2007/12/31 月 | 2007.12
our last days
手塚先生はおっしゃいました
「もし後一年の命だったらガムシャラに生きるだろう?そんな気持ちで生きるべきだ」
と。ガンに侵されてもなお大好きな漫画と向き合い、最後まで書き続けた手塚先生がいうと、説得力があります。
「永遠に続くものはないし、人間はいつか死ぬ」
誰もが知っている事だけど、生活の中で「終わりや死」を実感する事はない。人間は生まれた瞬間から死にはじめるわけで、常に緩やかなカウントダウンの中を生きている。おそらく「人生残り●日」みたいな計算もできるだろうけど、あんまり健康的な事ではないし、生そのものを楽しめなくなるので良いこととも思えない。
でも、物事はいつか終わる。そして、その物事のなかにこのフットサル馬鹿集団「Floriano' Futsal Club」も含まれている。それは1年後かも知れないし、10年後かも知れない。終わりは必ずやってくるのだ。ま、僕らがフロリアーナをFリーグ、もしくはJリーグ、何かの間違いでセ・リーグかパ・リーグに上げる可能性だってないわけじゃないけどね。
終わり方を選ぶのは難しい。終わらせたい気があろうがなかろうが、どう終わるかに選択肢はないだろう。でも、あり方を選ぶのは、僕らの中でどうにでも出来る。僕らの行動で決められる。そしれそれらが「僕らの最後の日々である」。今もそうだけど、これからもずっと最後の日々なのだ。@7が言うように、
「今が一番若い」
のだ。そういうつもりで、そういう姿勢でこのフロリアーナは成り立っていかなければならない。
はい、という訳で1年が終わろうとしています。今年も色々あって、楽で楽しい事だらけの1年でもなかったけど、みんなのおかげでフロリアーナはまた1年を重ねる事はできました。これは一重に皆様の努力、代表の努力、監督の努力、ホペイロの努力、キャプテンの努力、会計の努力、忘年会幹事の努力、流行語大賞審査委員会の努力、関係者全員の努力のおかげです。応援の声をかけてくれた方々、リーグ運営の方々、コート施設の方々、ときわスポーツの方々、練習試合の相手をしてくれた方々、練習に参加してくれた方々、本当にありがとうございました。
そして点をとった奴は来年もっと取ろう。守ってくれた君は来年はより失点を減らそう。走ってくれてお前ら全員、来年はもっと走ろう。仕事をどうかして参加してくれたアンタ、ありがとう。蹴り方を教えてくれたあなた、その内出来るようになるよ!。金を払ってくれたみんな、次はプラシャツです。
こういった努力と勝利がチームを持続させる一番の燃料。そして想いが方向性を決めるのです。末永く僕らの心の中に宿る炎が燃え続けるように。終わりが遠ざかるぐらいにね。