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誰が正しいのか

 僕の立ち位置から見るとどう考えても僕が正しいのに、君の立ち位置から見ると君が正しいらしい。正反対の答えなのに・・・、どうなっているのだろうか。この問題には「初めから答えなんかない」という類の曖昧なものではなく、ハッキリとした完璧な答えはあるハズなのに、なんでこうも違うのか。
 二人だけだったら単純なのに、世の中には数えるのが面倒なぐらいの人数がいて、そいつら全員にそいつらなりの立ち位置があるかと思うと、答えなんてどんなに時間をかけても出ない。妥協点なんて存在しないし、誰もが納得出来る答えは存在しない。
 そこで出てくるのが多数決。とりあえず、納得する人が多い答えを採用する。すごく論理的で、頭のいい人が考えた、人間の知性が伺える解決方である。多数決は時には基準になり、時には正義になる。が、不思議と世の中は良くならない。それは多数決は「その問題に対し、どの答えが正しいか」を無視しているからである。一番いい選択をしたのに、一番大事な事を忘れている・・・。こういう事って多いんだよね。一番いいものを目指しながら極限まで絞り出したものは出発地点を忘れていた、見たいな・・。難しい。

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ペコちゃんの行く末

 大変な事になっていますねえ、不二家。食品関係の商売でネズミが出るのは当たり前。逆に出ない方がどんな薬を使っているのか怖くて食べたくない。僕もここまでは同情的な感覚を持っていたけど、分かっていて賞味期限が切れた食材を使う確信犯はちょっとねえ・・・。それを食べたからって僕は気付くかと言われたら恐らく気付かないけど、ちょっとねえ。
 社自らの不祥事で店舗は閉店。不二家本体はどうでもいいけど、必死で頑張っているフランチャイズ店舗が可哀想。ペコちゃんが出している舌は消費者へのアッカンベーだったのか・・・。
 何年か前に雪印が似たような問題があって、その時も今と同様に世の中がよってたかってイジめた。その時に自社の内容を見直したり、隠蔽したり出来たはずなのに、なんでそうしなかったのだろうか。止めて欲しかったのかなあ。
 ちなみに僕は学生の頃に某食品会社の食材倉庫でバイトをしましたが、そこにはねずみ取りがありました。捕まっている事は見たことなかったけど。

更新は必須だよ

 今日は運転免許の更新に行ってきた。普段仕事に行くより早く起き、普段仕事に行くときより気合いが入らず、普段仕事に行くときより現実逃避したくなった。免許の更新というのは、
1.正月に家族の家を訪ねる、
2.会社の忘年会
に次ぐぐらいの、人生のBEST3に入るぐらいの面倒な行事である。実は行こう行こうとしてすでに二日チャンスをサボっており、流石にここで行かないとしばらくは行かないな、と思って自分にムチを打ってでかけた。
 そして免許証といえば、写真である。人によっては凄く気にする人もいるが、僕はどんな写真に写っても黒い人にしか見えないので別にどうでもいいのだが、今回はある事を考えていました。そう、ユニ姿で撮ってやろうか・・・>、と。幸い昨日はユニを着用しなかったし、問題となるのは人の目だけか・・・。ま、胸の上部ぐらいしか映らないからそこまでのネタにはならないけど、普通に笑いは取れるかなあ、なんて思って決意した。ユニ姿で撮る!しかもセカンドで!と自分の中の勢いで決めたけど、今日の朝あまりにボケけていて肝心のユニを忘れてしまった。誰か代わりにやってくれ!
その代わりと言ってはなんですが・・・

フォトアルバム

ありがとうございました。

 いやー、今日の練習試合は良かった。楽しかったし、課題もでき、実りある話もできた。こういう交流戦はおそらくどのチームもやりたがっているハズ。ためになるし、情報も入るし、練習になる。しかも安く。
が、良く考えると結構大変な事である。相手チームへの連絡、時間の決定、会場の決定。どれも非常に気を使うのに、どうしても不満不平は出来てしまう。チームが3チームともなると労力は2倍だし。僕らは頑張ってれば良いだけだけど、それ以外で頑張っている人がいることを忘れてはならない。うん。
 それにしてもFANTASMAさんもパルプンテさんも若い・強い・上手い、という最近のフットサルで驚異に思う事の三要素をバッチリ押さえた好チーム。激しいゲームながらもマナーが良くて、非常に気持ちが良かったです。

新発見

 恐竜好きである事はここに何度か書いたと思う。きっかけはガキの頃にもらった図鑑で、当時の僕はその図鑑を毎日眺めては、将来インディー・ジョーンズの様に未踏の地で出会うだろう相手を観察していた。その図鑑は立派なもので、厚く、中身の濃いものであった。
 当時の僕はその図鑑に載っていないものはない!となぜか思っていて、載っていない恐竜を知ったは衝撃だった。
「え?これで全部じゃないのか!」
衝撃といよりショックだったのを覚えている。何だか信頼を裏切られた様な、自分が今までに信じたものは実は大したものでなかったような、なんだかよく分からない失望感だったんだよね。
 その後少しずつ大人になっていって、毎年新種が発見される事、図鑑に書いてあった恐竜の色は想像である事、恐竜はは虫類より鳥類に近い事など、次々とショックな事実を知ることになっけど、あれほどのショックはなかった。
 こういう何でもない事が結構ショックって子供の頃に多くあったと思う。全然色が違うキャンディーなのに全部同じ味だった時とか、欲しかったおもちゃが実は凄く程度の悪いものだったりとか。ああいうのって途中からなくなっていくんだけど、いつぐらいからかなあ。

物欲の解放

 海外からDVDを買っている事を書いてみたり、海外オークションでサッカーユニに手を出したりと、もう世の中で買えないものはないね、なんて自分の経験をたなにあげ、ネットは金儲けの道具であると思っていた僕、甘かったです。すみません!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
 そんな僕の甘っちょろい価値観を吹き飛ばし、土下座させた上にその後頭部を泥だらけの作業靴で踏みしめるニュースが飛び込みました。なんと、自分の人生をオークションに出品し、落札された馬鹿がいたのだ。
シドニー──オーストラリアの男子大学生ナイケル・ホルトさん(24)が今月初め、インターネット・オークション最大手のイーベイに「自分の生活」を出品、23日に7500オーストラリア・ドル(約70万円)で落札された。ホルトさんは24日、「落札者が現金で支払ってくれるのなら、きちんと手続きする」と話し、「名前」や「交友関係」などの受け渡し準備を整える態勢に入っている。 ニューサウスウェールズ州で暮らすホルトさん(http://www.nicael.com/)が出品したのは、「名前」や「電話番号」「交友関係」のほか、CDや書籍、衣服といった所持品など。中には、別れた恋人からのプレゼントだったランプも。 このほか、サーフィンや逆立ちの上級者でもあるので、こういった「技術」を落札者に教えることも可能としている。 また、親しい友人15人や知人170人とは、「ホルト本人と同様に」つきあえるほか、恋人候補の女性約8人を落札者に紹介するとしている。 ただし、学位や自動車の免許証、パスポート、将来相続する遺産や法的な身分は含まれない。 入札開始価格は5オーストラリア・ドル(約472円)だったが、入札数は48を超え、価格は7500オーストラリア・ドルに達した。

 売名行為かギャグにしか思えないけど、70万という価格も微妙である。少し本気で考えると、入れ替えの時の色んな場面が浮かんで中々楽しい。
 最初はやばい、ここまで来ていたのか!なんて思っていたけど良く考えたらネット社会への皮肉になっているのかなあ。そこまで考えていたらいいけど。

インターネットの最終地点

 物欲の解放には恐ろしい程の効果があるインターネット。クレジットカード一枚とマウスがあれば、この世で変えないものない、というぐらいにありとあらゆるものが売られている。僕はインターネットの存在理由はここにあると思っていて、つまり資本主義の最高の発明なのでは、と思っていた。が、最近NHKでとても面白い特集をしていて、インターネットの真の恐ろしさを知りました。
 20代前半のアメリカ人若者。彼は仕事をせず、googleに広告を載せる事で生活費を得ている。面白いのは彼は生活を全てgoogleにゆだねている。買い物はインターネットショッピング、料理はインターネットのレシピ、行き先はgoogleマップで調べる。決して引きこもりのオタクというわけではなく、ただ生活での行動を全てネット経由で行っているのだ。インターネット中毒といえば分かりやすく、僕らの誰にでもその気持ちを少しだけ理解できると思うけど、最近彼が始めたのは生活の記録である。会った人、食べたもの、買ったもの、見た映画、読んだ本、全てを記録しているのだ。ただのネット中毒ではなく、記憶までインターネットに頼っているのだ。これは大した事じゃないように思えるけど、考えようによってはその存在をネットに託している事になる。
 googleの最終地点は「この世の全ての情報を検索出来るようにする」である。彼はそれをふまえて、
「例え僕が死んでも、ネットの海の中に存在し続ける」
と言った時に僕は怖くなった。倫理的にとか、人間性がどうのこうのとかそんな安いものじゃなく、もっと根本的な恐怖を感じたんだよね。知らないうちに蝕まれているよな・・・。そしてそれを受け入れちゃっているような。インターネットの最終地点はここにあるのかなんて思ったら怖くなったよ、マジで。

八百長って・・・

 大相撲の八百長が話題になっている。普段は全く見ないので気付かなかったけど、思ったより大変な事になっているらしい。
 大相撲には武道であるという面がある。決してスポーツではなく、常に命のやりとりをする武道である。かと思えば興業としての一面もあるので、その立ち位置は難しい。現代では武道が本来の姿のままあり続ける事が難しい、という事になるのかなあ。大相撲の場合国技でもあるから、その扱いにはアンタッチャブルな所もあるし、その八百長について語るのはリスクの高い事なのだろう。
 とはいえ、八百長である。大相撲の歴史では八百長は何度も話題になり、その度に大騒ぎになっている。過去に告発者が怪奇な死を遂げた人もいるらしいし。ハッキリはしないけど、おそらくやっちゃってんでしょ?的な終わり方になっている。国技としては認めるわけには行かない、ていうのが実際の所だろう。
 ここでも問題にはなるのは八百長は本当に「悪」か?って所だよね。そりゃ裏で話を合わせた勝負っていうのはファンを裏切っていて全く持って話にならないけど、スポーツにはプロレスのような楽しみ方もあるし・・・。ファンを大事にしていると言う意味でもあるし・・・。どうなんだろ。賭博が絡んでいたら、そりゃ悪以外のなにものでもないけど。
 
 

SPAZIO

 最近@4、@16、と僕の間でインフルエンザの様に流行っているフットサルブランド、それがSPAZIOである。特にどのフットサルブランドに見向きもしなかった@4のハマリ度はすごく、もはや広告塔になっていると言っても過言ではない。人によってはスパッツィオ、またはスパチオと発音の仕方が違うのだが、公式にはスパッツィオである。
 フットサルブランドといえば、ATHLETAである。僕らのファーストユニとピステはそのATHLETA製であり、作成にかかる時間には定評がある(笑)。
 面白いのは自分の中で起きるブランドへの評価の変わり方。ATHLETAは僕にとってあまりにもブラジル度が高く、ずっと敬遠していた。そこで見つけたのがgol.であった。当時のgol.は今よりもずっとマイナーなブランドで、当時のデザインはアルゼンチンネタやマラドーナネタが多く、僕は信者に近いファンになった。数がとても少なく、質がいいgol.の商品は一点がそれぞれ高く、手を広げすぎた感があった当時のATHLETAの対局にある気がして僕は好きであった。ATHLETAの商品はセールになってもgol.はならない事が多く、それも特別感を煽った。が、宿命とも言うべきか、gol.もその後メジャーになり、キッズ、レディース商品を手がけるまでになった。おそらく日本生まれのフットサルブランドとしては初めての事ではないか?快挙である。が、それいいかと言ったらまた別の事である。
 そもそものSPAZIOとの出会いは、仕事上でつながりのある人の会社がSPAZIOを立ち上げた事だった。このブログで書いた「kappa」と「合羽」事件の事である。いま思い出しても人生の中で一度しかないぐらいのズッコケ事件である。あれから一年ぐらいか・・・。「何それ?」が「ああ、そんなのあるね」になり、「あ、あれでしょ?」になって、「いいんじゃない?」になり、少数派ではあるが「いいね」になった。残念な事に僕の懐に何も入らないけど。

ゲーセンウイイレ

 ここ何年かぶりにゲーセンに入りました。ゲーセンは世の中との流れがちがうのか、どこかしこもタバコの煙で一杯で、異常に大きい音量とセットになっていて、なんだかクラクラした。
 ゲーセンに久しぶりに行った理由はアーケードウイイレである。そのままウイイレのゲーセン版なんだけど、バイトから非常に面白いことを聞かされて、ちょっとやってみようと思って行ってきました。
 僕の時代のゲーセンというのはアンダーグラウンドな立ち居地にあって、決して健全な場所ではなく、50%の客は不良と呼ばれる人種であった。今のゲーセンではそういった人はいなく、オタクっぽい人ばかりであった。
 で、ウイイレのウリなのだが、全国のゲームセンターにいる人と勝負が出来るのだ。そして、なんとPS2のコントローラーをそのまま使っているのだ。ゲームの筐体にそのままコントローラがついていて、家にいるときと同じ環境でプレイできる。とりあえず一回ネット対戦をしてみる。なるほど、コントローラーなので、家でやっているのと同じやりやすさである。が、いかんせんに腕に自信がないので、常に押し込まれぎみ。試合は引き分けに終わり、ゲームオーバー。どうやら引き分けでは終わりになって、またやりたかったら100円を投入しないといけないらしい。楽しいのでもう一度やろうと思ったが、だったら自分の家でやればいいんじゃないか?・・・・・・と思ってしまった俺はそのままゲーセンを出た・・・。

みんなお疲れ。

参入戦会議に行って頂いた@7と@16、お疲れ様でした。PIVOカップに行けた團員もお疲れ様でした。結果は後で聞くからおぼえておいてください。
 組み合わせも決まり、いよいよ本番がやってきたって感じですか。ここんとこ@1の怪我や@8の骨折などがあって、どうなるんだ?!て感じだけど、アイツらの分も頑張らないといけません。
 ここまで来たら特別に言うこともなければ、気持ちの上で確認する事もない。なんだか清々しい気持ちがします。物事は案外単純で、僕はその単純さが好きです。競技思考の良いところはそこで、オール・オア・ナッシング。勝てば天国、負ければ地獄。それだけ。分かりやすくて良い。僕らは勝った喜びも知っているし、負けた時のあの形容しがたい感情を良くしっている。やることは一つだけ。

マリー・アントワネット

 今日からソフィア・コッポラの新作「マリー・アントワネット」が公開される。とても楽しみである。
 ソフィア・コッポラはあの「ゴッド・ファザー」のコッポラの娘であり、映画監督、脚本家、女優、写真家、ファッションデザイナーであるとともにその存在はガーリー文化の代表的な存在である。お洒落、なのである。
 ガーリー文化は僕とは程遠いところにあって、おまけに親の七光りでしょ?的な先入観もあって、僕は斜めに構えながらデビュー作「バージンズ・スーサイズ」を鑑賞したのだが一発でやられた。ま、まぐれもありえるので二作目の「ロスト・イン・トランスレーション」で評価しようと思ったけど、これまた完璧な映画でまたまたやられた。大きな声ではいえないけど、ファンになってしまったのだ。
 コッポラ一家といえばヨーロッパの映画界を代表するような映画界のドン。権力はありすぎるぐらいにある。ソフィアの監督デビューを知った誰もが「親父の力で監督になれたんでしょ?」と思ったはず。ソフィアは親父の映画に出されるぐらいに寵愛もされていたし、金、コネとはそのまま使えるだろう。が、よく考えたら明らかにマイナス。親父と比較されるだろし、口をだされるだろうし、コッポラの名前はプレッシャーになる。ソフィアはそれを予想し、親父とある程度距離をとりつつ小規模の予算で映画を作ってきたので好感が持てる。が、一番の好感もてる所はソフィアの外見がなんとも残念な感じがあって、おそらくそれが人から反感を買わない理由だと思う。
 ガーリーだのお洒落だのといわれると何だかいけ好かない感じがするけど、おそらくそれは日本サイドで勝手につけたイメージで、本当はそんな人ではないのかもしれない。案外親父と仲が悪かったりして。

受賞辞退

 キムタク主演の山田洋次監督の新作「武士の一分」が話題になっている。封切り前してにすでに海外での公開も決定していて、現在好調な邦画界をますます盛り上げている。が、ここで面白い事件が起ききていたのだ。
 キムタクサイドが日本アカデミー賞の「優秀主演男優賞」を辞退していた。受賞は他に「明日に記憶のケン・ワタナベ、「ゆれる」のオダギリ・ジョー、「THE有頂天ホテル」の役所広司など、現在の日本の映画界を代表する役者ばかりである。キムタクは山田洋次監督から絶賛されており、期待は膨らむばかりだが受賞の可能性は少ないとされている。辞退の理由としては「他の優秀男優のみなさんと競わせたくない」という発表があったが、これはジャニーズのイメージ戦略である。勝つ可能性が低い戦いにわざわざ出向いて負けてしまったら、キムタクの商品価値に傷がつく事を避けているのだ。
 日本レコード大賞への不参加表明など、ジャニーズはこういった賞を辞退する事は多いらしい。勝てない勝負しかしないと非難されてもおかしくない。が、ここで面白い事が起こる。「硫黄島からの手紙」に出演した二宮くんがアカデミー賞にノミネートされる可能性がでてきたのだ。もしノミネートが決まってこれを受けてしまうと日本アカデミー賞に泥を塗ることになってしまう・・・。
 いくら賞としての知名度や格が違うといっても、日本アカデミー賞をバカにはできない。かといって、
「競あわせたくないから」という理由でアカデミー賞を辞退する事もできない。特にアカデミー賞へのノミネートはケン・ワタナベ以来だし、受賞してしまったら日本映画界の大躍進となる。どっちに転んでも痛い状況になっているのだ。
 悲しいのはキムタクも二宮くんも俳優として名監督に認められている才能なのに・・・、という所にある。ジャニーズは子供の頃から教育され、そのプロ意識は高く、おまけに真面目で礼儀正しいワリには斜めに見られる事が多いから、なんとも不思議な存在である。アイドルという看板はプラスにもマイナスにもなるのかなあ。
 とにかくこの先の展開が気になる・・・。

ワコールサンガ

 キターーー!!ついにJリーグに新しいブランドが参入!そのブランドは下着で有名なワコール!ユニの発表を首を長くしてまっていたのは、面白い珍品が出来るのでは!?と邪な期待をしているから!
 サンガはJ2でこの一年を戦う事になっている。心機一転チーム名からパープルを取り、京都サンガに改名。ユニの色もパープルを変えるのでは、という憶測もあったがデキはこんな感じ。思っていたよりもずっと格好いい!

 近々僕の店のバイトが製作に参加した映画が公開される。大学を卒業するとともにその製作会社へアルバイトとしての入社が決定していて、自分が望んだ映画製作への道に進む事になっている。製作に参加したというと格好良く聞こえるけど、実際は名もないただの大学生なので、仕事は主にパシリ、力仕事、キツイ仕事を交通費もでない無給で行う修行みたいなものである。彼はそこでコネを作り、大学後の進み道を自分で開いた。
「手伝い」だった今回よりもきっとこれからの方が大変である。映画関係を仕事にしたい若者はたくさんいるわけで、彼もその一人に過ぎない。ただ彼はすでに奴隷のような現場をも体験しているので、一歩リードしているのかも知れない。

 自分が好きな事を仕事にしたい人はたくさんいるけど、彼のように高いハードルに体当たりで挑んで行く人は少ない。多くの人は自分が何が好きか、何がしたいか、何が出来るかを分からずにその時にある選択肢の中から選んで生きて行くんだけど、彼は自分でその選択肢を作ったんだよね。この差はどこから来るのかは分からない・・・。普段全く喋らない寡黙な奴だけど、全然年上の僕かれ見れば凄く格好いい。エンドロールに名前が乗るらしいので、そのためだけでも見に行きたい。

バラバラ殺人

 こうもバラバラ殺人が続くと流行か?とか思うけど、実はこういった猟奇的な犯罪はポツポツと起こっていて、そう特別な事でもないようだ。今回はやじうま的に世の中が関心を持つケースなので、こういう事になっている見たい。
 猟奇的な事件といえば、阿部定だよね。今でもそんな事件が起きたらとてもセンセーショナルな事なのに、昭和11年の事だから天地がひっくりかえる様な事件だったに違いない。
 待合(当時のラブホ)に男性の死体が発見された。遺体は性器を切り取られており、左腕には「定」と刻まれていた。シーツには定吉二人キリと血で書いてあった。
 定は二日後に逮捕される。彼女は綺麗な着物を着ており、なんの悪びれもなく微笑む写真が新聞に載った。彼女は切り取った男性器を帯びの間に挟み大事に常に持っていた。前代未聞の猟奇的な犯罪で、裁判の傍聴希望者は列を作ったらしく、定は不思議と人気者になっていくんだよね。
 実はこの事件には裏があって、2.26事件の直後だったんだよね。この事件をあえて大々的に報道する事で国民の関心を政治不信から遠ざけたのだ。政府がやることはいつの時代になっても変わらないから、今もそうだったりして。

ユニ2007

 最近@9が練習に来ないせいか、ユニの話が出来る人がいなくて困る。最近ではオークションへの出品も少なく、僕がバカ収集しているアルゼンチンユニの動きは鈍い。ナショナルチームのユニ変更はしばらくないので、しばらくはこのままの停滞が続くのかな。
 通年だったら今頃僕の家にイギリスのユニ通販サイト、Subside Sportsのカタログが届くはずだが、今年は買い物をしていないので恐らく来ないだろう。このカタログはなかなか立派なもので、ある意味どんなエロ本よりも何回も見てしまいます。
 とはいえ、来シーズンに向けてのJリーグの新しいユニが発表される時期になりました。昨年はジュビロがいいネタをかましてくれたので今年も期待である。今回の目玉は名前からパープルが消えた京都サンガのユニ。サプライヤーがなんとワコールなのだ。ワコールと言えば下着が浮かぶ。きっと肌触りのいいユニになるに違いない。JEFもやっとミズニを卒業し、KAPPAになる模様。JEF以外にもKAPPAみになるチームもあって、躍進の年になりそう。レッズはvodafoneがなくなった後も胸に入ったままプレーするという珍事件もあったし、新しいスポンサーがどこになるかが楽しみだ。

自分探し

「自分探し」という言葉は日本文化独特のものであるらしい。一見崇高で立派な行為に思えるけど、実は責任逃れや現実逃避の側面もあって、必ずしもいい事とは言えない。これは教育による違いで、フランスでは「自分で考えさせる事」を重視した教育になっているので、20歳を過ぎて「自分探し」と言い出す人はいないようだ。18を過ぎたフランス人には自分なりのありたい姿、人生目標、政治的な見解までしっかりしているらしい。ダバディの言葉である。
 住んでいる国や国籍によって成熟度のちがいがある事は認めざるを得ない。文化、経済的なレベルが違うから当たり前の事である。何歳を持って大人というかは分からないけど、成人式を見る限り未来は暗い・・・。

ラモス

 今スーパーサッカーでのスーパーサッカーチームVSなでしこオールスターズを見ているけど、ラモスはすごい!技術はそう衰えないというけど、その通りだね。福田、小倉、中西、相馬、加藤(極楽とんぼ)の中ではやっぱり一番上手いけど、体力的に一番上ってのもどういう事?今年で50なのに30前半の他のメンバーより走っているし、ディフェンスもちゃんとやっている。ま、本気度が一番高いってことはキャラ的にあるけど、他のメンバーから見ればやりにくいだろうなあ。ここまで来るとブラジル人と日本人の違いになってくるのかなあ。 

表情ゆたか

 「どんな女性のタイプが好きですか?」
という質問はなかなかの難しい質問である。芸能人でもないかぎりそう訊かれる事もないだろうし、いざ訊かれても相手はそんなに真剣に知りたいわけでもないので、テキトーに流せばいいのである。しかし、自分はどんな人が好きなのかを知る事はとても大事なことである。
 実は最近僕はこの質問を受けてしまって、とても悩んでしまった。悩み抜いた結果
「良く分からない」
と答えてしまって、30になる直前の男の未熟さをさらしてしまった。
 自分はどんな人が好きなのか・・・。そもそも自分の事を好きかどうかも良く分からないのに、人の事なんてもっと分からない事は当たり前である。
 そこで僕は思いつきました。どういった人が好きか。それは「表情豊かな人」です。いや、案外普通?実は動物でも表情豊かな動物というのがいて、僕はそう言った動物が大好きなのです。ま、動物と人間ではそりゃ違うけど、表情豊かな女性というのは見ているだけで楽しいものです。次回同じ質問をされたらそう答えようと思っているのだけど・・・、おかしいかなあ。

ダイエット

 僕は未だかってダイエットをした事がない。体重を全く気にしたことがないし、今自分が何キロかさえ知らない。腹筋さえ割れていればそれでいいか、と思っている。
 僕は高校の時に部活をしていなかったので、毎日スポーツジムに通っていた。当時は筋肉ばかりを作ってガチガチな体になり、身長が伸びなかった・・・、と僕は思っている。とにかく当時の僕の体脂肪は7%であった。その頃活躍していた前園選手は8%だった話を聞いて、
「ゾノもまだまだだな〜」
なんて思っていた。今当時の事を思い返して見て、当時の僕は異質な精神状態だったのではと思う。16、17の健康な男性がなんの目標もなく毎日体を鍛えて体脂肪を一桁にするなんて、よっぽどマゾかナルシストか頭がおかしくなきゃ出来ない事である。デフォルト状態の体というのはすぐに変わっていくけど、ある程度鍛えると次のステップに上がるのはとっても苦しい。筋肉というのは単純で、負荷をかけたらかけた分だけ大きくなっていくのだけど、腹筋なんかは鍛えすぎると小便する時に変な所が痛くなるからね。
 僕は食べ物にまったく執着しないので当時はダイエットだとは知らずに当時は甘いモノを食べていなかったけど、人によっては結構苦しい事なんだよね。かと思えば、女性の雑誌にはダイエット特集のあとに平気でスウイーツの記事があったりするけど。ダイエットなんて食べる量を減らすか、食べなきゃいいんだから〜、とダイエット関係の特集を見たりすると思う。

本当は野生なんだから

 なにやらディズニーランドのかぶりモノキャラ、ティガーがやらかしてくれたらしい!ニュースで見る限り、一緒に写真を撮ろうと隣に立つガキの肘関節を右腕でキレイに極めながら、左手で顔に張り手を食らわすというなかなか高度な技を披露してくれた。ガキが事前にティガーにいたずらをしたなどの事はないようで、ティガーがなんの前触れもなく取った行動らしい。新年早々面白いニュースだ!ディズニー側は従業員を停職処分にしたうえで謝罪を行った様だが、ガキの父親は納得いかない様子で、これからの展開が楽しみである。
 いやいや、久しぶりに笑えるニュースである。何が面白いかっていうと

@ ディズニーが中に人が入っている事を認めた事
A 謝罪をした時にどんな姿だったのかが非常に気になる事。
B 実は3年前にはティガーが女の子の胸を触った事件があって、その時は違う人が中に入っていた事。

 @は仕方のない事ではあるが、ディズニーとしては非常に難しい判断だよね。悔やまれるのはティガーではなく、なんでミッキーじゃなかったのか!
 Aはもっと面白い。謝罪した時はティガーの格好だったら笑えるし、頭だけ取って「すみません」とか言ったらもっと笑える。それも汗だらけだったら最高。ティガーの格好ではなかったら、本当にその人が入っていたかどうかわからないし・・・。役職にティガー担当とか書いてあったりして。
 Bは面白いというか、不思議だよね。なんでティガーだけそうなるんだ?身体を包むキグルミが薄く、ムラムラしちゃうのか?それとも何かの呪い?ディズニーの中でティガーは地位が低くてそこら辺のバイトが中に入っているのか?

 いやー、非常に希望が膨らむニュースだね!こうなったらそのシーンがプリントされたTシャツは絶対発売されるし、ディズニーのキャラで誰が一番強いんだ?見たいな討論になっていってもおかしくない。是非とも話の分かるプロレス団体に相談してレスラーにティガーのマスクを被ってもらうのもいいなあ。決め技はアームロックからの張り手にして。ガキの親には出来るだけごねてもらってこのニュースを引っ張って欲しいなあ。

時代の境目

 

僕はスタローンが好きである。だいぶ前の日記で「ロッキー」について必要以上に熱く、しかも予定より長く書いてしまった。
2005.11.1
2005.10.29

書いている間は興奮していたが翌日になって、「こりゃ長すぎて誰も読まないな」
と思った事を覚えている。
 その時のどうしても分かって欲しかった事は、映画「ロッキー」はアメリカン・ニュー・シネマの波を殺し、現代のハッピーエンド主義を作った事。当時の映画で愛は存在せず、正義は幻想で、自由はない。主人公が必ず最後に死ぬ。ベトナム戦争で苦しむアメリカを繁栄しているので、とりあえず暗い。主人公は反体制なんだけど、必ず体制側に殺されたり、個の無力さを思い知り映画は終わる。アンチ・ハッピーエンドなのだ。それを変えたのが「ロッキー」である。ロッキーはアポロには負けるが、誰が見てもロッキーは勝者である。それはロッキーが死にも狂いで努力し、ただのゴロツキだった自分との戦いに勝つからだ。それは当時のアメリカに対するメッセージでもあるんだよね。
 で、ついに今年、ロッキーの最新作が公開される。スタローンは60にしてまたリングに上がる。この映画の制作発表された時は誰もが「ププッ(笑)」と笑いを噛み殺したけど、以外や以外なんと批評家に絶賛されていて興業成績もいいらしい!!
 実はこの新しいロッキーはまた時代を変えるのでは、と思っている。それは「マトリックス」以降氾濫したCG多用映画に誰もが飽きているからだ。時代は繰り返すもので、もしかしたらまた単純で分かりやすい映画の時代が来るかも知れない。そんな事を思っていたら、「ダイ・ハード」の新作もあるらしい。「ダイ・ハード」も「ロッキー」も痛みを感じさせる映画なんだよね。殴られたり、裸足でガラスの破片の上を歩いたりして。
 ま、何よりもロッキーが階段を駆け上がるあのシーンにはどんなCGも叶わないしね。本当に楽しみである。ちなみにここで予告編見れます。僕はそれだけで泣きます。

不便さを楽しむ たまごっち携帯卒業の巻

 そして現代を代表する文明の利器と言えば、携帯電話である。現代人にとって携帯電話は世の中と自分のつながりを実感させてくれる道具で、ある意味ドラえもんが出せるどの道具よりも残酷で便利なものである。
 最近僕の中で沸々と機種変更への興味が沸いてきて、色々と機種を調べていた。ナンバーポータビリティのおかげで現在使用している会社以外の機種も射程内という事で逆に困るぐらいの選択肢があって、おまけに料金プランを考えると、みんなには悪いけど糸電話にした方がいいかな、なんて思います。少なくとも気持ちは伝わるぜ。
 というわけで写真の携帯はNOKIA NM850iです。ノキアという会社の商品で、今回いいなあと思っていた携帯です。が、不人気な海外メーカーのモノで人気、需要がなく、どこに行っても置いてない。僕は社写真だけで実物を見た事がなく、妄想だけが膨らんでいた。
 で、昨日偶然にも見つけたんだけど、とても大きくてビックリ。手のひらにズッシリと重く、これで人を殴ったら死ぬぐらいのサイズ。みんな知っての通り僕は携帯には「大きさ」以外の何かを求める事はないのでとても残念・・・。昨日は不便さを楽しむなんて分かった風な事を言っちゃったけど、所詮そんなもんか。

不便さを楽しむ

 僕の知り合いに原付バイクが三度の飯より好きなやつがいて、自分が生まれた時に生産されたバイクに乗っている。オークションで購入ひてわざわざ関西まで見に行き買った。このバイクが機嫌が悪いのかエンジンの掛かりがイマイチで、生意気にハイオクで動いている。
 こだわりがある人にとっては愛する物体の不便な所、ウィークポイントが逆に愛を高める原因になる。
「そういう所が可愛いんだよ」
「俺が大事にしてあげないと、誰がしてあげるんだ?」
みたいな感じで。
 僕が今回買った車は2人乗りである。結婚しているわけではないので一切の迷いはなかったけど、フットサルをやっている事が唯一心に引っかかった。2人乗りのうえ荷物が極端に入らない構造でもあるし・・・。考えに考えた結果、「後悔するのもいいか」と思って買った。古い車で探してもなかなかなく、やっと見つかったっていう事も原因の一つではあるけど。
 生活に必要なモノで便利以上に何かを求めるのはとっても贅沢な行為だと思う。好きだから、という理由を通して自己満足に浸れるのは贅沢だよね。それが人に理解できても出来なくても関係ないしね・・・。

迷宮入り犯罪史B 帝銀事件

 戦後すぐ、日本政府がGHQの下に位置していた時代に起こったのが帝銀事件である。古い事件ではありながらもその爪痕が大きく、現在も戦いは行われている。
 1948年1月26日の午後3時過ぎ、東京都豊島区にあった帝国銀行椎名町支店に、東京都防疫課員を名のる中年の男があらわれた。男は白衣を着ており、その腕には「防疫班」と書かれた腕章が付けられていた。男は実在する厚生省技官の名刺をさしだし、近所で集団赤痢が発生したことを理由に銀行員ら16人に予防薬と称した薬を2回にわけてのませた。薬は実は予防薬ではなく、青酸化合物であった。男は現金と小切手をぬすみだして逃走した。12人が死亡し、4人が重体となった。
 犯人として平沢貞通という画家が逮捕された。55年4月6日に死刑が確定したが、証拠とされた平沢の自白も取り調べが拷問に近かった事や精神病の疑いもあり、冤罪であるとしてその後何度も再審が求められた。平沢は獄中で3度の自殺未遂を計るがことごとく失敗。1987年に八王子医療刑務所95歳で肺炎を患い病死。その後も養子と支援者が名誉回復の為の再審請求を続けている。
 この事件の裏には731部隊があったと言われている。犯人は薬品の使い方に非常に長けていた事、新聞社に政府からの圧力があった事、そしてGHQが731部隊の研究成果を欲しがっていた事などがそうだ。
 銀行とは言っても戦後直後の当時は立派な建物ではなく、現在の質屋に近いものだと言われている。戦後直後のその時代に警備の概念があったかどうかも分からない。そして赤痢が猛威を振るっいた事もこの犯罪の成功の一つとなっている。しかし、何よりも、GHQの存在が影を落としている。GHQを通さずに何も出来ない当時の日本政府のこの事件に対する熱意、そして上から「深入りするな」の達しがあっては何もできない・・・。

迷宮入り犯罪史A グリコ森永事件

 1984年3月18日午後9時3半、江崎グリコの江崎勝久社長が、兵庫県西宮市の自宅に侵入してきた3人の男に全裸のまま誘拐された(入浴中だった)。身代金10億円と金塊100kgをヘリコプターからばら撒くよう要求されるが、3日後の3月21日に警察に保護された。監禁されていた小屋から自力で抜け出したとされる。事件は収まったかに思えたが、4月7日に犯人グループは、「かい人21面相」と名乗り、「けいさつの あほども え」との書き出しで始まる脅迫状を新聞社に送りつけた。脅迫状には「青酸ソーダ入りのグリコ製品を置いた」とあり、その予告どおり、江崎社長の自宅がある兵庫県西宮市内のコンビニから「どくいり きけん たべたら しぬで かい人21面相」と書かれた紙が張られた菓子が発見された。菓子には実際にシアン化ナトリウムがいれらていた。防犯カメラに犯人と思われる「野球帽の男」が映っていて、警察はその男の写真を公開したが有力な手がかりはなかった。
 その後犯人は丸大、森永、ハウス食品、不二家に脅迫状を送っており、新聞社に挑戦状とも取れる警察をバカにするような文面や、自分たちの残した遺留品の出所を教えるような文面も送っている。この事から当時のマスコミから劇場型犯罪と呼ばれた。
 1985年8月12日(日本航空123便墜落事故と同日)「もうゆるしたろ、くいもんの 会社 いびるの もお やめや・・・悪党人生 おもろいで 」
との終了宣言みたいな文面が送りつけられた。その後完全に犯人の動きがなくなり、2000年、時効を迎える。正体、動機が不明のまま。
 実は捜査の途中で警察は犯人に職質をかけながら逃しているミスも起こっている。映画さながらの展開で、マスコミをもおとりにした捜査も行われたり、カーチェイスもあったり、「24」の様な攻防戦もあった。死者、けが人、中毒者は出ることはなかったが、脅迫された会社の損害は大きく、工場を閉鎖したりした。警察側からは自殺者も出ており、当時は本当に大事件であった。結局犯人は何も得ることはなかったが、警察を通さないで会社と犯人の間で裏取引があったのでは、と言われている。
 こうなると「面白い事件」なんて言えないんだよね。この事件後30件以上の模倣犯があったけど、全員捕まっているんだよね。捕まらなかった犯人はいかにして捜査網をくぐり抜けたのか・・・。

迷宮入り犯罪史

 未解決のまま時効を迎えた犯罪で有名なものといえば、三億円事件である。内容に関しては説明するまでもなく、そしてあのキツネ目男の写真はあまりにも有名である。三億円事件は暴力に訴えないその鮮やかな犯行とその怪傑さから良くも悪くも多くの人の感心を集めた。
 とにかく三億円の現ナマを盗ったわけだから、当時の給料やボーナスは現金払いだったんだよね。この事件を境に銀行振込が主流となっていくわけだから、影響は計り知れない。犯人は多くの遺留物を残していたのですぐ捕まると予想されていたのだが、どれも大量生産のものばかりで役に立たなかった。時代が味方だったんだよね。
 この事件で面白いのは、あの有名なモンタージュ写真は事件と無関係の、すでになくなった人の写真であった事。写真はモンタージュ、つまり「こんな感じの顔」のハズがいつしか「犯人はこの人」になってしまって、イメージが強すぎて逆に犯人を逃してしまったのでは、という切見方ある。三億円事件には都市伝説レベルの話もたくさんあって、例えば
「犯人は警察の偉い人の息子で事件直後に自殺している」
「事件はでっち上げで、当時先鋭化していた学生運動のアジトをローラー捜査するための理由作りである」
等がそうだ。
 三億円の札は全て番号を記録されていて、現在までに一枚と使われていないと言われているが、これは正式発表があったかどうかたしかではないので真相はわからない。未だに色々な本が出たり、映画になったりする事を見ると、興味をそそるものではあるんだよね。

 三億円事件の魅力というのは、誰も傷つける事なく犯行に及び、成功してしまった事(保険会社は大変だったろうけど)。日本の警察の優秀さや事件の話題性を思うと当時の警察は死にも狂いで総力を上げて捜査したんだろう。その網をかいくぐった上金に一度も手を付けない犯人。当時の権力に対する嫌悪感に完璧に答えている。完璧な計画に見えながらも、そうでもない遺留品の残し方。そしてこれらのどれもが決定打にならない強運。うーん、興味深い。

福袋

 この時期になると福袋の話題になりますね。今日の朝も福袋に命をかけた母と娘の奮闘記をテレビでやっていて、
「お母さんカシミヤとったよ!」
「今年は25万円で100万ぐらい買っちゃったね!」
という会話にクラクラしました。
 都内のデパートをダッシュで行き来する親子は頼もしく、重い袋をいくつも抱えながらもまだ買う事に執念を燃やす姿には鬼気迫るものがあって、知りもしないバブル時代を思い出しました。後半の方では抱えている袋自体が武器になっており、袋で隣の人を牽制しながら人混みに飛び込み有利なスを確保する姿はアスリートに見えました、本当に。
 以前にも福袋で痛い目にあった事を書いた。あれから僕は福袋を買わずに、気に入ったものを高い値段でも買う事にしている。欲しいものを一つ買うか、安い値段でより多くのものを買うか、意見が別れる所ではある。
 商売側からいうと、福袋には在庫整理という側面は絶対にある。僕がユニを集め始めた頃にはサッカーユニ関係の福袋には必ずフェイノールト小野が入っていた事もあった。が、現在では中身が見える福袋、中身が選べる福袋もあって様変わりしている。本来福袋にははずれてもいいという余裕、遊びの意味もあったと思うけど、それも時代か・・。

マトリックス

 「セカンドライフ」というネットゲームをご存じでしょうか。ゲームであるかどうかが微妙な所で、一番近いのは人生シミュレーターでか?。
 とりあえず仮想空間に広大な大陸があって、そこで自分で作ったキャラを操りながら生活をするというゲームである。その仮想空間がリアルで、本物の広告もあれば、自分が作ったものを売る商売人もいる。面白いのは、仮想空間での金を本物のドルに変える事ができるのだ。日本版がまだないようで日本ではイマイチ知名度が上がってないけどアメリカでは中毒者が出たり、仮想空間と現実とのギャップについていけず、精神的におかしくなる人も多い。仮想空間では高級車を乗っているという理由で現実の世界で大きな借金をして高級車を現実で買ってしまった人もいる。
 一見世紀末的なニュースの様に聞こえるけど、実際はどうなのだろうか。僕はオンラインゲームすらやった事がないのでどんなものか全くわからないけど、楽しいのかなあ。そして仮想世界と言えば映画「マトリックス」。映画のように僕らの人生も実は機械に見せられている夢かも知れないので、その夢の中で機械を作ってその中でも人生を体験する夢をまた作っているわけになる。う〜ん、ややこしいい。仮想の中なら俺もフットサルうまくなれるかなあ。

正月らしいこと

 皆様、あけましておめでとうございます。2007年はみなさんにとって実り多い一年になる事を願っています。
 さて、毎年の事ではありますが、僕は朝から晩まで仕事。ここ何年か正月気分と言うのを味わった事がありません。僕だけではなく、サービス業の人たち同じじゃないでしょうか。年々正月のありがたみは消えていって、普段と変わらない一日、いや、忙しいだけあって普段より少しメイワクな季節になっています。1月1日から営業!だけではなく、特別なセールをする事が一般的になって来ているからね〜。嫌な世の中になっています。
 というわけで、今年は少し正月っぽい事をしようと思って、新しいエアモック(スモーク)を卸ろしました・・・。普段から僕は毎日エアモックを履いているので気付く人はいませんが、僕は心の中でルンルンでした。

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