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DVD

 未だにリージョン・コードを理解していない人は大勢いるみたい。それと関係があるのかどうか分からないけど、日本で公開されずに終わる映画がどんどん増えている。シネコンのお陰でスクリーン数は増えているのに公開されるタイトルが少なくなっているこの矛盾。そんな、日本で公開もされない、DVDにすらならない映画を見るために買った海外のDVDプレイヤー。「24」や「LOST」などに海外TVドラマを一足先に観るためには大活躍したが、最近では電源をつける事も少ない。そしていつの間にか新しい規格が生まれている。その新しい規格リージョンコードはというと、
ブルーレイはリージョンコードあり
HDDVDはリージョンコードなし
と、断然HDを応援していたのですが、いつの間にかブルーレイの圧勝。なんじゃそりゃ!
 一つ救いがあって、アメリカと日本のリージョンコードが同じになっているので、そのまま観れるんだよね。それはそれで嬉しいけど、僕が買った海外DVDプレイヤーはまた活躍の場を失ってしまう。まだブルーレイがちょっとだけ高いからいいけどね・・。

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ものの気持ち

 時折、モノにも気持ちがあるんじゃないかと思う事がある。特に電化製品がそうである。新しいのが良いなあ、欲しいなあ、買おうかなあ、なんて思っている時に限って壊れたり不調になったりする。車もそうだったりするけど、僕の場合は電化製品がそうである。
 そして最近、我がPCのご機嫌が斜めである。起動したかと思ったら、勝手に再起動にかかるという事を二度繰り返してからやっと安定するという、二度寝に慣れてしまったニートの様な有様である。僕の中で買い換えるとか新しいものが欲しいという事は全くないから、我がPCの単独行動であって非常に困っている。これがソフト的な問題なのか、ハード的な問題なのかが全く分からない。ウィルスかも知れないし、iTunesやウィリスバスターの影響な様な気もしている。とりあえずリカバリはしたくないので「システムの復元」とかをやっているけど、微妙な感じである・・。こういう時こそ、
「あれが嫌です」
「ここが痛いんです」
と気持ちを表して欲しいものだ。

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技術ってすっげえ

 @7のiPhoneをいじっているだけでキャッキャッ言ってしまう30代の男であります。一番の盛り上がりポイントは、縦に見ているiPhoneを横にするとなんと画面も自動的に横になってくれるという、驚くべき機能。@7がいうにはWiiと同じ技術なんじゃないかという話だけど、そんなのに耳を傾けずに、iPhoneをクルクルと回してみる。そして、まるで重力を感じているかのように画面の上下を正しく表示するiPhone。感動である。本来は昨日やデザインに感動すべきだろうけど、いやいや分かりやすいギミックが子供心をくすぐるのです。
 最近では携帯電話にも車顔負けのナビ機能がついたりして、この先何がどうなるんだ?という話です。近い将来にはあのiPhoneぐらいの大きさにありとあらゆる機能が付くことであろう。今でさえ小さなノートパソコンなのだから、とりあえず頭で想像できる事は全て可能になるんだろうなあ。なんならバース二号的な機能だって付くかもしれない。不思議なことに、そうなると一番いらないのは電話機能になってくるんだよね。本末転倒になっちゃうけど。

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マッサージ・チェア

 我が家にマッサージ・チェアがやってきた。一人がけのソファが一つ消えたと思ったら、何だか大きな椅子とその前に大きな足置きがあって、なんだかとにかく大げさなのである。後ろからは頭が見えないぐらいに背もたれが大きいし、座ったらまるで椅子の中に沈んでいくかの様にフカフカである。その横にはこれまた見たことのないリモコンがあって、それは椅子なのか何かの機械なのかが非常に曖昧である・・・。江戸川乱歩の小説で、「人間椅子」というのがあって、ある男が椅子の中に入って座った女に・・・、という話があって、始めて読んだ時は
「そんな馬鹿な」
と思ったけど、こんな大きさならありえるな。
 さすがにまだマッサージ・チェアに憧れる年でもないからしばらくは使わないだろうけど、いつかその良さが分かる時が来るのかね。値段をきいたらびっくり、結構するのね。

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知恵袋って面白いよね

 最近yahoo!の知恵袋が面白い。大きなQ&Aサイトみたいなもので、誰かが思っている疑問をあげるとそれを読んだ他の誰かが答えてあげるという、まるで暇人の傷の舐めあいみたいサイトだけど、非常に面白い。何が面白いかっていうとその質問のふり幅である。よくあるのが

「タバコを吸う女をどう思いますか?」
「「あぁ〜秋だなーと感じる瞬間」・・ってどんな時ですか?」
「ドラえもんから一つだけ道具をもらえるとしたら、どの道具をもらいますか。」
「女優の真木よう子さんってガリガリすぎではありませんか?」
等のどうでもいい普通の質問から

「リーマンブラザーズが破産しましたが運用会社である、パトナム(米)、ピクテ(スイス)、シュローダー(英)、インベスコ(英)、フィデリティ(米)等は今の状況で破産する可能性は高いのでしょうか?」
「原子核がバラバラにならない理由はなんですか?」
「この映画のタイトルが思い出せないんですけど、誰か知りませんか?こんな内容なんですけど」
「観光地などにあるお茶席は、どのような作法で頂けば良いのでしょうか?」
と、ちょっとした実用的なものもあって、

「助けてください。彼女とどうしても別れたいんです。」
「セフレの女に告白しました。」
「長澤まさみと沢尻エリカはどっちが強いのですか?」
という、本気なのかネタなのかがわからないものまで、たくさんあるのだ。 
 
 思えば世の中には色んな人がういるので、それらの疑問と知識を合わせあって補完しあうのは当然な気もしないでもない。その内
「幸せとはなんですか?」
「どうすればフットサルが上手くなりますか?」
と投稿してみようかなあ。

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うまくいかない事もある

 最近ちょっと仕事でもめている。ま、最近ではなくずっとなんだけどね。その人といつか分かり合える日が来るよね、なんて思うその裏では「そんな訳ねえじゃん」と理解している自分がいる。世の中にはいろんな人がいるもので、目指している結果は同じなのに考え方が180違ったりするから不思議である。2人の人間の間で呼吸はもちろん、歩調も合わせられないんだから、この世から戦争がなくならない事は当たり前である。
 そう思うとこの社会はとてつもなく複雑で、いる人数の分だけ考え方があって、なおかつこれをすり合わせることが難しいどころか無理な場合がある事を考えると、曲がりなりにも機能しているこの社会はもはや奇跡なんじゃないかとすら思えてくる。 ああ、ストレス社会。みんな素直になろうよ。

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リーマン

 リーマン破綻!という言葉が踊っていますね。世界恐慌が再びとか、世界の経済が沈む等、何やら大変な事らしい。僕にとって昨日までは「リーマン」とはサラリーマンの俗語でしかなかったのですが、どうも他人事ではない模様。日本だけではなく、世界の経済は対アメリカで動いている事を思うと、やっぱり僕らの生活にも影響がありそうだ。
 それにしても1企業の負債額が64兆円ってどういう事?あのエンロンだって6兆円だったはずなので、その10倍ぐらいって事は本当にすごい事なんじゃないか?世の中が沈む事がイマイチ想像しづらいけどね・・。どうなるんだろう。とりあえず円高になって、海外通販が安くなったりするかなあ。ってそういう問題じゃないか。

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見かけたら教えてください。

 買った事がないので良く知りませんが、FRENCH CONNECTION UKというブランドがあります。このブランドのショップの前を通る時に嫌でも目に入るそのロゴ。頭文字だけをとって「FCUK」と表記をしているのですが、何回見ても「FUCK」に見えてしまって、その度に一人顔を赤らめる僕です。UKはおそらくUNITED KINGDOM、すなわちイングランドの事だと思うけど、頭に思いっきりFRENCHと入っているので、その真意は謎である。いや、調べればわかるんだろうけどね、多分・・・。フランス人とイギリス人は100年もドンパチしちゃうぐらい仲が悪いことで有名だから、ちょっとアイロニックな意味があるのかなあ。
 という話は置いといて、そのFUCKならぬFCUKからなんとも魅力的なアイテムが出ていたのです。写真のものがそうなんですが、映画「ダークナイト」の悪役にして、おそらく今後の映画史の中にも刻まれるであろう稀代のヒール「ジョーカー」様がプリントされているTシャツです。このジョーカーというのが悪役でありながらも正義のヒーロー何かよりもずっと格好良く、悪い事をしているのに見ているこっちはいつの間にか応援してしまっているという、それはそれは魅力的なキャラなのです。演じたヒース・レジャーはこの役を最後に亡くなっているわけで、あまりのハードルの高さに今後ジョーカーをやる俳優はおそらくいない事を思うと、このジョーカーが見れるのはこの映画だけ。公開中なのにすでに伝説という、そんな大変なことになっています。そんなキャラを前面に押し出したこのTシャツを是非とも欲しいのですが、すでに売り切れ。 このTシャツを着ながら相手に無理難題をふりかけ、苦しむさまを見ながらゲラゲラと笑いたいと思っていたのに。

 

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ユニ

 少し前にボカ・ジュニアーズの選手用ユニを買った。このあまりの格好良さに練習で着ようと思っていたのですが、商品が届いたらなんだか勿体なくなってしまって、保存してしまった。選手用ユニは軽量化のため生地がとても薄くなっていて、ちょっと引っ張られるだけで破れそうな感じ。寝転がる事が多い僕の事なので、穴でも開いた日には二日は泣いてしまいそうな事もあり、我慢する事にした。どう考えても着てあげた方が僕のためにもユニのためにもいいのに、その壁を越える事ができず早4、5年。卒業の春はいつ来るやら。

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やったかどうか

 大麻をやったかどうかもはや問題ではなくなっていて、もはや一大イベントになっている各界の不祥事。良く考えたら大麻なんかよりも、死人をだしてしまったちょっと前の事件の方が大きな問題だけど、ここまで引っ張っていられるのは逆に軽い(ある意味で)事件だからだよね。大麻のの使用には法律上の罪はなく、悪いことをしたのはロシア人、大麻を売ったのはどっかの外国人、責任を取るのは親方と理事長。本当だったらもっとうまく沈静化できたと思うんだけど、そこは相撲界の立ち回りが下手だったって事だろう。どうせマスコミを抑えるのは無理なんだから、すぐに二人をクビにして理事長も更迭、全力士の検査をすれば納まったろうに。
 思えば各界というのはかなり特殊な世界である。ほとんどの力士は同じ部屋で共同生活、その指導を行うのもその世界で生きる親方、そして業界ルールの中での規律。社会から隔離されているという意味では新興宗教の修行を思い起こさせる。普段何をやっているのかがわからないという意味では同じなような気がする。おそらくその閉鎖性は今までは伝統や神秘性、非日常、魅力を保つものだったんだろうけどね。時代が変わったって事だろうか。

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頭がパンクになりそう

 昨日、このブログを書きながら色々と考えているうちに一瞬なんだか悟りを開いた気がしたけど、そんなは事なく、僕はやっぱり普通でした。とりあえずわかったのは資源が大事だって事。僕らが「石油の枯渇」という言葉を聞いても「あー、大変だ。ガソリンの値段があがるよ〜」なんて思うけど、これを国家単位で考えると大変なものなんだよね。石油や天然ガスは国にとっては空気みたいなもので、なかったら死んでしまう。それが実はロシアの下の方にたくさんある事がわかって、みんなで取り合いをしているのが今の社会。これがたぶんもう50年ぐらい続いていて、あらゆる争いはデオロギーや宗教、民族や信仰がその原因とされているけど、実は一番の原因は石油、空気の取り合いをしているのだ。グルジア(の石油パイプライン)を抱き込もうとするアメリカ、それに反対するロシア、とりあえずケンカは止めようよと繰り返しながらグルジアを仲間にしたいNATO、遠くのほうでサミットを開催しながら行く末をチラ見する日本。世の中は複雑である。

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7年目の9.11と想像力

 7年前に起こった同時多発テロから数日後、悲惨なニュースが続くなか、、日本も標的になるのではないかという推測が流れた。そのターゲットは成田空港とも東京ディズニーランドとも報道され、得体の知れない不安が社会を包んでいた。日本人の誰もが成田空港やディズニーランドに爆発が起こり、黒煙を上げながら崩れていく建物を頭の中でイメージしたであろう。しかし、誰一人としてリアルに想像できなかったに違いない。それだけに(僕らの中では)突然の出来事であり、想像を超えた、僕らが考える範疇を超えた出来事だったからである。そんな僕も崩れたシンデレラ城の下敷きになり、手だけがピクピクと動いているミッキーを想像し、クスクスと笑っている自分を自覚して落胆したものである。瓦礫の山の下から汚れた白い大きな手が震えている図は不謹慎ながらすごく面白かったのだ。もちろん、僕も不安を肌で感じながらも心の中では
「どうせ遠い異国の出来事。とりあえず今の所は他人事」
と思っていたに違いない。
 それから少しして戦争が始まった。面白い事にこの戦争は全世界に生中継され(熱〜い所以外)、誰もが自分が戦いに参加しているかに様に感じることが出来た。もちろん、それも実際の戦争と全くちがうものだろうけど、なぜ中継をすることが必要だったのかが未だにわからないでいる。戦果をアピールするとか、アメリカの強さを誇示するためにとか、理由は色々あるだろう。

 9.11以降に僕らの「リアル」が変わったのだと思う。ビルに突っ込む飛行機、崩れ行く超高層ビル、逃げ惑う人間たち、そして窓からまるで人形の様に落ちていく人影。全てが僕らの想像力を軽く超えていて、ある意味ではとても非リアルだった。それらの出来事は僕らが知っているどんな現実よりもずっとずっと「リアル」だったのに、本当に起きている現実だったのに、である。そしてそれに拍車をかけたのが中継された戦争の映像だった。砂埃を上げながら疾走するハマーの映像はゲームの映像と待ちがえるほどだったし、今僕がプレイしている「メタル・ギア」だってそのレベルまで行っている。もう想像力が上なのか、現実の映像が上なのか、どこまでが「リアル」なのかがハッキリしないのだ。
 
 思えば飛行機がビルに突っ込むあの映像は1000人以上の人たちが死ぬ映像なのである。死ぬ瞬間や流血がないのでそうとは気づかないけど、あの刹那に1000人以上の人が同時に死んでいるのだ。それが繰り返し報道される度に重みを無くしていき、ある時
「すごい映像だ。CG?いや、CGじゃこんなの出来ないよね」
なんて思っていた自分がいて、本当に怖くなった。
 
 おそらく現実は簡単に僕らの想像力を超えちゃうんだよね。そのリアリティを認識できるかどうか、受けとめられるかどうかに個人差があるだうろけど。
 ブッシュの任期が後4ヶ月と迫る中、次の大きなテロが行われるのではないかと言われている。テロリストとしてはブッシュが大統領である間に起こすのに意味があるわけだから、年末に向かうこの先が怖い。願わくは僕らの想像力の及ばない様な事が起こらないように。そう願う。想像できちゃうものでも嫌だけどね。
 

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オリジナリティ

 スピルーバーグの会社、ドリーム・ワークスがパクリの容疑で訴えられた。「ディスタービア」が「裏窓」に似すぎじゃないか?という突っ込みが入ったのだ。まあ、映画好きの人にとってこの二つの映画は「同じ」である事は前からわかっていた事だけど、訴訟に発展することになるとは誰も思わなかったに違いない。なぜなら、こういった話はたくさんあって、どの映画にも必ず「元ネタ」はあるからだ。
 そもそもオリジナリティというのはもは存在しないものと考えていいのかも知れない。映画の歴史は古いものだし、今映画を作る側の人たちは映画を見ながら育っているので、過去に観た作品や好きな作品にどうしても似てしまう事もある。パクリの定義も難しいものだし、そもそも映画を観ながら「元ネタを探す」という楽しみ方だってあるのだから、非常に線引きは難しい。

「世界の中心で愛をさけぶ」のタイトルは超有名なSF小説「世界の中心で愛を叫んだけもの」
からタイトルをとっている。映画そのものは「ある愛の詩」パターンを使っている。
キアヌ・リーブスの「スピード」は「新幹線大爆破」。
ぺ・ヨンジュンの「四月の雪は」どう考えても「ランダム・ハーツ」(どっちもつまらない)。
ディズニーは言うまでもなく
「アトランティス」→「不思議の海のナディア」
「ライオン・キング」→「ジャングル大帝レオ」
と丸々パクッているしね。

 まあ、映画にはオマージュとか「影響を受けた」とか、色々な言い方があるので、何もかもが有罪とは言えない。それぞれ敵対する集団に属する男女が恋に落ちて苦しむパターンが永遠に「ロミジュリ」と呼ばれるように、悪意の感じられるもの意外は揚げ足を取る感じになってしまう。映画の歴史は長いし、それこそ無声時代からの映画を全て観ていて判断できる人も少ないだろうし、結局は「面白ければいい」という事になるのかな。

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液晶テレビ

 42型液晶テレビが9万円台で出たというニュースが今日あった。実は僕はうちの社長から1ヶ月前から今度そいうことがあるときいていて、
「まさか」
と思っていたけど、本当に出たのでなにやら申し訳ない気分である。小売業の中では割と前からあった話でみたいで、どこも戦々恐々としていたみたいである。
 それにしても最近「大型の液晶は当たり前」みたいな感じになっていないか?少し前までは34,5インチのブラウン管でも大きいという価値観だったのに、数年でそれが変わるなんて明らかに宣伝と販促の作戦であろう。デジタル放送への変換もあるだろうけど、家や部屋の広さは変わっていないのにテレビのサイズ変わるなんて良く考えたらおかしい話である。やっぱり「当たり前」とか「常識」は自然に出来るものではなくて、常に作られるものなんだなあ。

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ブルース・ウィリス

 アメリカの食品の安全問題をベースに格差社会や環境破壊を暴いた映画「ファースト・フード・ネイション」を観ていたら、ブルース・ウィリスが出ていた。ブルース・ウィリスといえば「ダイ・ハード」のハゲである。「ダイ・ハード」でアクション映画に革命を起こし大ヒットを記録し、ブルース・ウィリスはハリウッドの頂点にたった。それ以降もコンスタントに主演作を撮りながら、今もハリウッドの最前線にいる男である。
 この「ファースト・フード・ネイション」はドキュメンタリーに近い映画で、とにかく地味である。なぜこんな映画にチョイ役で出ているのかを不思議に思っていたら、最近観た「アルファ・ドッグ」にもチョイ役で出ている事を思い出した。そしてちょっと前の「プラネット・テラー」にも出ており、もっと言うと「オーシャンズ13」にも顔を出していた。たしか「チャリ・エン」にも出ていたはず。すべてチョイ役である。ブルース・ウィリスは主演を張れる役者であり、その名前だけで多くの観客が劇場に行くのだが、あえてのチョイ役である。
 実はブルース・ウィリスはかなりのいい人で、頼まれた断れない性格なんだとか。ギャラがなくても出演するし、最悪クレジットされなくても映画に出てくれる気前のいい人なのだ。ハリウッドでは契約が大前提としてあって、そして俳優は自分の価値を守るのに必死になるため映画制作はかなりドライな世界なんだけど、そんな事を気にもしないブルース・ウィリス。最高。

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トミカと大人の財布

 ミニカーで有名なトミカから出ているDVDで、「トミカわくわくDVD」というのがあって、これが大変面白い。ミニカーといえば男なら子供の頃に誰もが一度は通る道。個人差はあれど、ミニカーの魅力にはどんな子供でも一度は心を奪われるものである。このDVDでは新作を紹介しながらも、トミカのキャラや車をそのまま使ってのドラマがあったりして、子供でなくてもそこそこ見れる内容になっている。今日1枚みたんだけど、光岡自動車のオロチが走っている映像があった。オロチが走っている姿を見た事がなかったので、非常に面白かった。
 子供ならいいけど、大人になってからハマる人もたくさんいるみたいで、オークションを除くと絶版もの等が取引されている。おそらくかなり深い世界で、一度足を踏み入れたもう引き返せない・・・ぐらいに魅力的なんだろうなあ。子供の頃に遊んどいて抗体を作っておいてよかった。

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ビデオ

 何かを大事にするあまり、それを押入れの奥の方に仕舞ったとする。そしてそれがあまりにも奥だったので、いつの間にか仕舞っておいた事を忘れちゃうという事は良くある事である。ある日突然それが見つかり、ビックリすることも良くある事である。そしてそれがビデオテープだった場合のドキドキするあの気持ちを誰もが知っていると思う。ほとんどの場合はラベルなんて貼ってなくて、中身がなんだったのか、それとも入っているのか、必死で思い出そうとしても全然思い出せない。まあ入っていたとしても99%はエロに決まっているので、余計に楽しみになってすぐにデッキに入れる。
 案の定それは期待外れに終わって、夜中にやっている映画なんかを録画したものであって、
「ああ・・・これかあ・・・」
と一瞬落胆するんだけど、ついつい見てしまい、気づいたらもう夢中になっている。
 実は映画も面白いんだけど、間に入っているCMや宣伝、細かい番組も面白いのだ。それも寝かせた時間が長ければ長いほど面白くて、
「ああ、こんなのあったなあ」
と懐かしさとともに、ある種の新鮮さを感じたりする。そう、昔のCMには何とも言えない魅力があるのだ。

 このブログでも何度かCMを紹介している通り、僕はCMが好きである。CMには色々あって、メッセージ性の強いものからまったくないものまで、大企業の金がかかったCMから、ローカルチャンネルでしか流れないチープなものまで、ありとあらゆるものが存在する。が、共通しているのはどのCMにも時代を映す鏡である事。経済活動や商品というのはそのまま時代の流れを作るものだから、当たり前とも言える。
 最近TVなどを録画するときに「CMカット機能」という機能をみんな使うと思うけど、あれはあれでとても勿体無い事をしていると思う。ここまで来るとCMも文化と呼べると思うし、実際、風俗史の中ではCMは重要な位置にあると思う。
 そしてついに、CMを集めたDVDが発売される。それもコカ・コーラーのCMを集めたDVDである。CMを集めたDVDというのは実はかなり珍しい。保存するために最初から作られているものでもないし、時間を置いてから収録する場合には出演者や音楽、権利関係のハードルも高い。ほぼ奇跡みたいなものである。実はもうすでに注文を出しているので、入荷が楽しみである。

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ワールドカップ

 日本代表がワールドカップに出る事が当たり前になったのはいつからだろう。やっぱり初出場を勝ち取ったフランス大会からかな。2002年はホストだったから出場は保障されていて、その後のドイツ大会もなんとか出場して、気づいたら3大会連続。3回も連続ででてしまったら、次も大丈夫だろ、もはや当たり前?みたいな感覚になってもおかしくはない。

 いよいよ最終予選が始まる。日本代表は僕らと同じ常に瀬戸際で、「負けられない試合」が続く。特に土曜日に戦うバーレーン一度負けている相手、予選は来年まであるのに早くも正念場という感じになっている。このバーレーンは繰り返し報道されているように、帰化選手が大半をしめている。金で買える選手を集めて、そこまでしてワールドカップ行きたいのかよ〜、なんて思ってはいけない。なぜなら、そう思った瞬間すでに僕らは「勘違いした上から目線」になっているからである。3大会連続で出場しているからって、バーレーンより上にいるとは言えないのだ。
 日本がまだ出場していない頃に抱いた
「頼むから勝ってくれ!」
という純粋な気持ち、あの切実な願いが自分の中にも、世の中にもないような気がする。日本代表の人気の低下が話題になるけど、この原因はなんだろう。ドイツで散々だったから?オリンピックでサクッと負けたから?大学生に負けたから?オリンピックの裏でひっそりとウルグアイに負けたから?それならそれで批判運動みたいなものも起きてもいいけど、それすらないよね、今。試合後とに「クビ!」と騒がれたジーコとトルシエの頃が懐かしい。

 それにしても、今回はどうも雲行きが怪しい。うまい奴をたくさん帰化させてチームを作る国に勝てるのだろうか?実力でもそうだけど、「もうなんでもする」というその覚悟に勝つにはよっぽどの事をしないと無理じゃないか?。中東勢は勢いに乗っているし、金もあるしね。

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スポンサー

 ユニを眺めていたら、賭博系のスポンサーが多い事に気づいた。特にプレミアリーグは多い。スポンサーは時代を映す鏡だから、何とも嫌な時代になったもんだ。少し前まではIT系の企業が多かった事を思うと、フットボールは世の中と常に歩幅を合わせている事が分かる。中国の台頭と共に漢字表記のスポンサーも現れたし、韓国の経済発展とともにSAMSUNGも多くなった。なんだか考えさせられるなあ。
 ザンクト・パウリのスポンサーにコンドームの会社が付くという話はどうなったんだろ。我がフロリにもなんでもいいからスポンサーが欲しいものだ。
 
 

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ユニ紹介

 ほとんどのプロサッカークラブは新シーズンに向けて、新しいユニを記者会見で発表する。このブログでもネタがない時にカッコいいものを紹介したりしたものです。
 大きなクラブともなれば自然とマスコミが集まり、華々しい会見となるのですが、そうも行かないクラブはたくさんあって、人を集めるために色々と画策するわけです。そして面白いことに
「女の子に着させればいいんじゃね?」
と多くのクラブが思いつくわけです。そしてそれは大正解なのです!
以下フォトアルバムにて。


フォトアルバム

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外車

 この前、いきなり出張を命じられた時の事ですが、車を東京駅まで飛ばすハメになった。出張は一日前に言い渡されていたが当日の連絡もうまく行かず、いろいろな行き違いやすれ違いがあり、
「1時間で東京駅近くの会議室を準備する」
という事になってしまった。その時にすでに「電車で行く」という選択肢はなく、車で行く事になった。僕は電車が嫌いで都内に出るのもいつも車なのですが、時間的制限が付いている、おまけに相手先に失礼があってはいけない、という事は最低でも30分前に着いていたい、ということもあり久しぶりに140キロを出してしまった。首都高でMR2がフェラーリを追い越すという、めったに見れない光景が生まれた。
 そのフェラーリもそうですが、どうも最近外車を目にする事が多い。ベンツやアウディ、プジョーは元々よく走っているから普通に目にするけど、最近は出勤時にLOTUSを目にするこ事が多い。この不景気でガソリンが馬鹿高い時に、しかも垂れ流し(しかもハイオク)の外車が多く走っているなんてどうなっているんだ?
 燃費のいい車に乗り換える人はたしかに増えているらしい。ガリバーに勤めている知り合いが言っていたのたしかだろう。格差はもう始まっていて、燃費のいい軽自動車に乗る層と、それを気にせずに外車に乗れる層とハッキリと分かれている。軽自動車や燃費のいい車に買い換える層は増えるだろうけど、外車に乗る層は増えもしなければ減りもしないんだよね、きっと。普通に考えると外車に乗っている層もより効率的な車に移る、と思いがちだけどいつの時代も特権階級は世の中の流れに左右されない。まったくうらやましい限りである。こうなると格差は生まれるものではなく最初からあったもので、より目立つようになった、あからさまに目につく様になった、という事なんだろうなあ。

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野球で負けたくないんだよね

 昨日放送されたオリンピック野球のドキュメントを見ている内に何だか腹がたった。仕方のない事ではあるがこのドキュメンタリーは負けた理由を探す作りになっていて、非常に女々しかった。怪我人が多かったとか、コンディションを作れなかったとか、日程が厳しかったとか、ボールの仕様がちがったとか、原因は色々とあるようで、たしかにその一つ一つがが致命的ではありながらも
「どれでも対応できるじゃん!」
と突っ込み所満載でった。怪我をしている選手を選ばなきゃいいし、調子のいい選手を選べばいいし、ボールに関しては協会がなんとかすればいい。ストライクゾーンがちがうのは当たり前、そしてなんでサードとレフトの選手がいないんだ?という疑問もある。
 でもまあ、そんなのはどうでも良いんです。なんていうか、日本における野球というのは、サッカーや他のスポーツがいくら人気があったとしても絶対に揺るがない立場のもの。草チームから社会人、独立リーグ、セミ・プロまで国内のチームはいくらでもあり、子供は誰でも一度はグローブに手を通す。大きな金も当たり前の様に毎日動き、メジャーで活躍する選手を何人も出している。
 それでも別にいいんです、負けても。メダルなんてどうでも良いんです、正直。でも、それでも各球団でレギュラーを張る選手がでていて、彼らの年俸を数えたらキューバにも韓国にも、アメリカにも余裕で勝っているんです。それもまたいいです、別に。各国の経済状況もあるし、金の問題じゃないんです。
 前置きが長いですね、すみません。とにかく5敗もするという事が気に食わないのです。5敗もしといて「メダル」なんて言ってはいけないのだ、きっと。メダルをちょっとでも意識していた僕らがバカみたいじゃないか!ま、別にそれもいいけど。なんていうか、良い試合をしながら負けたならいいが、今回の大会ではピッチャーは殆どが打たれ、バッターは誰もが打率1割。負けるべくして負けた、実力で負けたのである。
 どんなスポーツでも日本は相手国のパワー打ち砕かれる。どんなスポーツでもそれが日本の限界の一つを作っている。でも、野球だけは違っていて欲しかった。毎日毎日行われいる1試合ごとに積み重ねられている経験値があるはずで、それが一つの「自信」になっていたのに。なんだかそれがショックなのだ。うううう。

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