出来る人が少なくなった。僕の時代のビデオ屋のアルバイトと言えば、三度の飯より映画好きと相場が決まっていた。大阪時代のバイトの先輩で映画監督を目指していた人がいた。ビデオを貸してもらいにこの人の家にお邪魔した時、壁一面がビデオテープだった事を覚えている。地震があったらこの人死ぬな、と本気で思った。当時は映画は生活の一部だったし、時給は安くても映画やサンプルが見れるからいいや、と思っていた。
 最近はどうも違う。志望動機は「家から近いから」が一番多いぐらいなんだから。どうも寂しい気もするが、そんなもんなのかな。最近の若い子達は「プロのアルバイト」なんだよね。

投稿者 yuki : 00:06 | 2005.09 | コメント (0) | トラックバック (0)

いつの間にか!

 いつの間にかこの日記が一年を迎えていた!去年の9月9日から書き始めていたんだ!まいったなあ。ここんとこ厳しい試合も続いていたし、仕事的にも大変だったから忘れてた〜。と、いつも肝心な所を忘れちゃう俺だ・・・。しかし、よく続いたねえ。書かなかったのはインフルエンザにかかった時ぐらいだから、もはや奇跡だね。うん。ネタに困らなかったといえば嘘だけど、これからも頑張るよ〜。
 1年前といえば、ちょうど2部リーグを戦っていた頃だね。当時より進んだのか、成長したのか。すくなくともフットサルウェアは増えた。フットサル知り合いもできた!日記もたまった!目指すは印税生活!

投稿者 yuki : 00:30 | 2005.09 | コメント (0) | トラックバック (0)

なぜザワはケガだらけなのか。

 いやー、僕も真剣な試合を1試合丸ごとキーパーをしたわけですが、なぜザワがケガだらけなのかが分かったよ。実は昨日、家に帰ってから腰が痛くなって、寝る前の頃には寝返りが打てないぐらいに痛くなっていました。シップを貼って昨日は寝ました。今日の朝には大分良くなっていたけど、仕事をしている時も少し痛かった。腰というのは体の中心なわけで、やっぱり大事な所だよね。少し怖くなったので、今日も一日中シップを貼っていました。
 実はそれだけではなくて、今日ボールペンで字を書こうと思ったら、なんだかうまく書けない。字はとても汚い僕ですが、いつも以上に汚い訳です。指に問題はないので、書くときはそうでもないんだけど、手を移動させる時に右手首がうまく言うことをきいてくれなくて参りました。ちょっとしたムチウチ症っぽくなってました。
 いやー、キーパーは本当に大変だよ。FPはゴールが欲しくて全力でボール蹴ってくるわけだし、混戦になったときにキーパーは体を投げ出しつつも手でボールを掴みに行くわけだから、普通に蹴られるよね〜、手とかを。ゴール前の混戦というのは、常に勝負の境目でもあるし。つまり、相手の全てを阻む壁にならないといけないんだよね。それってとんでもないパワーが必要だと思うんだ。
 試合中や試合後はアドレナリンで興奮しているから気付かないけど、落ち着いてくるとあちこちが痛くなってくる。昨日もそうだった。
 と言うわけで、ザワのケガには納得しました。早く第2キーパーを探さないと。僕もあまり長く持たないよ〜。

投稿者 yuki : 20:54 | 2005.09 | コメント (1) | トラックバック (0)

歴史的勝利!

 いやー、今日はしびれたね。チームとして初めての絶体絶命のピンチだったけど、よく乗りきった〜。ベンチに一人だけ、キーパーは即席、ヤマシが熱、そして相手は一番強いMILKY・・・。試合前は取りあえず一点は取ろうよ、という控えめな(現実的な)目標だったんだけど、試合が進むにつれ勝利は見えていった。
 いきなりのキーパーで、フットサルで久しぶりに緊張したよ。なんだか足でボールを扱うのが怖かったが、みんなの必死さがボールへの恐怖心をなくさせてくれた。あんな必死で走るのがうちのスタイルだけど、後ろから見ていたら嫌なチームだよ。
 個人参加以外でキーパーをやったのもはじめてで、あんなにたくさんシュートが飛んできたのも初めて。「野球のボールよりは大きいから取れるはず」と自分に言い聞かせました。MILKYはさすがで、シュートもはやく、みんな枠に来ていたので最後まで気は抜けなかった。ザワの存在と声はデカかったねえ。フリーキックの時は外から壁を作ってもらったし、ずっと動きをみてくれて助かりました。 
 ま、次は勝たないと今回の勝利の意味も薄まるわけだ。がんばって行きましょう。

最後にイソ的に評価を
内 8.0 2点の大活躍。体も張った。その動きはみんなに勇気を与えた。あんたが大将だ。
山 7.5 熱を押しての出場。「この状態では来ないわけにはいかないでしょ」は名言。
     みぞおちにボールがあたっても「根性」で乗り切った。痛がっていてもいい男。
高 7.5 唯一のフル出場。若いっていいなあ。駄目押しの1点でみんな楽になった。
河 7.0 やっぱ足とスタミナのある奴は便りになる。みんな疲れていくなかで切り替えのスピード
      が落ちなかったのはこいつだけ。終了間際のシュートが決まっていたら・・・。
蛭 7.0 シュートはゼロだけど、守備で2点は確実にとめています。課題の守備に不安なし。
ザワ 8.0 ベンチの中か一番声をだした。交代、タイムアウト、キーパーの立ち居地まで仕切り、
     最後までみんなを集中させた。表の番長は裏のマネージャーだった。
俺 8.0 いいわけじゃないけど、1点目だって触っていた!
     これからはマイアミの奇跡のグチを目指します。

全員 守備のズレがあまりなく、最後までついていったのが勝因だと思う。必死で走る姿は僕に勇気を与えてくれて、ボールをもっている人の足元に飛び込という、キーパーっぽい事ができたぞ。それから転ぶ奴転ぶ奴がモップを呼んで、みんな休めた。やっぱり人間、精神力です。そしてチームは一体感です。格好悪いし、ダサいつまらないフットサルだけど、これが僕らのスタイルです。

投稿者 yuki : 20:47 | 2005.09 | コメント (3) | トラックバック (0)

人体の不思議

 最近、人体に関する新発見が連発されているね。身長を左右する遺伝子や、肥満の原因となる遺伝子、「夜食べると太る」の原因となっている遺伝子などがそうだ。殆どが細胞や遺伝子関係だけど。
人体は「小宇宙」「最も精密な機械」等と呼ばれていて、多くの本が発表されていて、どれも面白そうだ。人体の発見というのはきっと、「人体実験」というあまり印象のよろしくない言葉と背中合わせで、倫理観というものがなかったら、医学はもっと進歩していただろうと言われている。突き詰めると究極の目標は不老・がんばって不老不死だろう。人類の永遠のテーマだしね。
 いつか読んだ本では、不死は無理だけど、不老は間違いなくいける、という事だった。寿命は延びる事は無いけど、60、70になっても外見は30代ぐらいにする事ができるんだそうだ。で、死ぬときはコロっと死ぬんだそうだ。(高須クリニックでもすでに可能だとか)。30才を前にして、それもいいなと思う自分がいます。
 そういうわけで、人体には未だ謎が多い。時に脳なんかはそうだよね。殆ど分かっていないからね。ただ、解明が進むとあまり面白くない事もある。「恋愛時の脳の働き」なんてそうだよね。
 人間の「好き」という精神状態は、脳で放出される分泌液の働きである。つまり、好きな人の事を考えたり、一緒にいたりすると脳の中にその分泌液が放出され幸福感を感じるのである。好きな人と一緒にいる幸福感は実は脳の中で起きる化学反応だったんだ。逆に好きな人と離れたり別れたりすると、その分泌液の放出はとめられ、幸福感にあった脳はその分泌液を欲しがる・・・、これが「寂しい」という感情なんだそうだ。つまり、ヤク中毒の人の禁断症状と同じメカニズムなんだよね〜。いわば、「愛」なんていうのは「脳のとある状態」なんだよね〜、しかもそれを起こしてるのはとある分泌液。ロマンティシズムの全くない、なんだかとても悲しい話じゃないか。

投稿者 yuki : 19:56 | 2005.09 | コメント (0) | トラックバック (0)

体調に気をつけて。

 昨日の練習後、とんでもなく体調を崩した。良く家まで無事ついたな、というぐらいの悪体調で、脂汗を流しながら運転した。なんと、下痢になってしまったのです。
 サンプルで、ヘルシアのお茶をもらったのですよ。24本入りの1箱を丸ごと。で、家に持って返って家族で飲もうと思ったんですが、これが激烈的にまずくて、誰もを手を付けようとしない。苦い上、後味が最悪のこのお茶なんだけど、体にはいいのですよ。体脂肪を燃やしてくれて。いい薬はやっぱり口には苦いんだ〜、なんて思っていたけど、全然減らないから、練習の時の持っていって飲んでみようとおもったんです。練習の時はには何本も飲めるだろう、と思って。で、練習中は味なんて感じずに飲んじゃうからちょうどいいやと思っていたけど、ミーティング終わり頃から異変が・・・。その日は2本飲んで、その上冷たいアクエリアスを一本飲んでいた。なんとか我慢して家まで持ったんだけど、妙に信号に引っかかるし、待っている時間がいつも以上に長く感じて死にそうでした・・・。みんなもへルシアに注意。アイツは手強いぞ〜。

投稿者 yuki : 19:59 | 2005.09 | コメント (0) | トラックバック (0)

エンブレム

 先日、エンブレムをユニにつけるエンブレムを作成しようと思って、ネット上で有名なとある刺繍やさんに見積をだしてもらった。が、やっぱり文字の作成が難しいとの事だった。価格も1200円ぐらいと、予想していた金額の約2倍だった。まいったなあ。やっぱり次のユニは昇華でエンブレム入れてもらおうよ。
もう一つ、ユニの話といえば、SEVILLANASのユニも書体と背番号の書体が決まり、もう少しで注文を出せます。
 新しいユニやチームのウェアはドキドキするもんだね、マジで。今回は背番号「6」が埋まって言うこともあって、僕は22番になるんだけど、それでも楽しみだね。
 と言うことで、今決めました。みんな、アスレタのピステ作ろうよ。チーム名入れてさ。冬が来るまでの微妙な季節に結構活躍すると思うんだ。価格は多分7000円〜8000円かな。今度DEPOにでも行って色々聞いて見ます。

投稿者 yuki : 19:09 | 2005.09 | コメント (2) | トラックバック (0)

 仕事話の続き。

 で、またまたその病院の話なんですけど、2年もやっていたら色々と慣れが出てくる訳なんですよ。仕事も要領が上手くなってくるし、普通に早くなる。で、その病院にはリハビリ室があって、言ってみればちょっとしたジムなんだよね。最近Floriano'ではジム通いが密かなブームになってきているらしいけど、当時の僕はジム通いを止めて久しかったので、そのリハビリ室の清掃を行う時に
「この器具はどうやって使うんだ」
なんて思いながら色々といじっていた。その中に空気を膨らませて遊ぶボールがあって、そのボールでキャッチボールなんぞをしていた。当時はフットサルやサッカーという発想がなかったので、そうなっちゃってたね、そういえば。今だったらきっとリフティングをしていたと思うね。
 で、その日も普通に休みながら(悪くいうとサボりながら)ボールで遊んでいたら、なんか気配を感じるのね。やべえ、ドクターが忘れ物でもしたのかなと思ったけど、そのドクターとは何回もしゃべっていたから大丈夫だろうと思っていたら、半開きのドアに立っていたのは会社の社長だった・・・。僕は凍り付いて何も言えず・・・。で、社長は何も言わずドアをしめてどこかに行ってしまった。僕はどうすればいいか解らず、とりあえずキレイに掃除をしてその日は帰った。翌日出勤したら誰もなにも言わない。社長も何も言わず、特になにも起こらなかった。もちろん、僕は二度とキャッチボールをする事はなかった・・・。いい教育方法だな、うん。

投稿者 yuki : 03:11 | 2005.09 | コメント (0) | トラックバック (0)

保険て便利だよね。

 で、その病院で働いていた時、色んな事があった。エレベーターに乗ろうと思って待っていたら、ドアが開いたら真新しい仏さんがいたりしてね。痴呆症の患者さんにはなぜかいつもヨシエちゃんと呼ばれていた。
 ある日、朝の見回りをしていたら、トイレの前が血の海になっていた事があった。よく見ると血の道が個室まで続いていて、たどっていたら血だらけで寝てる老人がいた。夜中にトイレに行きたくなって、点滴をしていることを忘れて、また針がはずれた事に気づかずに寝ていたらしい。血というのは絨毯につくととても掃除のしにくいもので、どんな薬品をつかっても取れない。そういう時は大根おろしが役に立つ。大根おろしの汁が血液を分解する働きがあって、染みが付いた部分に乗せておくと血を吸ってくれるのだ。
 ある雨の日、喫煙室の灰皿を掃除しようとしたら、車の事故で入院している患者さんに呼び止められた。掃除しながら色々話をしていたら、こんな事をいう。
「俺さあ、今無職なんだよね。俺保険入ってるからさ、入院していたらさ、一日15000円出るんだ。だから俺、退院したくないんだよね。ここにいた方が儲かるんだもん。寝てるだけでさ」
なるほどなあ、と思った。そう言うこともあるのか、とその時思った。
 さっきの仏さんの話じゃないけど、病院というのは同じ瞬間に人間が生まれたり、死ぬ所である。その時思ったのは
「生きているというのは実に中途半端な状態なのかなあ」
って事。ちょうどそのときは僕のモラトリアム時代で、色んな事が待ちかまえている事を解っていて、その事々にびびっている時でもあった。(大阪に行く金を貯めていたんだ、そのバイトで)その患者さんもある意味「入院期間」というモラトリアムの時期で、先に大変な日々がまっている事を知っていて、そんな事を言ったのだろう。退院して、就職して、また生活を軌道に乗せるのはそう簡単な事ではない。でも、解っているんだ。いつかは出て行かないと行けないって事。そして大きな宿題を抱えながらの小休止では心が安まることは決してない。その気持ちを心の奥底に隠しながら、それでも先の悩みから逃れたい気持ちを僕はとてもよく解った。当時の俺とダブっていた。その人は30代前半の大人で、(当時の俺から見ればね)とてもしっかりした人だった。年取っても人間の悩みって変わらないのか、と僕はその時悟った。成長しねーのか、と思ったのを覚えている。
 灰皿を掃除し終わって、僕が喫煙室から出ようとするその患者さんは
「俺が事故った日はさ、今日みたいに雨だったんだ」
と言った。僕は
「そうですか」
と言いながら部屋を出た。心の中では
「そんな大人には絶対ならない」と誓った。
 生きているのは中途半端なのかどうか、今では解らない。当時は
「生きているのに何をやってるんだ。止まってんなよ」
と真面目に思っていたけど、きっとそれはその人にとっての成長期間でもあったのだろう。

投稿者 yuki : 00:54 | 2005.09 | コメント (0) | トラックバック (0)

昔のバイト

 大阪に行く前に千葉市のとある大きな記念病院で清掃員として1年ぐらい働いた事があった。清掃員といえばおじいちゃんおばあちゃんと決まっているわけで、僕はその中で一番若かった。他の従業員から見れば孫同然の存在で、みんなよく可愛がってくれた。そのバイトは高校在籍中も入れて2年ぐらい続けたかな。結構たのしかった。掃除につかう色んな機械や薬品なんかの使い方も覚えたし、人気のいなくなった病院で誰にも邪魔されずに自分の仕事が出来ることが当時の自分には凄くよかった。2年もいれば色んな事を知ることができて、自然と病院の事情が風の噂で耳に入ってきたりしていた。その病院の院長がまた面白い人で、病院がしまった後、僕が掃除している所に来て
「がんばっているね」
なんて声をかけてくれた。
 その病院での経験上、医者はみんな大柄な態度だと僕の中で決まっていたけど、この院長先生はいい人だったなあ。オレみたいな下っ端にも声をかけてくれるぐらいだからね。
 いつも患者さんとしゃべる事が多かった。喫煙室の灰皿なんかを掃除しようとすると、向こうは暇だからしゃべりかけてくる。兄ちゃんいくつ?何しているの?とよくきかれた。仲良くなった患者さんのなかで、糖尿病で入院している人がいた。僕が掃除をしていて、掃除道具を載せているカートを取りに行くと、カートの中にコーヒーなんかをいつも置いてくれていた。いつも元気そうにしていて、とても病人には見えなかったけど糖尿病で入院するぐらいだからきっと症状はそう軽くは無かっただろう。
 ある日僕が仕事の後かたづけをしていると、その患者さんがジャージ姿でエレベーターから降りてきて、今からジョギングに行くという。そんなに元気だったら病院生活は退屈だろうなと思いながら僕は仕事を終え、着替えて、千葉駅まで歩き始めた。もう少しで駅につきそうな時に、食べ物やさんから僕を手招きする人いるのに気付いた。さっきの患者さんで、その店はミスター・ドーナッツだった。ミスター・ドーナッツの中に糖尿病の患者・・・。その手の中にドーナッツ・・・。もちろん僕は秘密にした。

投稿者 yuki : 19:56 | 2005.09 | コメント (0) | トラックバック (0)

久しぶりに

 実は昨日、夜にSEVILLANASの練習にも行った。昼間の試合後にはまだやりたいない!と思うぐらいに元気だったんだけど、夜になるに連れ少し疲れが出てきた。昼寝をしたんだけどこれが逆に悪かったのか、疲れ一気にでた。どこかが痛いとか筋肉痛はなかったんだが、微妙なだるさがあった。参加しようかどうか迷っていたんだけど、SEVILLANASのユニの書体を決める用事があったので参加した。Floriano'からのメンバーは團蛭、フク、イハ。みんな疲れてはいたけど、昼間の試合の反省がみんなを走らせた。練習でも決まらないプレイが決まる等、みんなよく動いたなあ。やっぱり人間は気持ちだな。
というわけで、久しぶりに筋肉痛。普段使わない上腕三頭筋が痛い!

投稿者 yuki : 19:53 | 2005.09 | コメント (0) | トラックバック (0)

キレイさっぱり

 いやー、キレイにやられちゃったねえ。完敗てヤツですね。そこまでやられちゃうと負けて悔しいと言う気持ちではなく、何も出来なかった自分への不甲斐なさを一番に感じている。試合直後はちょっとダウナーになって、
「練習だけではどうにもならないのかな」
とかも思ったりもしたけど、みんなで丸くなって話し合って、色んな意見や対策がでて、沈んでいた気持ちに光りがさした気がして仲間を頼もしく感じたよ。みんなありがとう。いやマジで。
 心配なのはザワの肩。ハッキリ言って色んな怪我を治す時間を与えてないんだよね。1試合1試合が毎回勝負だったからね。怪我を押して今まで出てるから、一つ直る前に次ぎの怪我になっちゃってるし。がんばっちゃうよ、俺。

投稿者 yuki : 02:13 | 2005.09 | コメント (1) | トラックバック (0)

いよいよ開幕!

 いよいよ明日、僕らの後期リーグが開幕する。その先に待ちかまえているのが何なのか、分からない!ただ言えるのは、明日頑張らなければいい未来なんてないのだ!これだけはハッキリしている!この先過密的なスケジュールが続くし、勢いを付ける意味でも明日は勝ちたいものだ。相手は強い。ま、後期リーグのどのチームも僕らよりは強いハズだが、やってみなきゃ分からない事もあ〜る、絶対。
 FGの割引券を活かすべく、今日はスケジュールの組み替えをしましたので、掲示板をみてください。最近のFloriano'の台所は決していい状態はいいとは言えない。みんなちゃんと税金を払おう。ね。それとも副業するか!
 今晩はみんな早くねて、明日に備えましょう。ちゃんと歯も磨いて、明日ワスレモノのない用に寝る前に準備を済ませよう。

投稿者 yuki : 20:25 | 2005.09 | コメント (0) | トラックバック (0)

美容院

 今日は美容院に行ってみた。ここ半年通っている美容院で、いつも切ってくれる人は僕のお店にお客さんとして来てくれる。髪の毛を切るとき僕はあんまり会話をしない客。まったくコミニュケーションをとろうとしないから、美容師さんにとってはきっとやりにくいだろう。だが、このいつも切ってくれる担当はうるさくもないし、かといってほっといているわけではないので、とても居心地がいい。同じ商売人としての話を良くするので、いろんな考え方が聞けて面白くもある。美容師というのは技術職なので、若い時は本当に大変の様だ。テストに受からない限り仕事はできないし、仕事ができないと給料は上がらない。全て腕一本で勝負しているんだ。店が開いている間は仕事があるので、終わってからみんな残って一生懸命練習するわけだ。これが新人に限らず、ベテランの人も月に一度は研修会を開き、技術的な事を話し合い、練習をするそうだ。長くやっていると変な癖がつく様で、これがどうもいけない事らしい。
 カットだって一種の作品・表現でもあると思う。切る人のイメージ、主観は絶対に入ると思うんだよね。だが、客がオーダーしたスタイルを守らないと行けない。「絶対この方がいいと思う」と美容師さんは思っていても、ジャニーズの写真を持ってこられたらその通りにしないと行けないんだよね。難しい。
 また、「パターン」というのがないんだよね。その場でスタイルを決め、それを実行できる技術が必要。失敗は許されない。
 やっぱ、職人って格好いいよね。

投稿者 yuki : 01:34 | 2005.09 | コメント (0) | トラックバック (0)
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