siempre futsal, solo futsal ザ・ホワイト・ハウス
最近「ザ・ホワイト・ハウス」というアメリカのTVドラマを見ている。ホワイト・ハウスで大統領のために働くスタッフの奮闘の物語で、政治的な内容でありながらヒューマンなドラマになっている。TVドラマなのに核の恐怖や異常気象災害、テロの問題を扱いながらもその全てを室内の会話で説明させ、なおかつ緊張感を持たせるストーリー進行のうまさに脱帽。
このドラマで大統領を演じているのはチャーリー・シーンの父、マーティン・シーン。この大統領が最高の大統領として描かれてる。家族思いで、スタッフにも父親のような接している。正義感が強く、曲がったことが大嫌いだけど、ユーモアもあって、憎めない。無理難題をふっかけるような厳さもあるが、スタッフを全力で守ってくれる頼れる大統領だ。
アメリカに置ける全国民のリーダー、大統領の存在はとても大きい。部屋に入るなり、全員起立。答える時は「イエッサー!」、どんなに理不尽な命令でも絶対服従。その大きな権力の中にちょっとしたユーモアや人間くささを入れる不思議と魅力的にうつるもんだ。この大統領は国立公園マニアで、スタッフを捕まえては聞きたくもないうんちくを無理矢理きかす。そのスタッフが嫌な顔をしても、「まだまだ面白い話しがるよ」と逃がさない。かと思えば、
「君たちはもう2日も寝ていない事はしっている。が、この仕事をいますぐにやってくれ!」
と厳しい面もある。
「インデペンデンス・デイ」でも大統領が感動的なスピーチをする。そして名も無き兵士と共に戦闘機に乗り込む。そこには「オレ大統領、お前下っ端」という構図はない。
「24」でもそう。大統領は常に正しく、強く、勇気と愛情と持ち合わせている。
現実の世界はではどうかというと、流石にこんな完璧な人間はいないだろうけど、アメリカ現大統領はかけ離れすぎ。本物の大統領がこの番組をみていたら面白いのに。お、今の一言いいね。いただき!とか言っていたりして。
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