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忘れ物番長

 本日未明、フットサル馬鹿集団Floriano'のメンバー@21アキさん(28)のゲームパンツが行方不明になる事件が起きた。アキさんは30日の朝、フットサルコミュニティ浜野の大会に参加しており、同大会で着用したゲームパンツを紛失した模様。一時は諦めかけていたのが、懸命な捜査によりパンツはフットサルコミュニティにある事が判明、事件解決となった。捜査の過程はメールにてチーム全員に行き渡り、@6ユキさんは
「アイツどうしょうもねえな」とコメントしている。@6ユキさんがコメントを発表した刹那、同チーム@21ダイから@6ユキさんの元にメールが入り、
「@6ユキさんが昨日忘れたインナーシャツ、僕が預かっています。木曜日に持っていきますね。」
それを受け@6ユキさんは
「・・・・・・・・・・」とコメント。
調べてみた所、過去にも@6ユキさんには余罪があった。

@ JFE体育館にてお気に入りのエアモックを忘れる。同チーム@8カワが預かる。
A CFGにてゲームシャツを忘れる。スタッフが預かる。
B 千葉公園体育館にてチームユニフォームを忘れる。同チームのメンバーで團長の@5タカダが預かった上に洗濯。
C フットサルコミュニティ美浜にてソックスの片方だけを忘れる。同チームのメンバーで團長の@5タカダが預かった上に洗濯。
D フットサルコミュニティ美浜にてスウェットを忘れる。同チームのメンバーで代表の@7ヒルが預かった上に洗濯。

@6ユキさんは
「反省しています。みんなありがとう」
と供述しているが、上記のもの以外にも余罪があると見られ、厳しい追求がこれから始まる。

お疲れ様でした。

 朝から大会お疲れ様です。結果的にも個人的にのも悔いの残る大会ではありましたが、ま、とりあえず同じミスを犯さないように気をつけます。つーか、それしか言うことないんだけどね。今まで負けた試合はたくさんあったけど、こんな感じの後味の悪い負けはここんとこ久しぶりだったので、かってではあるけど市リーグの再開を少し前にして逆に良かったかなと思います。今は上手く行っているとは思えないけど何かをやり出した時は常にそうだったから、ここが頑張りどころですか。これからはもっと暑くなるし、精神的にも戦術的にも体力勝負となっくるので頑張りましょうー。練習あるのみです。

 

CHE VIVE 2

 ゲバラの一番カッコいいところは、アメリカにケンカを売ったことである。最後まで帝国主義に反対し、ボリビアで暗殺されるまでアフリカでも戦った。カストロと意見別れをしてキューバを去る時に書いた手紙なんかは読んでいるうちに泣いてしまう程の文章で、特に自分の奥さんと子供たちにあてた手紙は暗記したいほどに格好いい。カストロに宛てた手紙はカストロ自身によって全キューバ国民に読まれ、この手紙では自分の信念に対する自信と覚悟が見え隠れてしてこれまた格好いい。
 そう、格好いいんだよね。イメージとしては葉巻をふかしてるあの写真が有名で、ビジュアル的にもいい。文才もあったし、医者でもあったし、戦士でもあった。そう言った強いイメージとは裏腹の喘息に苦しんだ実情もあって、人間味もあるんだよね。英雄でありながらも民主に近い一国のリーダーその姿も現在の社会ではありえないだろう。
最後にゲバラ名言。

娘にあてた手紙
「世界のどこかで、誰かが蒙(こうむ)っている不正を、心の底から深く悲しむことのできる人間になりなさい。それこそが革命家としての、一番美しい資質なのだから。」

自分の護衛に言った言葉
「俺を守る暇があるのなら勉強しろ。サボったら牢屋行きだぞ。」

自分を殺す相手にかけた最後の言葉
「ここにいるのは英雄ではない。ただの一人の男だ。撃て!臆病者め!!」

CHE VIVE

 家に帰ったらゲバラの伝記書が転がっていた。どうやら弟がブックオフで買ってきたもので、100円の値札が貼ってあった。安い!で、ぺらぺらとめくって読んでみた。
 ご存知の人も多いけど、ゲバラはアルゼンチン人で若い頃に南米大陸を縦断し見識を広げ、キューバ革命に参加し、最後にはCIAに暗殺されている。男前なうえ、自分の信念を曲げずに貫いたその生き様は時代を問わずに多くの若者の心を捉え続けている。
 ゲバラを語る上で一番大事なのに全く語られないのは、それはゲバラは共産主義を最後まで信じた事である。「革命家」とは言っても民主主義のために戦っていたわけではなく、「共産主義のため」という簡単な言葉で片づけられるもののためでもないけど。実際ゲバラはロシアの社会主義を間違った社会主義と批判している。これについては僕も知らないから詳しくは書けません。
 ゲバラはゲリラ戦法を得意としていて、それでキューバ革命を成功させた。ゲリラ、とは簡単にいうけど、おそらくかなりのえげつない事もしただろうと言われている。そのため、キューバでは英雄だが、故郷のアルゼンチンではそれほど人気はない。うちの父に聞いたところ、「ゲリラ」という言葉にいいイメージはないし、知名度もそう高くないらしい。
 ゲバラの大陸縦断の旅がアメリカで終わった。彼はそこで飽食の時代と文化の堕落、そしてその上で成り立つ経済的勝者による社会格差、弱者が苦悩する現実を目の当たりし、自分の生きる道を決めたという。ゲバラは最後まで資産を持つことに興味はなく、服はいつもの軍服、住まいはアパート、食べ物は粗食。公務の間には農民に混じって畑仕事をした。キューバの紙幣にはさとうきび畑で働くゲバラの姿を今も見る事が出来る。
 レーニンの思想は途絶え、中国の社会主義も今の時代では否定されている。みんなで働いて、みんなで平等に利益を分ける事はロマンですらなくなっている。僕はゲバラの顔が印刷されてTシャツを見るたびに笑いを通り越して悲しくなる。そんなことは本人がもっとも望まなかった事の一つだと思う。金儲けの道具に使われるなんて、皮肉すぎて逆に失礼な感じもする。最も意味を履き違えたアイテムじゃないか?
明日もこの話題で行こ。
 

甲子園

 今日は美容院に行って来た。以前にもここに書いた美容院で、その美容院のスタッフとフットサルをしたことがあるつき合いが長い美容院である。そこで甲子園の話題になった。
 僕は甲子園大会に一切興味がなくて、今日言われて
「あ、そう言えばやってましたね」
ぐらいの反応なのである。実は僕の店とこの美容院は同じ地区にあって、その地区にある高校が千葉県の予選を勝ち抜いているらしい。喜ぶべき話なんだろうけど、実はその地区に店を構えている店主は戦況を注意深く見守りながら一喜一憂している。もしその高校が出場を決めてしまったら、カンパをしないといけないのだ。以前にも書いたけど甲子園で決勝まで行くとすると3億はかかる。歴史のある学校は卒業生の数も多いので、集まる金額が大きい。逆に歴史の浅い学校はこの資金集めに苦労するのだ。
 甲子園の夏の大会は日本で野球をやった事のある男子の憧れや夢である。出場を果たした人にとっては自分の人生のハイライトでもあるだろう。その裏に大きな金の動きがあると思うとなんだか切なくなってしまう。まそんな事はどうでもいいんだけど、絶対どこかが儲かっていると思うんだよね。そこがハッキリしていないのがどうもなあ。もしかして高野連?
 いつも思うのはなんであんな熱い時にやらせるのかという事。本当に高校生の事を考えているのだったら夜に試合をすると思うんだよね。夕方ぐらいからやれば試合数はこなせると思うんし、観客だって見やすい。う〜ん、球児の夢が大人の仕組みの上で成り立っていると思うと切ない。非常に切ない。

象はでかい

 今日は個人参加でSEVILLANASのパパと一緒になる。パパはこのブログを読んでくれていて、終わってから昨日の書いた動物園の話をした。パパには娘さんがいて、その子を動物園に連れていった時の感想を教えてくれて、とても興味深かった。小さな子供は象の存在を図鑑やTV等で知ってはいるが、初めて見たときはそのシワ、におい、大きさにやっぱりビックリしたようだ。昨日は動物を「見た」と表記したけど、実際は動物を「体感する」、と書いた方が正しいかもしれない。初めて動物園はもはやテーマパークなのだ。
 象で思い出したけど、上野動物園で象を見ていた時のこと。象は二匹いて、大きいのが一匹、子供が一匹だった。親子かなあ、なんて思っていたときに知らない老人が話しかけてきた。この人はボランティアで案内をしているようで、ガキのように象を見ている僕に話しかけてきた。なんだ?怪しいなあと思っていたけど話を聞くことにした。なんとあの象は愛子さまに送られたもので、タイからの送りものだったのだ。象をプレゼントといういはすごい話だなあ。象がペットか・・。実はタイのスリン県という所が何年もかけて植林に成功し、それを支えたのが日本からのボランティアだった。失敗を繰り返しながらも何年も挑戦は続き、その度に日本人ボランティアが海を渡って支援した。そして、徐々に緑が広がり、鳥をはじめ野生生物が戻り始めた。この植林活動は今も続いていて、市民同士の交流の輪も広がっている。そして最近はスリン県のの産業は水田農業になった。後進地域が先進地域に躍り出ようとしている。二十数年間もの間に絶えることなく続いてきたスリン県民と日本人ボランティアの努力の賜物である。いい話じゃないか。象の名前もこれまた素敵で、オスはアティ(太陽)、メスはウタイ(日の出)という名前なのだ。


最近の動物園

 昨日の夜に動物園についての特集をTVでやっていて大変面白かった。どの県や市でも動物園と言えば赤字が当たり前のお荷物施設だが、最近の動物園は様変わりしていて、いかにどうやって人を呼ぶかという努力の結果、面白い動物園が多くなってきている。動物との距離を近くしたり、ガラスを多様したりと動物との距離を縮める事で客の興味をそそり、来場者を多くする事に成功している。
 いくつになっても動物園に行った時のあの「でかい!すごい!かわいい!かっこいい!怖い!ウンコデカイ・・・」の驚きの気持ちは変わらない。理屈ぬきで正直になれる瞬間だよね、どんな大人でも。動物というのは本当に面白いもので、大して動いてなくてもずっと見ていられる。
 ただ、動物園にはある種の悲しさが漂っている。それはもちろん、動物たちを不自然な環境に閉じ込ていることにある。どんなに子供でもその残酷さを理解できる事ががよりその残酷さを際立たせる。斜めな見方をすれば動物園は人間の傲慢さの極みで、人間が他のどの生物よりも優れている間違えた考え方の結果と言えるだろう。仏陀が言ったように命に優劣はないのかどうか良く分からないけど、動物園にいるの動物の目がなんとなく悲しい色がするのは気のせいではないはず。とはいえ、動物園の本当の目的はそこにある。娯楽の側面を残しつつ、誰もが命の大切さやエコロジーについて考え、自分なりの考えを持つ事。これは子供ならなおさらのことで、幼いうちに動物の姿を見ることは命の尊厳の養育につながる。
 今でも忘れられないのは、上野動物園の白くまを見たときのこと。この白くまは常同運動(ストレスなどがたまった動物が意味もないのにあちこちを行ったり来たりする行為。よく動物園の動物がやる。)をしていて、すんごい悲しくなった。白クマは動物の中でも特別な印象があって、大きいし、白いし、神秘的な存在な気がしたけど、その大きな体が狭いスペースに押さえられていた。白い毛は汚れで黄色がかっていてまるで汚れた雪のようだった。本当の姿ではないのだな、と一発で解った。日本の動物園の管理は世界でも優秀なので動物園側に不備があるとは思えないし、そもそも動物園は最初から自然ではないので仕方ないか。
 ま、理屈を並べても意味はない。やっぱり動物園に行って楽しむ、そして色々考える。これが一番だな。

日本は沈むのか?

 「日本沈没」。あまりにもダイレクト過ぎるそのタイトルには大きなインパクトがあって、宣伝としては完璧なタイトルだろう。大勢の人がその響きに誘われて劇場に向かったにちがいない。
 僕は映画は未見なんだけど、草なぎに日本が救えるとはとても思えないので、恐らく日本はバッチリ沈むのであろう。(そんなわけないか)この映画はリメイクで、聞けば前作の主演は藤岡弘。なんだか草なぎと藤岡弘を比べるとどう考えても藤岡弘の方が助けてくれそうだけど、ちがう意味では逆に危なっかしいのでどっちでも同じか〜。
 この映画に合わせてTVで地震予知の番組をやっていた。いつか来ると言われながらまだ来ない関東大震災等、(永遠に来て欲しくない)日本に住んでいる人なら誰にでも大地震に対する潜在的な恐怖心があって、今回のこの映画はこのポイントを上手く突いている。誰もが心の片隅に、
「今日は大丈夫だろうけど、いつかは大きな地震が来るかも知れない」
と思っている。別に真剣に考えているわけでもないけど、何故か捨てることの出来ないそんな不安。そりゃこの映画は気になるでしょう。
 この「潜在的に恐怖を煽って注目を浴びる」は大人気TVシリーズ「24」の十八番。9.11以降いつどこから攻撃されるか分からない不安に怯える国民に「24」の様に、常にアメリカが攻撃される様子をスリリングな展開で見せつけ、いつもギリギリのタイミングでなんとか助かるパターンははそりゃ大人気になるにちがいない。核爆弾、細菌兵器、大統領暗殺。ある意味とても綿密に練られていると言っても良いし、逆に安易なアイディアと言えなくもない。現実との絡み合いもあればもっといい。
 よく考えると恐怖心にスポットを当てた映画は昔からある。インディアンと対決する映画、宇宙人と対決する映画もそうだし。願わくは「日本沈没」が防災の意識の向上に働きかけてくれる事を願う。

日本の俳優

 最近日本の映画、邦画が元気だ。邦画といえば「暗い・ダサイ・つまらない」の三冠王のイメージがあったが、最近はそんな事もなく若者が映画館に足を運んでいる。ランキングに日本の作品を見かける事も多くなったし、海外への進出も多くなってきている。もともと日本には文学やマンガなどの原作となるものも多かったから、ある意味日本の映画文化が多の文化に追いついてきた証拠と言える。とはいえ、元気なのは一部で、三冠王を未だ続ける苦しい現実もある。若くして映画を作れるスタッフ・監督はホンの一部で、実状はかなり厳しい。これは金や会社関係、人間関係の問題で、技術や思想の問題ではないのでまだいいのかも知れない。
 日本の映画界の何がいいかというと、それは俳優である。僕は今までそんな事を感じたり考えたりする事はなかったけど、最近日本の俳優の素晴らしさに気付いた。ハリウッドの煌びやかさに目を奪われがちだけど、実はいい俳優が揃っている。
 きっかけは「CASSHERN」の寺尾聰である。あまりの格好良さに圧倒されっぱなしだった。巷で言われている程ではないにしろ、「CASSHERN」には映画として「?」な部分が多いため危ない所もあるけど、寺尾聰が出ている事でなんとかなっている。
 少し前にキムタク主演の「ヒーロー」のスペシャル番組をやっていた。人気ドラマの番外編みたいな感じの2時間スペシャルだった。もちろん、キムタク人気と泣かせるストーリーで視聴者のハートをガッチリつかんでいるドラマなのだが、今回の犯人役は中井貴一だった。この中井貴一は馬鹿に真面目サラリーマンを演じているのだが、これがあまりにも格好良すぎてキムタクの演技がかすむ程であった。最近はジャニーズの映画やドラマ進出が進んでいるけど、それ依然にずっと俳優として生きてきた男の実力がでまくっていて、感動した。格好いいとは、こういうことなんだな。

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