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行ってみたくない所その2

 関東は東京タワー、関西では通天閣である。
 僕が大阪にいた頃、とりあえず一回は通天閣には行かないとダメだろう、なんて思っていた。それをバイト先の店長に行った所、
「お前みたいな大阪の事を知らないヤツは行ってはアカン。帰って来れなくても知らんからな!」
なんて言われた。学校で友達から情報収集をしたところ、

@新世界(通天閣の下に広がる歓楽街)では昼間でも店のシャッターが閉まっている。
A怪しいおっちゃん達が怪しいものを売っている。
B猫や犬の死体が転がっている。

等々の怪情報ばかりだった。
 実際調べてみると新世界は普通の街ではないみたいだ。戦前はとても栄えていた。芝居小屋や映画館、飲食店などがあつまり、歓楽街を作っていた。が、戦後ともなると少しずつ衰退を初める。皮肉な事に今では「ちょっとレトロな町並み」が逆の観光資源となっている。

 通天閣は、大阪市浪速区の新世界中心部にそびえ立つ塔である。頂上にはアメリカ生まれの神様、ビリケンが祭られている。そのままBilliKen。アメリカの芸術家が夢に出てきた神様を彫刻にしたものだという。一応、幸運の神様という事になっている。

 新世界にしろ通天閣にしろ、普通が目指すであろう「オシャレ・格好いい・モダン」とかけ離れている所が一番面白い。ちょっとズレている、そこが面白いのだ。
 ちなみに今の通天閣は2代目である。初代は戦中に鉄を利用するために解体された。ちなみにビリケンも2代目である。1代目は行方不明になっている。どこまでもずれているのだ。

Trackbacks

Comments

う@9 | 2006/2/19 23:03

あの辺って在日の人達が多くてそうやって言われるようになったんじゃないの?

雪@6 | 2006/2/20 13:46

へえ、そうなんだ。調べれば調べる程深い新世界。日本の九龍だね。

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