2009年3月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31  

ジャガードとは。

 先日トキワさんから電話があって、ユニフォームのサンプルを用意したので見に来てくださいと言われた。今週の週末にいけそうです、と返事してあったのだが出来るだけ早くユニが欲しいので、今日休憩の間に言ってきた。わざわざボツワナのユニを取り寄せてくれて、見せてくれました。
 ユニの詳細を決めてきたんだけど、ジャガード入りの生地にしました。ジャガードとは「すかし」の事で、penaltyの文字がたくさんすかしで入る生地にしました。生地に光沢と高級感がでて、尚かつ色も映える。昇華プリントはどのメーカーもやっているものだが、このジャガードはこのユニがpenaltyであることのアピールにもなるのだ。ま、そんな事は別にいいんだけど、どう考えても見栄えがいいので、時間もない事だし独断で決めました。
 すかしは最近見なくなったなあ。94年あたりのADIDASは積極的に入れていたけど、ユニの画一化に伴い消えていったなあ。ま、お楽しみに。

吉祥寺

 今日は吉祥寺に行ってきた。吉祥寺にはサッカーユニを広く扱うショップがあって、買取をしていることで有名だ。ブックオフやリサイクルではなく、サッカーユニ専門のショップなのだ。
 僕は電車が好きじゃないので、車で行ってきた。多くの場合は駐車場がなく困るけど、目的地から少し遠くてもコインパーキングに車を突っ込む事にしている。車にナビはないので、地図を駆使している。機能的にはナビも地図も同じなんだけどなあ、といつも思うけどナビにはその価格だけのいい面があるのだろう。
 で、そのアルゼンチンユニ目当てでそのショップに行ってきたんだけど、僕が持っていないものはなく、残念。ただ、古い色んなユニが見れて非常に楽しかった。ユニの売買だけで成り立つショップというのは非常に興味深くて、とても先進的な商売だといえる。ユニの金銭を伴った個人間での取引というのは昔からあるんだけど、そこで店を作ることはその世界に「基準」をもたらすことになりえるんだよね。ユニの売買をするときに「あそこの店ではいくらだから、いくらでいいよね」ということが出来るのだ。これってすごく責任を伴う行為だと思う。ものの価値を決めることってすごく大事な事なんだよね。
 ユニの価値というのはまだ曖昧なものもたくさんあって、その中に「サイン付き商品」もあれば、「誰々が着たユニ」という、付加価値を大事にする世界でもある。そこに基準なんてないのだ、本当は。
 店の店員はすごく丁寧に商品の説明をしてくれて、とても感じが良かった。それこそユニの超マニアを相手にしていれば難しいこともたくさんもあるだろう。また行きたい!それまで僕が持っていないアルゼンチンユニを仕入れてね。
 

女の戦い。

 今このブログを書きながら「愛ちてる」という番組を見ている。外国人女性達を何人か集めて、色んな話題を討論しあったり、カルチャーギャップを笑いあったりする国際化ぶる番組で、大抵最後には視聴者の期待どうり女性達のケンカで終わる。一応「テレビ」という建前はあるけど、時には明らかに本気で怒っている人もいて、教育的にあまり良くない楽しさがある。
 良く聞く話で「女が3人集まれば派閥ができる」というのがある。2人だったら仲良く出来るんだけど、もう一人増えたら必ず2対1になるという偏見的な言葉である。
 僕の知り合いで最近「ソニプラ」に勤めだしたヤツがいる。ソニプラの従業員は20数人いるのだが、男性は彼だけである。ここまでの話をきくとなにやら楽しそうじゃん、なんて思うけど本人はそう感じていないようで、早くも辞めたがっている。女性達の口の使い方がとても悪いのだそうだ。おまけに互いの陰口をこれでもかと聞かされるようで、精神的にきついのだそうだ。飲み会をひらいた時には最悪で逃げ出したい衝動に駆られたらしい。
 どうやら表と裏の顔の差がとても大きいらしいのだ。もう女は信じられません、と言っている・・・。

個人参加での出来事

 最近FGに舞い戻っている僕ですが、しばらく行かない間に知らない人だらけになっていて、肩身の狭い思いをしていた。そんな中何回か通っている内に挨拶をかわす関係になった人たちがいた。
 その人たちは某有名メガネ店に勤める38歳と31歳の人で、二人ともとても明るくて一緒にやっていて楽しい。二人は上司(38)と部下(31)の関係で、部下の方は上手いんだけど、上司の方は初心者だが楽しい人で、年齢を聞いても信じられないぐらいの腰の低さと人当たりの良さでとても感じのいい人である。同じチームになる度にあれこれ会話し、たのしくフットサルについて話をしていた。
 で、昨日その部下の方から話かけられて、上司の話になった。その上司はあんな腰の低い気さくな人だけど、実は会社の中ではいくつもの店舗をまとめるとてもエライ人だったらしい。プレイしているすその姿からはそんな事は微塵も感じられなかったから僕は驚いた。そしてそんな明るい人柄の下で働けるなんて楽しそうですね、なんて言ってみた。部下の人は「そんなんです」と言いながら、こんな事を言ってくれた。どうやら、上司の人が店の朝礼で僕の事を話したらしい。
 「私は年甲斐もなく最近フットサルを初めて、その中で色んな人に出会って、とても親切にしていただいた。この気持ちをもって、お客様に接したいと思う。みんなも親切な心でお客様に接して欲しい」
みたいな事を言ったのだそうだ。僕は得に何かアドバイスをしたり、教えたりしたわけでもないので(アドバイスできるレベルでもないし)ちょっとビックリした。ただ一緒に蹴って笑ったりしていただけなので驚いたけど嬉しかった。
 僕にも部下がいて、接客業でもあるので見習いたいと思う。あんな人柄の人だから、僕の行動を親切ととったのだろう。僕もあんな素敵な上司になりたいものだ。

ただほど高いものはない。

 韓国のテーマパーク、ロッテワールドで大事件が起きた。アトラクションの「アトランティス」で死亡事故が起きたお詫びとして26日から31日までの6日間、全てのアトラクションを無料で開放する事になっていた。が、その初日予想以上に人が集まり、現場は10代の若者を中心に35人が転倒して負傷した。また70人以上が迷子となってとの事。あまりに人が集まりだしたため開園を1時間早めたが、あまり意味がなかった。

 ここまではよくテレビで誰もがみたと思うけど、調べてみたらこんな感じだった。

午前4時頃、ロッテワールド入口に人が集まり始める。

午前7時頃にはロッテワールドの入口から100m離れた地下鉄の駅まで入場を待つ人が5万名に増える。
8時30分には人の波は10万人以上に膨れ上がる。

午前7時20分頃、ロッテワールドと地下鉄駅のスピーカーから「入場をお待ちのお客様はお座りください」という係員の案内放送が流れたが、これを一部の市民は「ご入場ください」という意味だと勘違いして一度に正門へ押し寄せた。観客が押しあって転倒、踏まれたり押しつぶされて利して負傷者が続出。

一部の観客はカギがかかっていない出入口の鉄製シャッターを無理やり上げていっせいに入場し始めた。

7時50分頃、約500人が殺到してガラス製の出入口(横80p、縦230p)が割れる事故が起きた。ロッテワールド側は混乱が起きるや、開門予定時刻より1時間早い午前8時20分頃、正式に開門したが、すでに入口は修羅場と化した後だった。

 この事故で3才男児があごを切り、14歳の女子中学生が足が骨折するなど、35人が脚や足首を負傷した。あごの傷の縫合手術を受けた男児の母親は「人があまりにも大勢殺到して、ずっと押されいた。子どもが死ななかったことだけでも幸い」と話す。負傷者たちは近くの病院に搬送され治療を受けているが、ほとんどが10代だった。

 午前9時30分頃、入場者2万2000人だけを入場させ、入場できずに待っていた観客に「帰宅してほしい」と要請した。このため入場できなかった300〜400人の観客が午前11時までチケットを渡すよう求め、抗議した。


テレビでは
「倒れた私の上に誰かが座って怖かった」と泣きじゃくる少女と、
「責任者を呼んで来い!金がなくて来ていると思っているのか!」とキレる男性がよく映った。

非常に不謹慎ではあるが、僕はこのニュースを見て笑っちゃったよ。金があるんなら普通の日にくればいいじゃん、と思った。入れないから代わりにチケットをくれ!というのもどうだ?

 このニュースが世界に配信された直後、海外に出ている韓国人は恥ずかしいと思っているに違いない。僕はおかしく笑ってしまったのは、おそらく僕の中でのロッテワールドの価値がいまいち分からないからであろう。が、命をかけてまで入りたいテーマパークか?

FOOTBALL CX

 昨日の練習後、家に帰ってからお風呂あがりでフジテレビのさんまさんのサッカー番組みた人いる?またモネールがでていて、フリューゲルスのユニを着ていたね、しかも長袖。(物持ちのいいヤツだ)。前にも書いたと思うけど、ずっと前のサッカー小僧ででやっぱりモネールが出ていてやっぱりフリューゲルスのユニを着ていた。横にいたトニーは相変わらずリバプールのユニを着ていて、モネールに
「それ、もうないチームのシャツじゃん!」
と突っ込んだ事があって、
その時モネールは
「でも心の中に残っている」
と返した。僕はそのときからモネールからが好きになった。あれ以来3度もモネールを見かけたけど、緊張しちゃっ話しかける事が出来ない俺である。
 さんまさんがアルゼンチンのユニを着ていたね。78年の復刻モデルで、TOFFS社という過去のユニフォームの復刻版を作る男気溢れるメーカーのものである。画面には映らなかったけど背中には背番号10が入っていて、KEMPESモデルになっている。Maradonaの86年ではなく、78年のモノを選ぶ当たりがサッカー好きなさんまさんのナイスチョイスである。
 ちなみに僕も持ってます。ムフフ。

世の中にはバカはいるわけで。

 またBanfieldというチームのユニを買う。が、これの年代がイマイチはっきりしないのでネットで色々と調べていたら、恐ろしいサイトを発見した。それがこれ。
COLOURS OF FOOTBALL
みてもらえば分かるんだけど、なんと各国のリーグのチームのユニを画像にしているのだ。しかも細部まで再現していて、こだわりが半端じゃない!ためしにJリーグを見てみたら、ジュビロの飯田産業まで再現しちゃっているじゃないか!
 最初見た時は、尊敬の念をこめてコイツ絶対バカだ!と思ったけど、よ〜く見ていたら、なんだか「ひょっとしたらすんげええ楽しいんじゃないか?」という気になってきた。俺もやりたい・・・。でも同じ事をしていても芸がない。こうなったら俺はベアブリックに各国のユニを着させその画像を公開する様にしようかなあ・・・。訴えられるまで。

時間と金

 昼間がすっかり暖かくなってきた。夜はまだまだ冷えるが、一時期の厳しさはもうすでに影を潜めている。春は確実にそこまで来ているのだ。少し前までアケオメなんて言っていたのに、もう3月も終わりそうだ。本当に早い。時間の流れは等しく誰の上をも通り過ぎていくわけだから、多くの人も同じ気持ちなのだろう。
 と、そんな話はいいとして、長い人生のなかでドキドキする瞬間と言えば、それは
「クレジットカードの明細を開ける時である」
とは俺が作った名言である。物質主義のナリの果て、傾きかけた現代の価値観を良く表していると思わない?とは大げさだろうけど、あの封筒を開ける瞬間は本当に嫌なものである。僕は元来貧乏性なので買い物をして使った金額を忘れる事は絶対にないんだけど、それでも嫌だ。あの一枚の紙に書いてある数字が僕のこの世界の中における一種の価値、評価になってしまうから怖いものである。全国民を貯金通帳の残高で一列に並べたら僕はスーザンと一生会うこともなかっただろう、きっと。
 僕の上司から聞いた言葉で、
「借金は財産だ。信用になる」
というのがある。借金出来る人は、それだけ信用されている(貸しても大丈夫という評価がある)、という事になるんだそうだ。逆転の発想すぎて僕はイマイチ納得出来なかったけど、バブル経験世代の価値観なんだろうか。なんとなくわからんでもないが。

そういえば。

 そういえば、みんなでSPAZIOのTシャツを買いませんか?と提案しようと思ったら、すっかり忘れていました。せっかく安くしてもらえるので是非買おうと思うんですけど、みんなもどうですか?3500円ぐらいで行けそうなので、今度の練習に数を集めようと思う。みんな考えといて。デザインなんてなんだけもいいけどね、僕らの事だからきっと似合うはず・・・。多分。もうすぐ夏が来るし。
 もらったカタログの商品はあまり流通していないモノも多く、これからのブランドなので先物買いみたいな感じで。
 

BE@RBRICK新作

 今日もトキワさんからtelが入り、僕らの新ユニの製作がいよいよこれから始まりそうです。始ってからはすぐにできると思うので、各自金を用意しておけ!。新しいユニに関しての一番の不安はといえば、「みんなに似合う」かどうかである。長い間着用していればおのずと慣れてくるのでいいんだけど、問題は初めて着たときに似合うかどうかである。こうなればモデルが必要になるわけで、誰にも頼むわけにはいかないのでここは大人気、BE@RBRICKで作ってみました。過去のも一緒にどうぞ。

フォトアルバム

優勝!

 日本が優勝してしまった!敗者復活戦者が優勝しちゃうようなものだから、本当、スポーツというのはやってみなきゃ分らない。野球でナショナリズムを刺激する場面というのは今まであまりなかったから、なんだかすごく新鮮だった。いい大人が必死で頭からスライディングをかます様なシーンがたくさんあって、なんだか見ているこっちも力が入る大会だった。いい大人がガッツポーズを決める。サッカーとは少しちがくて、なんだか必死さがよりストレートに伝わってきて、野球が人を100年もの間魅了し続けた理由がなんとなく分った気がした。
 大会としては不合格ぐらいの出来だろう。審判の問題、組み合わせに問題(なんで韓国と3回もやらないといけないんだ?クロスさせればいいのに)、国によって違う用具の問題、シーズン前に大会を行うというタイミングの難しさ、国によって顕著だった温度差。問題は山積みである。が、これが第一歩であって、やった事に意味があるのだ。そう思う。
 少なくとも各国の選手を上から上手い順に30人ぐらい集めれば、そうレベル差がないことが分った。アメリカだけが野球の先進国じゃないのだ!日本も韓国も素晴らしい技術を持った選手がいて、ナショナリズムでも負けてはいない!
 これから野球のルネッサンスが始まる!

権力は怖い!

 昨日トキワにユニの完成予想図を見に行った。ペナルティのデザイナーの方のおかげで團長の作ったエンブレムもほぼ再現されており、僕らが目指したユニにとても近いものができそうだ。ちなみに価格なんですが、おそらく16000円ぐらいに収まりそうです。安い!
 で、そのトキワに向かう途中でのことなんですが、当日に何か大きなイベントがあるのかわかりませんが、千葉公園付近に警察官が要所要所に配置されていて非常にものものしい雰囲気だった。モノレール線路の下から競輪場入り口方面に車で入ったのですが、通行止になっていた。それも普通の通行止めではなく、警察官が10名ぐらいその交差点にいて、全員手に交通整理のあの赤く光る棒をふって、僕を誘導するのだ。その数とあまりの物々しい雰囲気に僕はビビりました。検問なんて軽いものではなく、突破されないようにバス車両が道を遮断する形で止められていて、その周りを警官で固めるまるで「これから戦車が攻めてくるんだ」ぐらいの雰囲気でした。
千葉公園方面からトキワに入ることができなかったので仕方なく西千葉方面から千葉駅を目指したのだが、そこにも警官が多数いて、何があるんだろう、とずっと思っていました。ま、僕の車が怪しくて止められたとしても、あやしいものと言えばトランクに入っているフットサルボール5、6個とそれを上まる数のシューズなので、「ちょっと変なヤツ」に思われるぐらいだろう。どんな強力なバットで叩かれてもホコリはでないのでいいけど、本当に怖かった。それにしても何故あんな強力な警備がしいてあったのだろうか。原因未だに分からない。皇族の方でもいらしたのかな。誰かしってる?

練習お疲れ!

 今日は@20のおかげで予想していない展開で、有意義な話し合いが出来た。よかった。アイツはいつも自分を追い込む意味でのビッグマウスだから、普段から責任感を感じていたのだろう。うまく行かない事に対してのフラストレーションもあったことだろうし、今日それが爆発したのかも知れない。感情にまかせてダサイ行動を取った前半もあったけど後半でのミーティングでの冷静だが熱い発言をしかと受け止めた次第です。みんなもそうだと思う。
 よかったと思うのはアイツが発言をする勇気を持つ事ができ、僕らにそうさせる土壌があった事。そしてさらに意見を出し合い、話し合う事が出来た事。みんな真剣だから人の話を聞いたのだし、意見を言ったのだ。うん。
 まあ、個人的な事を言えば、(言うまでもないけど)僕は下手です。下手だけど、誰にでも負けない所はあるし、真剣なので負けないぞ!絶対やってやる!ガンバルゾ!
 真剣という事は本当にすばらしい。いや、真剣になれるもがある事が素晴らしい。端から見ればすごい滑稽かも知れないけど、最高に格好いい。

動画新時代

 ネットの動画が面白い。Floriano'で一世風靡をした「中村屋〜」もそうだったが、最近動画専門のサイトが面白い。中村屋はFlashだから厳密に言うとちょっと違うけど、見る側からすれば似たようものになるだろう。著作権の問題などを軽く無視できてしまうネットならではの動きだろうけど、高速回線の環境が整っていけばこの勢いは加速するにちがいない。エログロ画像も氾濫しているからある程度のガイドラインが必要だろうけど、エロとグロがあればあるほどこういったエンターテイメントは広がっていく。
 日本ではGYAOって奴が勢いがいいらしい。会員を集めまくって、広告収入で儲かっているという話をよく聞く。こうなるとコンテンツの問題になってくるから、動画配信サイトはそのコンテンツの取り合いに必死になっている。ちなみにGYAOでは少しまえまでコパアメリカ特集というすご〜く渋いコンテンツを開放していて、僕も見てしまった。
 ポイントは「無料」であること。インターネットは絶対そうだよね〜。課金製にしてしまうといくら安くても契約する面倒くささがある。無料は唯一にして絶対のラインだ。
 最近のお勧めはこれ。フットサルの動画もたくさんあって面白い。画質はいまいちだけど、数が豊富で楽しめる。フットサルの動画を見ようとしたら18禁であなた見れませんといわれちゃったけど。どんなフットサルだ?どんな技だ!?

また誤審?

 野球日本代表が他力だがなんと準決勝に進出した。メキシコがアメリカに勝ち、ある意味下克上が生まれた。野球は置いておいて、二つの国の歴史の中でメキシコがアメリカに勝ったという事はとても意味深い。メキシコの選手はよっぽど気合いが入っていたのだろう。アメリカはまた誤審に救われたが、それをものともせず得点したメキシコはしてやったり、という感じだろうか。逆にアメリカはプライドも立場もない。自国チームが出場していない大会をこれから運営しないといけないんだから。野球の生地として、次回の大会にはきっとオールスターで来るだろう。
 一方、日本代表は三度、韓国と対決だ。代表の結果も今後の野球人気に深く関わるから是非とも頑張って欲しい。
 国内ではペナントレースが始まろうとしている。そん中、こんな格好いいCMが制作された。是非とも見てください。

サッカーのもうひとつの顔

 昨日の深夜に「ブラジル代表密着24時!」みたいな番組をやっていた。普段はカメラが入ることがない選手たちにプライベートな空間にまでにカメラが入り、普段は見れない貴重な映像を見せてくれた。カメラを入れることができたのは藤原清美というジャーナリストの力で、選手たちが彼女に話しかけり抱き合ったりして、信頼関係を伺えるん内容になっていた。彼女じゃ98年のW杯で3ヶ月の密着取材を行っており、おそらくどこで関係を築いたのだろう。選手たちの名前の表記にも気を配っていて

ロナウトド→ホナウド ロナウジーニョ→ホナウジーニョ

とポルトガル語の発音に近い表記になっていた。選手に対する尊敬の念が汲み取れてうれしかった。
 その番組の中でジーコ主催のチャリティーマッチの模様が放送された。入場料の代わりに1キロの食物を持ってきてもらって、それを恵まれない子供たちに配るシステムになっている。ブラジルではこういったチャリティ-マッチは定着しているようで、結構なビッグスターも参加している。そしてジーコチームのメンバーになんとあのマラドーナが飛び入り参加したのだ。ジーコが背番号4をつけていたので誰が10をつけるんだ?と思っていたら、サプライズゲストがマラドーナだったのだ。10を空けておくぐらいだから、事前に決まっていたのかも知れない。二人は一緒にプレイし、楽しそうだった。
 こじんまりしたスタジアムに手作りの大会。入場料は1キロの食べ物。試合は真剣勝負ではなく、ノホホンとした明るい雰囲気。そんなところで往年のビッグスターが楽しそうにプレイする姿はサッカーの明るい面を表しているようだった。
「自分の好きなサッカーで人のためにたてるんだったら、これほどうれしい事はない」
ホビーニョが言ったように、サッカーにもこんな面があるんだ。
 ま、僕が気になったのはマラドーナの足元。マラドーナといえばPUMAなんだけど、なんとNIKEのスパイクを履いていたのだ。なんだそりゃ!どうでもいい事だけど、僕は気になった!
 

個人参加の後には

 最近FGの個人参加に行っている。21:00〜23:00の日があって、これにちょうど時間が合うのでこの所行っている。芝の張替えがあって砂を少し撒いてあるのが難だが、まあそれでも行っている。美浜とちがって2面を使えることが多く、休憩なしでずっと走り続けることができるから尚更僕にはうれしい。
 実は昨日も行って来た。相変わらず個人技主体だけど楽しく2時間蹴った後、まだ少し時間があったらから美浜に行ってみた。きっと誰かいるだろうと思っていったのだが、案の定「いつもの席」に「いつものやつら」がいた。「誰かいるだろう」ぐらいの感じでフラ〜っと行っても大抵誰かいる。@7と@16はもはや住んでいるようなものだけど、昨日は元@1、@9、@14がいた。みんな楽しそうにしゃべっている所を僕も入れてもらって、日曜日の大会の結果の話を聞いたり、PIVO!に乗った僕らの写真を批評したりした。ショボイ写真だった。昨日は普通の火曜日でウィークディなのに、おそらくみんな0:00時近くまでいたと思う。本当に首脳会議お疲れ様です。

誤審

 思ったより話題になっているね、誤審。サッカーでの最近の誤審といえば、福西選手が手でゴールを決めたというのがあったね。当時は大分話題になった。
 そしてサッカーの歴史の中で数多くある誤審のベスト10をまとめたDVDがある。写真のものがそうなんだけど、10個のうち4個が韓国がらみなので、韓国サッカー協会からクレームがついたいわくつきのものだ。思えば2002年大会のイタリア戦でイ・チョンスがマルディーニに延髄切りを食らわせたのを見てびっくりしたのを覚えている。イタリア戦でもスペイン戦でも韓国は判定に恵まれていたので色々と黒い話があったっけ。
 一位はなんといっても「神の手ゴール」だ。手を使っちゃいけないサッカーで得点を決めてるわけだから、この得点のインパクトは時間がたっても変わらない。後にマラドーナは手だったことを認めているしね。アルゼンチンではこの得点の意味は「サッカーに置いて」計られるものではなくて「アルゼンチンとイギリスの関係の間」で計られる。マラドーナは国内ではそんなに愛されているわけでもないので、これが違う国だったらきっと国民も違う反応をしたにちがいない。
 前に書いたかも知れないけどマラドーナはセリエでも手で点を入れたことがある。当時ジーコが所属していたウディネーゼ戦で手でボールを押し込んだ。気づいていたジーコはマラドーナに向かって「それを認めれば君はうそつきになるんだぞ」と言った。マラドーナは「俺は嘘つきなんだよ」と返したという。かくいう私も手で得点を決めた事がある。自慢ではない。

WBC

 日本がアメリカに負けた。ある意味予想道理の結果ではあるものの、いい勝負をした末の惜しい負け、しかも審判の誤審つきの疑惑の負けであるから、なおさら悔しい一敗になった。誤審がなかったら全く違う印象だったんだろうけど、仕方ない。
 誤審を下した審判はなんだか脚光を浴びて「昔からああだった」みたいな話になっているけど、どんなスポーツにでも審判のミスは付き物だよね。今回のWBCの様な大きな大会ではなおさらだけど、審判にかかる負担は大きい。一つのミスでゲームの流れがどららかに有利に事が運ばれるとなるとプレッシャーは大きいものだろう。ただ、審判とは常にプロであるべきで、威厳をたもってほしいものである。
 サッカーなどでも審判をコンピューター制御の機械にできるかどうかと言うことも検討されている。が、そういった意見が出ると反対意見として「それは味気ない。サッカーの醍醐味がなくなる」みたいな意見が出てくる。僕はどっちがいいか分からないが、誤審でもめるぐらいだったら機械がいいと思う。
 野球はそうでもないけど、サッカーの審判は大変。一回笛を吹くだけで複数の選手から抗議がでるし、スタンドからはヤジが飛んでくる。カードをだそうものなら、大勢が詰めかけてくる。そういった場面を見ると「全員退場にしちゃえばいいのに」と単純に思うけど、審判の人はゲームを仕切っているのは俺だから、という事をよく分かっているからもちろんそういった事はしない。
 いいゲーム程いい審判が吹いている事になるけど、イイゲームになればなるほど審判は目立たない。大変な職業だ。名物になったあのモレノ審判は今何をしているのだろうか。

お勤めご苦労様でございます。

 みなさん、浦安への遠征お疲れ様でした。結果はいまいち振るわなかったっぽいけど、ディズニーはさぞ楽しかったことだろう。掲示板を読んだ感じでは誰かがポツンと一人でトキワの前で待っているんじゃないかと不安になったけど、どうだったのでしょうか。
 数字だけ見れば高いレベルの相手に対しての僅差での負けだから、まあまあかなとか思うけど、印象的にはどうだったのかな。得点ゼロというのが痛いけど、そこは僕の分の点を取れなかった@20を責めたいと思います(笑)。ま、7分の試合は難しいのもあるし、僕らはそういった大会にはもはや伝統的に弱いしね。おまけに今日の強風じゃやりにくかった事でしょう。僕はといえば真面目に仕事に打ち込んだ次第です。風邪がガラスをたたく度にみんなの勇姿を想像していました。いいなあ、フットされできて、と。

メロディーコール

 この間携帯を機種変した事を書いた。なんと今日、僕に電話をかけてきた人からの報告で
「あんたが電話に出るまでの間にちょっとしたメロディーが流れる」
事が発覚。なんとプルル〜の奥に、爽やかなメロディが流れているらしい。僕は着メロすら興味のない男だからそんなサービスがある事すら知らなかったんだけど、どうやら本当らしい。相手を待たせている間にメロディを聴かせる、なんてありがた迷惑以外のものではないので早速解約したいのだが、どうやらドコモショップじゃないとできないらしい。そもそもこのサービスが有料かどうかも分からないからちょっと不安なんだけど・・。
 どうも携帯電話の進んでいる方向が妖しい。そのうち電話機能がオプションで、その他の機能がメインになりそうだ。携帯電話のおかげで人が人と話す機会が大幅に増えているというのに、コミニュケーションが取れているかどうかがわからない。なんて分かったような事を書くのもアレだけど、金を取る手段は間違いなく進化している・・・。

ザ・ホワイト・ハウス セカンドシーズン

 昨日の話題に続くことになっちゃんうんだけど、今度は「ザ・ホワイト・ハウス セカンド・シーズン」というアメリカのTVドラマを見た。ファースト・シーズンもすごく面白かったので楽しみにしていたセカンドシーズンである。このドラマは結構時事ネタを話題にしていて、昨日書いた映画「CRASH」と同じようにアメリカの現状を描いている。が、そんな真面目なドラマは視聴率なんて取れるはずがない。なので、このドラマは登場人物を深く描いたり、時にはギャグを入れて笑わせてくれる。
 ホワイト・ハウスに働く職員というのはいわば全員優秀なエリートである。超が10コつくぐらい忙しいわけで、おまけにもらえる給料は民間よりぜんぜん少ない。彼らは激務に身をささげるのは、国のためにという「愛国心」がゆえだ。政治の世界というのはどんなに必死でやっても結果が伴うとは限らない世界で、それを思うとよっぽど精神的のもタフでなければやっていけない。
 現実ではどうだかは知らないけど、このドラマの中ではスタッフは常に最善の答え、そして正しい答えを導き出そうと必死になる。正義を信じているんだよね。現実の世の中のどこに正義が隠れているか僕は知らないけど、信じることができなければ存在なんてなおさら無理だ。

CRASH

 今年のアカデミー賞受賞作CRASHを見た。受賞に値する素晴らしく練られた作品であった。アメリカにおける人種差別と銃社会がテーマになっているんだけど、説教くさいわけではなく、正義を叫ぶわけでもなく、ヒューマンドラマとして成り立っている。
 僕はこういった群像劇が大好きで、人生のBEST1は「マグノリア」という登場人物がたくさんでてくる映画である。CRASHにも主人公という立場の人はいなく、多くの登場人物が大体同じぐらいの時間をスクリーンに登場するようになっている。彼らはまったく違うストーリーをお互いに進めるんだけどそれがいつしか互いに絡み合い、影響しあうようになっていく。特にちいさな女の子が出てくるストーリーがよく、前半はまるで現代の童話のようだ。シネマックスででやっているから興味ある人は見たほうがいいと思います。
 アメリカは移民を受け入れ、がんばれば誰もが平等に生きれる社会を目指していた。いわば、実験場なんだよね。世界がアメリカに対して抱くする憧れと嫉妬心はその理想を目指す勇気に対するものだと思う。それは必ずしも、というかほとんど上手くはいっていないとは思うんだけど、「それでも正しいことを目指している」ところがアメリカのより所だろうなあ。

機種変更

 携帯を変えた。僕の携帯は板金にだした方がいいんじゃないか?ぐらいにボコボコになっていた。その上最近は通話の音は異常に小さくなってしまって、相手が何を言っているのかが分からないぐらいになっていた。外見がボコボコなのは別に気にならないが、通話がままならないと電話としての存在意義にかかってくるから、というか普通に使えないから変えてきた。
 僕はみんなから「それおもちゃ?」と言われるpreminiを使っていた。なかなか冒険をしない習性の僕、このモデルがとても気に入っていて、同じ電話にしようと思っていた。全く同じ機種に変更しようと思っていたのだ。が、やっぱり古いものになるので、どこを探してもない。しかたなく、その後継種であるpremini S にした。
 最近の携帯は高機能のせいか、価格が高かくなっている気がするんだけど、なんとこの機種は古い上人気がないのか1円なのであった。発売当時はかなりしたと思うんだけど、それが1円になってしまうとは、さすが資本主義。新しい機種が次々と発売されるなか、携帯電話としての価値は変わらないが市場の中での価値はどんどん変わって、しまいにはタダでいいよぐらいになるなんて。もの価値って本当に分からないね。ちなみにこのシリーズにはカメラもアプリも赤外線通信もついてない!

アマゾンとネッシー、その2

 もちろん、ネッシーは見つからなかった。そんなの当たり前じゃん!と誰もが思うけど、現場ではそうでもなかった。落胆はとても大きかった。団長の石原はやる前から怪物はいない、と公言していたけど、実は隊員達は全員公募で集められた一般人で、やる気満々の人々ばかりだった。冒険好きのネッシー発見に命を賭けてもいいという輩だった。探検隊は半分観光、半分真剣だったのだ。でもまあ、アメリカから借りた潜水艇のレンタル料が2時間2000万だったというから、どっちにしろ完全遊びではなかっただろう。当時の科学水準で出来る事は全部したそうだ。二基の魚群探知機で水平と垂直に電波をだして、細かい洞穴まで見たという。出てこなかったと言うことは、そこにはいない、という事になった。
 1993年にあの有名な写真が偽物だった事が分かった。撮影者の知り合いが亡くなる直前に告白をした。日本の探検隊がネス湖をはいずり回ってから20年後の事だ。
 この事を思うと、たったの20年だけど、世の中は変わったなあと思う。(リアルタイムで知っているわけでもないけどね)。色んな本を読んでいると、当時の風潮からして「秘境やそこにいるかも知れない未知の生物」は今ほど変な事ではなかった様だ。実際アメリカもソ連もイギリスも日本も、(あの東大も探検隊を出して雪男を捜した事がある)は色んなUMAを追いかけた。今この時代に国会議員が「ネッシーを探しに行きます」なんて言ってしまったら、一大スキャンダルになるだろう。当時はロマンがあった、とかそういう単純なものじゃなくて、熱い時代だったのかなあ、なんて思う。
 ちなみに写真は偽物だったと告白した人はスパーリングと言うんだけど、「スパーリングは何らかの圧力がかかったため発言させられたのだ」と主張する研究家も未だに存在する。

アマゾンとネッシー

 今日TVでアマゾンの不思議みたいな、僕が好きそうな番組をやっていた。案の定フットサルしていて途中からしか見ていないんだけど、キーポイントは5つの謎

2万個の連なる丘
総延長5000kmの直線網
ミステリーサークル
2000個の四角い湖
巨大な地上絵

なにやら面白そうじゃないか!アマゾンは人類未踏の地だから、不思議なものや古代文明があっても不思議じゃない。日本から調査隊が現地まで出向き、長い時間をかけて色々と研究をしたらしい。
 
 あまり知られていないけど日本は昔(1973年)本気でネッシーを見つけようとして膨大な金をかけてネス湖を調査したことがあった。当時は一代イベントになり、国内はその話題で持ちきりだったらしい。あまりの調査団の本気度と規模に、イギリスでは
「日本人は実はネス湖のそこにある石油を調べに来ているんじゃないか?」
という噂がたったほどだ。そして、その調査団を率いたのは石原都知事である。あの石原が!とこの話を聞くと誰もがビックリするけど、実はこんな事を言っている。
「怪物なんてない事は始めから分かってる!これは日本人の遊びの精神であると私は理解する」
と言っている。つまり、ギャグなんだから軽く受けたのだ。カッコよくない?
もっと格好いいのは、当時は根強い日本人軽視な価値観が残っていて、それに対するちょっとした反抗でもあったんだよね。
 どっちにしろ、こういった話題にはロマンがあって、男だったら誰でも気になると思う。矢追純一ものとかね。

切ないその2。

 切ない事について書いたら、なんだか世の中が切ない事に満ちている気がしてきた。子供の頃の話なんかをしていると周りの空気をこの「切ない感じ」が包んでくれて、とてもいい感じなのである。なんというか、いい大人が遠くを見ながらさあ、
「あの頃は・・・」
なんて言っていたら、それだけで切ない。
他にも

「ずっと好きだったんだよね・・・」
「結局はダメだったんだけどさ・・・」
「忘れようとしても忘れられないんだよね・・・」
「一生懸命だったんだよね・・・」
「あの時俺、簡単にあきらめたんだよね・・・」

なんてセリフを吐かれたら、僕はその場で泣いちゃうかも知れない。これらは昨日書いたようななんだか「ダサイ」に近い切ないではなかく、「悲しい」に近い切ないなんだよねえ。世の中の多くの小説や映画はこのポイントを良くわかっていて、そこを攻めてくるんだよねー。よく考えれば、「経験」という事自体切ないものなのかも知れない・・・。

切ない

 僕の知り合いで、昔つき合っていた女性と再会した時に
「今何しているの?」
と聞いたら、キャバクラの名刺を渡された奴がいる。その話を聞いた時は僕はもちろん大爆笑をしたけど、よくよく考えたら、あまり笑えないよね。彼はもろちんネタとしてその話をしてくれから僕も笑ったんだけど、その名刺をもらった時の彼の気持ちや、カードを渡した彼女の心情を思えば、そう明るい表情にはなれない。僕には一切関係のない話だとはいえ、切ない。
 切ないと言えば、僕には我慢が出来ない事が2つあって、一つは日本語が微妙に下手な外国人。必死に喋ろうとすればするほど空回りするその姿と努力がが切な過ぎるんだよねえ。もう一つは、人生を語る大人を見るとき。子供が人生を語る事も滑稽だけど、いい大人が自分の経験談をひけらかす姿のどうかと思う。このブログで僕も自分の考えをのべる事があるけど、その時はタイピングしながら脇から実は汗がダラダラと垂れているのです。いい大人がパソコンの前で自分の発言を吟味する、この姿こそ一番切ないのかも知れない・・・。

時効警察

 「時効警察」が面白い!ほとんどというか、何話しか見ていないけど。おまけに来週が最終回ということでやや食いつきが遅い僕ではあるが、気の抜けた感じがいいのだ。麻生久美子が今までとは違うイメージですごく楽しいコメディエンヌっぷりを見せている。最近見た「亀は以外と速く泳ぐ」という映画の感じに似ていると思ったら、同じ監督だった。「トリック」に似ていなくもないけど、もっとダサイというか、クスクスと笑ってしまう感じなのだ。
 実は今日、CFGの個人参加に行ったんだ。この時期どこを走っても工事中なんだけど、今日も走りながら車線規制があって嫌だなあ、なんて思っていたら、交通整理をするあの光る棒を持った警備員?の人がおかしな行動を取っていたんだ。スターウォーズに出てくるキャラで「ダース・モール」というのがいて、そいつは武器であるライトセーバーをクルクルまわすんだ。で、この警備員の人も両手に一本ずつもってクルクル回したり、脇との体の間を通したりしたのだ。そいつは交通を整理していたわけではなく、歩きながらどこかに移動していたんだけどさ、その姿はまるで武道に従順する格闘家のようで、運転しながらも見入ってしまった。あの赤い棒はシスライトセーバーの様に見えた!そいつの顔にはダース・モールのように刺青があるのでは!と思ったけど確認は出来なかった・・・。そのオトボケっぷりが「時効警察」みたいでちょっとシュールだったのだ。
 

死体

 昨日蝋人形の話を書いたら、昔読んだ本の事を思い出して本棚から引っ張り出し再読してみた。そこには19世紀の解剖学の話が書いてあって、どうやら「解剖ショー」が行われていたようだ。小屋に客を入れて、金を取って、死刑囚の体を解剖するサマを見せるものだった。つまり、「見せ物」だったのだ。そのルーツが恐らく蝋人形につながっていったのだろう。おおっぴらには言えないが、誰にでも死体の様子を見たいというダークサイドの興味がある。背徳感があって、倫理的に間違っている建前があるので誰も口には出さないが、そう言ったショーが昔あったって事は、人間性は変わっていないってことか。
 今日の練習後、イノ警部を中心にどざえもんの話のなったけど、これも同じ事なんだよね。怖いもの見たさ、なんだよね。ま、ある意味そう言った悪趣味が医学を進めてきたのだ。

蝋人形の館

 東京タワーに蝋人形館がある。拷問図や有名人の人形などがあって、ちょっとしたアミューズメントになっている。ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」はなかなか見ごたえがある。
 蝋人形という文化は1700年代の後半に確立され、その理由は「英雄や偉人のありし日々の姿を見たい」という理由から作られた。世界には多くの蝋人形館がある。
 有名どころでは、
香港のマダム・タッソー蝋人形館
ロンドンのマダム・タッソー
などがある。
 マダム・タッソーは「蝋人形師」とも言うべき人で、いろんな逸話が残っている面白い人物である。上記の二つの蝋人形館の目玉は有名人の人形であって、カイリー・ミノーグ、ベッカムなどの人形が人気のようだ。
 だが、蝋人形にはダークサイドがある。そしてもちろん、その側面が興味深いのだ。それは「死体」への興味から秘められた動機だ。 
 蝋人形は医学、解剖学を進展させた。精巧な人形は人体の構造をモデルにすることから始まるのだ。使われたのは死刑囚の死体なので、金で取引された。当時の人形はたくさん残っていて、上記の蝋人形館とはまったく違う味がある。(味といっていいかどうかは別として)。
 イタリアはフィレンツェにラ・スコペラ博物館がある。このリンクを見れば分かると思うんだけど、180%ちがうんだ、立ち居地が。(食事中の人はみないでね)
どういう人形があるかというと、人間の体の腐敗の進行を表現した人形だ。ペストに侵された死体が山のように折り重なった図。全て死と恐怖の図なのだが、あまりのリアルさにずっと見ていると腐敗臭がしてくる人が多いという話だ。
 さっきはダークサイドと書いたけど、どっちかというとこの側面の方が本当なんだと思う。人によっては悪趣味とも思うだろうが、これらをの写真を見ていると人間の好奇心というか、探求心を感じてしまう・・・。ウッチー当たりは分かってくれるはずだ。

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