2008/9/10 水 | 2008.09
オリジナリティ
スピルーバーグの会社、ドリーム・ワークスがパクリの容疑で訴えられた。「ディスタービア」が「裏窓」に似すぎじゃないか?という突っ込みが入ったのだ。まあ、映画好きの人にとってこの二つの映画は「同じ」である事は前からわかっていた事だけど、訴訟に発展することになるとは誰も思わなかったに違いない。なぜなら、こういった話はたくさんあって、どの映画にも必ず「元ネタ」はあるからだ。
そもそもオリジナリティというのはもは存在しないものと考えていいのかも知れない。映画の歴史は古いものだし、今映画を作る側の人たちは映画を見ながら育っているので、過去に観た作品や好きな作品にどうしても似てしまう事もある。パクリの定義も難しいものだし、そもそも映画を観ながら「元ネタを探す」という楽しみ方だってあるのだから、非常に線引きは難しい。
「世界の中心で愛をさけぶ」のタイトルは超有名なSF小説「世界の中心で愛を叫んだけもの」
からタイトルをとっている。映画そのものは「ある愛の詩」パターンを使っている。
キアヌ・リーブスの「スピード」は「新幹線大爆破」。
ぺ・ヨンジュンの「四月の雪は」どう考えても「ランダム・ハーツ」(どっちもつまらない)。
ディズニーは言うまでもなく
「アトランティス」→「不思議の海のナディア」
「ライオン・キング」→「ジャングル大帝レオ」
と丸々パクッているしね。
まあ、映画にはオマージュとか「影響を受けた」とか、色々な言い方があるので、何もかもが有罪とは言えない。それぞれ敵対する集団に属する男女が恋に落ちて苦しむパターンが永遠に「ロミジュリ」と呼ばれるように、悪意の感じられるもの意外は揚げ足を取る感じになってしまう。映画の歴史は長いし、それこそ無声時代からの映画を全て観ていて判断できる人も少ないだろうし、結局は「面白ければいい」という事になるのかな。
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