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知識の泉

 前にも書いたけど、wikipediaを読んでいるといつの間にか夢中になっている自分がいる。今まで知らなかった事を知るという行為には一種の快感があるんだろうね。そしてそれは危険なことであって、たとえば間違いがあった場合には読んだ人の分だけ間違った知識が生まれてしまう。でもまあ、それはまだいいや。もっと危ないのは、大勢がその間違いを信じることによって、いつの間にかそれが常識になり、間違いが正しい事になってしまう事である。その人数が多ければ多いほどそれが真実になってしまう可能性があるわけで、常識はそれが正しいか間違っているのかとは別に、「そう思う人の数」で決まるのだ。怖い。
 
 それにしても現在は便利な世の中で、何かに疑問があった場合にはとりあえず検索すればそれらしい答えにたどり着く。そしてそれを読んだら、なんだかずっと前からそれを知っていたような気分になってしまう。そして、これにも変な快感があるからタチが悪い。読んだだけなのに、なんだか自分が一つ賢くなった気がするんだよね。僕もこのブログを書くときに色々と調べているうちに、
「ああやべえ、完全に受け売りになっている」
と気づく瞬間がある。
 このブログが非常に曖昧である事と、一切中身がないのはその「知っているつもり」になってしまうのが怖いからであり、受け売りの知識をひけらかすのが格好悪いと思っているからである。これはこれで問題ありだろうけね。
 
 フットサルを通じて思うのは「経験」の大切さ。「体験」ともいうべきかな。いくら理屈がわかっていてもいいトラップ、いいパスは出来ない。繰り返し練習をしないと得られない経験は一度文章を読んだだけの知識とは全くちがうものであり、共有の出来ない、文字に出来ない「知識」なんだよね。

 それにしても今後どうなっていくのだろう。ネットさえあれば勉強しなくてもいい時代が来るのだろうか。勉強は知識を詰め込むことだけではないからそんな事はないだろうけど、
「知識の価値」
が落ちていくのは避けられない。必死で勉強した知識と、ネットで仕入れた知識の間には絶対に埋まらない溝はあるけど、パッと見は同じだったりする。怖い世の中である。

 

 

posted by @6 : 20:14

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