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ヒライケン

 普段から有線がかかった所で仕事をしていると、音楽が流れている事が当たり前になる。それが日常になってしまい、ある時点から逆になりだし、ついに邪魔になり、それを通り過ぎると無視出来るようになる。
 僕が契約しているチャンネルは2時間で一回りするというチャンネルで、2時間をかけて人気のある曲を流すわけだ。つまり、2時間ごとに同じ曲が流れるのである。普段は全く気にしていないのでどうでもいいのだが、2時間毎に全く同じタイミングで我に帰り、有線を聞いてしまう事がある。そして今、その瞬間にいつもかかっているのがヒライケンの「キャンバス」という曲である。ヒライケン独特の味のある(粘着的な)歌い方のせいか、この曲がかかる時についつい気になってしまうのだ。
 そしてこの曲を何度も何度も聞いている内にちょっと好きなフレーズが出てきた。
「恋も夢も終電車もごちゃ混ぜ追いかけた」
という歌詞があるのだ。この
「何だか良くわからないけど、とりあえず何でも良いからダッシュで追いかけた」
という感じが青春っぽくてとても気に入っている。若い頃はきっと追いかけるべきものがたくさんあって、どっちから先に追えば良いのか、一つを追うともう一つが逃げていく見たいな、そんな形も名前もない焦りに満ちたごちゃ混ぜな日々だったからかな。
 思えば今では追いかけるどころか、
仕事に追われ、請求書に追われ、税金に追われ、〆切に追われ、保険に追われ、評価に追われ、面子に追われ、責任に追われる。今追いかけているのはフットサルボールぐらいで、恐らく青春時代のあのごちゃ混ぜ感が欲しくて追いかけているのかな、なんて思う。

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携帯電話が行き着く先

 僕が子供の頃に見たスパイが活躍するドラマがあって、タイトルが全く思い出せないんですが、その中で主人公が秘密の電話を使う場面が頻繁にあった。電話は主人公の靴の中に隠されていて、使う度に靴を脱いではカカトの部分あったダイヤルを回して連絡をとっていたのだ。
 未来を予想するのは難しい事で、物事がどう進化するのかを知るの至難のわざ。現代の電話はあの靴電話とは全くちがう姿になり、この先どうなるかなんて想像も出来ない。電話として形がある程度決まり、もうこれ以上の変化はないだろう、なんて思っていたら大違い。未来はこんな感じです。

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事件には大きいも小さいもないのだよ。

 昨日書きながら思ったんだけど、
「○○と私、どっちが大事なの?」
という台詞はドラマこそでは耳にするけど、実生活ではあまり耳にした事がない。耳にした時には時すでに遅し、という感覚があるので、そうなる前に何かを手を打っているのかな。
ちなみに○○は
@「フットサル」
A「仕事」
B「あの女」
C「奥さん」
と置き換える事ができる。@、Aはまだ何とかなるけどB、Cはいよいよヤバイ雰囲気がプンプンするものである。第三者に面と向かって「自分の中の優先順位」をきかれるなんて、よっぽどの事がない限り避けて通りたい道である。
 世の中には「ケースバイケース」、「時と場合によって」、「まあいいじゃないか!」、という名文句があるのだが、この場合には全く役に立たないというものツライ所である。いや、逆にマイナスになる恐れすらある。 
 良く考えると、ジャンルのちがうものを二つ並べて優先順位を決めるなんて非常にナンセンスなもの。「仕事」と「私」、「フットサル」と「私」、には共通点が一切なく、比べる事は出来ない。しかし、両方で使う時間、情熱、金、は全く同じ。人生とは不思議なものである。




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J4K

 ついにスニーカーのドキュメンタリー映画「JUST FOR KICKS」を見る。なかなか良く出来ていて、スニーカーがなぜ運動靴からファッションアイテムに変わったのかや、一大産業になるまでの成長を分かりやすく描いていて非常に面白かった。スニーカーの魅力にやられた有名人をも紹介していて、

どんなスニーカーでも一度しか履かない DJ CLARK KENT
スニーカーのためにフェラーリを改造した MISSY ELLIOT
ちゃんと話をしているのを初めてみたドラムンベースの帝王 GOLDIE

等々。金を持っている人のハマリ具合には相容れない何かを感じるが、それを予想していたのか監督は一般の人にもスポットライトを当てている。彼らは一般の人ながら、レアなスニーカーを探して国内を回ったり、ヨーロッパにも出かけている。レアなスニーカーをクローゼットから取り出しながら雄弁に、自慢げに語る様は気持ちよさそうでかなり羨ましい感じ。しかしそこには現実が待っている。結婚を前提としてつき合っている彼女に
「いつコレクションは終わるの?」
「何足集めれば気が済むの?」
「本当は止めるつもりはないんでしょ?」
なんて言われているいい年をした白人男性がたじろぐ姿は滑稽を通り越して、こっちまで悪い事をしているのではないか、という気持ちになってしまう。その会話の先は
「私とスニーカー、どっちが大事なの?」
となるのは決まっているが、映画ではそんな野暮なシーンは映さない。
 現在ではスニーカーの世界は一つの巨大なマーケットになっていて、僕らが「欲しい」と思う気持ちすらも情報操作やマーケティングの上で生まれ、消費へと導かれていく。「限定」という言葉だって、昔は「数が少ない、もしくは残っていないから限定」だったのに、現在では「限定として作られる」になっている。ま、僕が何を言っても説得力ゼロだけど。

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お疲れ様でした

 今朝はスウェットを着る所まで行ったのですが、どうも金曜日から体調がイマイチ。午後から仕事もあったので、大事を取って二度寝しました。結果はイマイチだったみたいだけど、まあそんまもんでしょ。練習です。練習。

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お疲れ様でした

 朝から皆様お疲れ様でした。なんとか結果が残って良かったです。明日もあるので早めに休んでくさださい。やりすぎコージーが終わったらさっさと寝ましょう。

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31

 いつからか分からないけど、我が社で
「誕生日に花束をあげる」
という風習が出来たみたいで、人生初めてで花束をもらった。花なんて買った事もなければあげた事もないわけで、案外嬉しかった。社長自ら渡されたので、恐縮しながらもってかえる。これ、どうしよう。
 その場に入社したての頃から僕を何かと助けてくれた上司がいた。いくつになった?ときかれ、31ですと答えたら、
「若い若いと思っていたらもうそんな年か、もうオレらと変わらないね」
なんて言われる。そうだよなあ、30過ぎればみんな同じか、と納得してしまった。
 若い人からみれば、オッサンはみんな同じである。この「オッサン」という言葉にはある種の軽蔑が含まれているけど、その裏には
「いつか自分もそうなる」
「けど今はちがう、今は若い」
「でも僕はちゃんとした大人になれるのだろうか・・・」
という未来の自分に対する形のない不安が潜んでいるのだ。
 この年になって、
「オッサンみんな同じではなく、実は若い奴はみんな同じ」
である事に気付く。若さには良いこともあれば、嫌な事もある。それは年をとっていても同じ。きっと
「その年にふさわしい中身」
があればいいのだろう。そう思う。

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勝利のためには2

 と思っていたら、中国男子もやってくれました!おそらくどの媒体もこの表現を使っているだろうけど、まさに「少林サッカー!」。次から次へと惜しみなく発動される技(ファール)に、ピッチ上にいた選手達よりも見ているこっち側の方が熱くなるという希に見る展開。そんな「なんでもあり中国」を軽くいなした日本代表は格好良かったです。というより、やる前から汚いプレイに準備しないといけない大会というのはどうよ?次回から勝手にやっもらって、日本は自動的に最初から4位でいいよ、と思うぐらいのレベル。代表のユニを着て戦うので、怪我覚悟でみんなやってるだろうけど、さすがに後ろからエルボー、跳び蹴り、のど輪(久しぶりにみた。全日以来じゃないか?)には「対応しろ」なんて言えない。こうなたら辞退、不参加、ドタキャン、なんでもいいので参加しないで欲しいものです。
 それにしても反日感情というのはすごい動力源だね。歴史を見てもフットボールを不満のはけ口にするのは当たり前だけど、ここまで来ると恥ずかしいと思わないのだろうか。もし僕が中国人だったらもう金輪際フットボールは見なくなるな・・・。真の愛国心とは違う事だしね。

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勝利のためには

 どんな勝負事でも、勝つと負けるでは大違い。どんなに実力が拮抗していてそれが接戦でも、試合後により多く点を取った方が勝ちなのである。そのために実力を伸ばす事はもちろん、出来る事があればなんでもする、してしまうのが勝負の世界である。
セリエAみたいに審判を買収したり、
中東のようにブラジル人を何人も帰化させたり、
ハンドボールの様にいっそう協会ごと仕切っちゃったり、
ドーピングしてみたり、
ルールを変えてみたり、
と、想像出来る範囲のものはだいたい行われているだろう。

 そしてイマイチ盛り上がらないサッカー日本代表をよそに、女子サッカーが大変熱くなっている。日本vs北朝鮮の様に、最後の最後に澤の信じられないシュートが決まったりと、大変ドラマティックな展開が続いているのです。そして、日本vs北朝鮮の裏で韓国vs中国もそれそれは大変な試合を展開していたのです。
 ロスタイムも終わりそうな頃、2-3と1点ビハインドの展開に苦しむ韓国。最後のコーナーキックに全てをかける。そこで何の前触れもなく倒れる中国の選手。あきらかな時間稼ぎをアピールする韓国、なんだか分からないけどそれに応戦する中国選手。どっちでもいいじゃん、早くやろうとと半ば呆れる審判。そしてやっとプレイ再開。
 コーナーキックを蹴ろうとする韓国選手。そしてコーナーに向かってコートの外側をイソイソと移動する中国選手。そしてなんとそのままコーナーキックを妨害!まさかも行為にルール上どうなんだ?と見ている誰もが思った事でしょう。この先は言葉で説明しにくいのでこれでチェックしてください。やっぱり5メートルがちゃんとアピールしないとね。



実況も何を言っているのか分からないけど面白い。

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永遠なんてないんだよ、本当は

 またまたまたスニーカーの話題で申し訳ないのです。今僕の中で、年に1回しかない「スニーカー熱ビッグウェーブ」というのが来ており、これがまた財布と相談せずに来るわけだから、非常に良くない状態にあるわけです。心の中で
「もうあるから必要ないでしょ?」
と天使が囁けば、
「今しか買えないよ」、「男らしく行けよ!」
と悪魔が返すわけです。問題なのは僕の中の天使は「キャプテン翼」における「森崎くん」ぐらいの影響力しかないわけで、弱い頃のロッテと同じぐらいの勝率なのです。
 で、今一度持っている在庫を把握して、それからまた考えようと思って、今持っているスニーカーをチェクしたのですが、なんとショックな事が発覚しました。それは憧れであり、流行っていた頃に買えなくて、その後の復刻でやっと買った「airmax 95 grape」が加水分解を起こしていたのだ。
 加水分解とは、シューズのソールに使用されているウレタンが、水分と結びついて化学分解してしまうことです。水分が少ないと、乾燥してもろくなってしまい、水分が多すぎると溶け出してしまう。一般的には約10年経たないとならない現象なので、スニーカー制作サイドのミスや不手際ではなく、当たり前に起こる劣化なのです。面白い事にこの現象は普段使用されているスニーカーよりも、使用されていないスニーカーの方に起こりやすく、つまりは「コレクションせず普段から履け」という事なのです。
 我が愛しきグレープはエアの部分の接着剤が変色して黄色くなるという初期段階なので、あまり気にすることでもないだろうけど、やっぱり永遠に続くものはないのだ。うん。

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写真流出

 映画「インファナル・アフェア」のエディソン・チャンのプライベートな写真が流出するという事件が起きている。香港の芸能界は揺れに揺れているみたいで、当人のエディソン・チャンはアメリカに逃亡するものの、連絡が取れずに自殺の可能性もあるとされている。
 写真の内容は期待通りのムフフなものばかりで、相手の女性がこれまた芸能人だから、かってないスキャンダルになっているらしい。それも一人ではなく、色んな女性との写真を収めていた様で、天地がひっくり返るぐらいの騒ぎになっているとのこと。原因はタクシーに携帯電話を忘れていった事のようで、痛恨のミスである。
 香港芸能界が舞台だからイマイチよく分からないけど、日本で言うと人気男性俳優がアイドル6,7人とやった写真を収めた携帯がそのまま流出したと思えば、そりゃ大騒ぎになるわな・・。みんなも気をつけてください。

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熊田曜子

 世の中にはどうにも残念な人もいるわけであります。何をしてもうまく行かなかったり、何をするにもタイミングがズレたいたり、気をきかしたつもりが逆に迷惑・・・・、どの学校・会社にも一人はいるわけです。そして芸能人にもそういった人も当然いるでしょう。パッと浮かぶのは江頭2:50分氏。やることやることが常にマイナス、普通にする事もできなくて、逆に暴走することがウリ。ま、江頭2:50分氏の暴走やハチャメチャさは一種の約束ごとになっていてキャラでもあるので仕方ありません。
 今日のヤフーニュースで
「熊田曜子 日焼け止め年間250」
というのありました。興味ないから読んでもいないけど(ダメじゃん)、おそらく熊田曜子のグラビアに対するプロ意識はすごい、みたいなニュースだと思う。この通り、熊田曜子はヤフーニュースで名前がでるぐらいの知名度であるんだよね。
 で、トピックスのその他に、
「日焼け止め サンゴ白化の一因 伊チームが発表」
というニュースがありました。これは読んでみたけど、日焼け止めに含まれる成分がサンゴを白化させる原因になっている、という内容であった。
 これらのニュースが同じ画面ではないにしろ、同時にアップされるなんて、ヤフーのスタッフに熊田曜子が嫌いな奴がいるのではと勘ぐりたくなるぐらいに面白い。
 思えばやらかした放火を自分のブログに書いていたくまぇりの時も、熊田曜子本人は何もしていないのになんか微妙・・・みたいな雰囲気になっていた事を思い出す。本人は何もしていないのにね・・・。

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 XーJAPANの復活劇が話題になっている。チケットをオークションにかけたりと、良くない話があるものの、ファンにとっては嬉しい限りであろう。それでも不安は多く、TOSHIは歌えるのか?YOSHIKIの体はもつのか?二人の関係はどうなの?TOSHIの例のアレは大丈夫なのか?そもそもHIDEなしでの復活はあるのか?とファン以外の人でも注目してしまうありさま。
 僕もXのCDを何枚か買ったぐらいの、あまり熱心とは呼べないファンだけど、それでも気になる。やっぱり一時代を築いたバンドだし、後世に残した影響はあまりにも大きい。
 Xは平成元年デビュー、解散から9年も経っているらしいけど、いまだに話題になるということはやっぱり偉大なバンドなのだろう。昔千葉にあったセントラル・プラザの屋上で、ギター一本で歌っていたTOSHIの姿が目に浮かぶ。無料ライブだったのに、観客はまばらだったっけ・・・・。X時代は危険な匂いやカリスマ性を感じさせていたTOSHIはそこら辺の兄ちゃんの様な姿であった。当時は「時間は残酷だなあ」なんて思っていたけど、あれからもっと時間が経った今、Xは元に戻れるのだろうか。

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泣ける

 少し前にNHKで石田衣良の特集をやっていた。IWGPもいいけど、僕はアキハバラ@DEEPのファンで、その特集を見ることにした。その番組で一番感心したのは、石田衣良が自分で書いた文章を読み直す時に感極まって泣いてしまう事である。・・・・。その事をどう思うかは人それぞれだけどね。
 DRAGON ASHの降谷建志も「陽はまた昇りくりかえす」をステージで歌う度に泣きいていたし、僕の好きなTHE BOOMも
「自分の書いた歌で泣けるTHE BOOMは大馬鹿バンドだ」
という歌詞を書いているし、エレカシの宮本浩次も
「自分の歌で感動する時がある」
と発言している。何かを創造し、それ人前に発表できるレベルにまでその創造物を上げられる人は感受性が高いのは当たり前。なので、自分が作ったもので泣けるのは特殊な事ではないのかも知れない。一見うらやましい感じもするけど、感受性が高いという事はある意味ではすごく苦しい事でもあるんだよね。普通の人にとっては何でもない事で傷ついたり、嫌な気持ちになったり。それで金を生み出せればいいんだろうけど。

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足立区の事件

 非常に不謹慎だけど、足立区の一家無理心中(真相はまだ不明だけど)が映画「シャイニング」と同じに思えて仕方ない。「シャイニング」は数多くあるホラー映画の中で、本当に怖い1本である。

「怖い」には何種類かあって、それは幽霊や妖怪、怪獣、怪奇現象に代表される
「知らない・理解できないから怖い」というのと、
普通の人が豹変してストーカーや殺人者になる
「異常な人でも普通に見えるから怖い」というのがる。

 最近のニュースで多いのは「普通に見えるのに」というのがあまりにも多く、今回の事件だってそうである。これは
「自分の周りでも起こる可能性はある」
「誰でも狂気に陥る可能性はある」
という事を実証していて、今の社会の不安感を煽っている。こうなると隣人どころか、家族でも、誰も信用できないという状態になっていき、殺伐とした社会が出来上がる。たしかに「普通」と「異常」のボーダーラインが年々微妙になっている時代だけど、いつの時代も超えては行けないラインがあるはずなんだけどねえ・・・。

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アカデミー賞

  アカデミー賞の季節がやってきた。前にも書いたと思うけど、アカデミー賞は極めて内輪で行われる賞である。投票権を持つのは映画界で働く者たちだけ。よって色々な損得や人間関係、今後の仕事を視野に入れての投票になり、観客である世の中との意見と違う事が多い。
 今回の作新賞は
「つぎない」
「JUNO/ジュノ」
「フィクサー」
「ノーカントリー」
「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」
と、日本でまだ公開されていない上、どうも地味なものばかり。スターを使っているのは「フィクサー」ぐらいである。僕の注目は「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」で、石油で大富豪に成り上がった男とその一家の運命を壮大なスケールで描いている。成功の裏側に潜む欲望と裏切り、宗教や争いなど、アメリカ史の影の部分を見据えた骨太な作品、という事である。監督は僕が愛してまないP.T.アンダーソン。今回も素晴らしい一本になっているハズだ。とは言っても公開はゴールデンウィーク。受賞しなかったらミニシアター系と判断され、都内だけで公開なんて事になりかねない・・・。是非とも頑張って欲しい。

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気持ちいいから

 ま、思えば人間に行動のほとんどは「気持ちいい」を基準にして決められる。衣食住だってある程度満たされると、より着心地のいい服、より美味しい食べ物、より拾い住処と欲求のレベルは上がっていく。タチの悪いことにこれらには限度がなく、どこまでも上げっていく。この根本は「本能」なんだろうけど、あまりにレベルが上がると「生きるために」とは全く違う方向に行ってしまう。マズローの欲求階層理論じゃないけど、
仲間が欲しい→愛されたい→尊敬されたい→自分自身を愛したい→なりたい自分になる
ここまで来ると精神的な気持ちよさを追いかけている事になり、人間ならではの欲求になるんだよね。
 生活していると、色んな変な行動をとる人を見かけると思うけど、最近では実はその変な行為はとてつもなく気持ちいいのでは?と疑う事にしている。

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すごく気持ちいいんじゃないか?

 いや、バース2号の話でも、TENGAでもありません。そっちはそっちで良さそうだけど。
いつも僕の髪の毛を切っている美容師さんから、彼の友達の話を聞いた。その友達はとある劇団に所属する役者で、だいたい僕と同じ年らしい。公演を開く度に見に来るように声をかけられるのだが、いつ行っても観客は身内ばかり。決して大きい劇団でもない上、観客が増えないとなると経済的に厳しいんじゃないか?と美容師は心配していた。入場料はそこそこ高いのだが、それは全て劇場を借りるために消えていくので、実質は赤字なのだろう、とも言っていた。トイレ共用風呂なし6畳に住む貧乏劇団員というのはテレビが作ったパターンかと思っていたけど、本当にいるらしい。
 生活はどうでもいい、自分が好きな事に打ち込める環境さえあればいい、と思える人はこの世にたくさんいるだろう。僕は演劇の事分からないけど、おそらくすっごく気持ちいい瞬間があるのだろう、と思う。それも
「金なんかどうでもいい」
と思えるぐらいに気持ちいい事であるとすれば、なんだか羨ましい気もする。好きな事に打ち込む人はたくさんいるけど、生活基盤を捨ててまでその「気持ちいい」を追いかけたくなるぐらいなんだから、僕らの想像を越えた「気持ちいい」なのだろう。自分が知らない「気持ちいい」というのはとっても気になるものである・・・。
 

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Wii

 それにしてもWiiというのは思っていたよりも全然小さいのね。CM等で良く見るのは外箱で、中身はずっと小さくてビックリ。Wiiといい、TENGAといい、技術の進歩は恐ろしい・・・。

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鉄腕アトム

 今でこそジャパニメーションなんて呼ばれ、世界のあちこちで人気を博している日本のアニメですが、
一応そう言うことになっている)の最初の第一歩は「鉄腕アトム」であった。ご存じ手塚治虫の傑作である。当時の手塚治虫は多忙を極め、1週間に何時間も寝れないぐらいであった。そこに週1で30分のアニメを作る事は明らかに無謀な事で、手塚先生の心配をする周りのスタッフは
「先延ばしにしましょうよ」
「アニメ作成は無理ではないでしょうか」
と助言したが、手塚先生は首を縦には振らず
「ここで僕があきらめたら日本のアニメーションはここで止まってしまう」
と言ったのだそうだ。この台詞は「未来のために」という、手塚先生が一貫して書き続けたテーマとなっている。
 「アトム」は未来に希望を描いた数好きないアニメだと思う。いろんな事件が起こり、アトムは自我に悩んだりするけど、
「科学は人間を幸せにしてくれる」
「人類の未来は明るい」
という世界を子供に向けて描いた前向きなアニメである。世相やニュースではこういった前向きなメッセージを見ることは少なく、逆に暗くなる事が多い世の中ではあるけど、だからこそ未来を明るく描いた「アトム」は改めてすごいなあと思う。 

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日本代表

 代表が4-1でタイを下し、W杯予選の初戦を勝利で飾った。初戦というのはとても大事なもので、内容はともかくとりあえず勝っておきたい、とどの国も思うもの。しっかり結果を残したのは素晴らしい事である。
 思えばオシム監督の後を岡田監督が引き継いだのは最近の事、準備が完璧ではない。おまけに相手は成長著しいタイ、天気も雪という、おそらく多くの選手が未体験な環境、そしてタイは来日以来イライラしているという状態。「まさか」が起こる要素は揃っていたのだが、危なげなく(失点はしたけど)勝ちを納めた事は素晴らしい事である。怪我とか警告とか、いらないものをもらう事もなく、実力通りの結果になった事を喜びたい。思えばタイとは予選の度に戦っているチームであり、今まで勝ってきたチームである。よって今回の勝利も計算の内だろうけど、油断せずに戦わなければならない嫌な相手であった事はまちがいない。ま、こんな所で良い勝負をしてしまってはこの先が思いやられるので、点差を付けてサクっとやっつけた事は素直に喜ぶべきだ。
 それにしてもスタンドに3万5千にもいたけど、あんな天気で良く応援してくれたものだ。最近の代表は人気が低下しているのか、集客能力が落ちているワリにはこんな天気で3万5千人も集めてしまうとは立派なものだ。

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寒い

 世界で一番寒い場所、ロシアのオイミャコンという村では過去にマイナス71.2度という記録があるらしい。どのぐらい寒いかというと、漁師が網を上げるとそこにかかっている魚があっという間に冷凍魚になり、菌も生きていけないので風邪などの病気もないという。何もそんな所でわざわざ住まなくたっていいのに、と思ってしまうのだが実はオイミャコンでは金が採れた時期があったらしい。

 何かの映画での台詞だったと思うけど、
「寒い国は栄えない。それは人の心までが冷えてしまうからだ」
というのがあって、僕は「ナルホドなあ」と思ったのを覚えている。冷静に考えればそんな事はないだろうけど、気候の暖かい国には底抜けに明るいというイメージがある。寒さは内側に籠もるが、暑さは力を放出している感じがある。常夏の国では水着の女性がビーチで遊んでいる時に、雪深い国では老人は暑いコートを纏い、帽子を目深くかぶる。この世界のどこかで同時に真逆の事が起こっている事を思うと、なんとも不思議な気分になる。
 寒いとか、暑いとかって実はちょっと特別な事なのだろう。雪が降ると誰もが文句タラタラだけど、雪を見たことのない人はたくさんいる。 
 学生時代に病院の清掃のバイトをしていた事がある。1日に1回屋上を掃除するんだけど、真夏の屋上というのはドアをくぐった瞬間にモワッと暑さの壁が襲ってきて、その場で体が溶けそうになる。で、掃除をしていると看護婦さんが車椅子に患者を乗せて散歩にやってくる。時間はいつも昼過ぎの、一日の中でも最も日差しが強い時間だった。こんな暑い時にわざわざ屋上に来なくてもいいのに、と僕はずっと思っていた。患者はいい年のお爺ちゃんで、自分では立てない状態の患者である。どう考えても体にいいわけはない。
 同じ事が何回かあって、僕は勇気を出して看護婦さんになぜその時間に患者を連れ出すのかと聞いてみた。看護婦さんが言うには、「暑い」や「寒い」を感じる事は大事な事で、特にそういった患者には生きているという実感が沸くのだそうだ。だから一番暑い時間に患者を連れ出すのだ。僕はなんだか関心して、立場や状況によって物事の受け止め方が違う事を悟った。
 暑いのも寒いのもいい所もあれば、嫌な所もある。天気の変化を楽しめる領域にたどり着くのはいつだろうか。

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皆様ありがとうございました

 思えば1年前の今頃はフロリアーナの一番の正念場を迎えていた頃であった。当時の僕らの間を流れいた空気は今とは全く違うもので、少しのイライラを含んだ緊張もあったと思う。もちろん、希望やある程度の自信もあったし、「やっぱり最後は気持ち」という共通認識もあって、僕らは一丸となっていた。1年経って今思うのは、
「あの時オレらは間違いなく輝いていた」
という事である。
 で、あれから一年経って、今の僕らはどうなっているのかな。県リーグ初参戦を9位で終え、たしかな手応えと共にもうちょっと行けたかなという少しの残念感もある。やり方次第ではもう少し上に行けるかもという希望もあって、来シーズンはやってやる!という気持ちかな。でもそれらの希望は全て「最後まで諦めない、気持ちで負けない、声で負けない、出来る事を最大限にする」という基盤の上に乗っていて、そこがぐらついていては何もならない。それらを維持、成長させない限り僕らは輝かないのだ。そこが僕らの特徴かな。ダサくても、格好悪くても。
 この一年は順調なものではなく、色々な変化もあったし、それなりにトラブルもあり、大変な時もありました。でもそれらを乗り越えられてのは一重にみんなの努力のおかげです。チームを引っぱった奴のおかげ、指導した奴のおかげ、雰囲気を締めた奴のおかげ、格好いいスウェットを作った奴のおかげ、腐らずのチャンスを待ち続けた奴のおかげ、加入してくれた奴のおかげ、ホペイロのおかげ、審判免許を持っている奴のおかげ、アンタのおかげ、君のおかげ、オレのおかげ。みんなのおかげです。面と向かっては絶対には言わないけど、みんなありがとう。みんな輝いていました。来シーズンはおそらくもっと大変な事になるでしょう。でもまあ、みんなでやればどうにかなる。そう思わせてくれるチームだし、今後もそうありたいと思う。

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雪・雪・雪 

 いやー、昨日は見事な雪景色。たしか去年と一昨年は降る降ると言いながらも結局は降らなかったので、2年ぶりの雪という事になる。1年に何度もない事だけど、本当に困るね。
 というわけで僕の車は雪道は絶対無理な構造。これまた1年に何度も乗らない電車で試合会場に向かう。電車は少しは遅れているものの、運行に問題なし。
 そして千葉駅についてから@10と合流。二人でタクシーに乗ったんだけど、このタクシーの運ちゃんが飛ばす飛ばす。雪が積もっている道の上を(おそらく)普段とまったく同じスピードで走る。バスを追い越したり、停まっている車をよけたり、はたまたノロノロ運転の車を追い越す時もより一層スピードを上げるので怖い怖い。運転する事が仕事、プロの運転手なんだから大丈夫なんだろうけど、本気で怖かった。 そしれにしても自然には勝てないとはこういう事か。これが休日ではなく平日の出来事だったらもっと大変な状況になっていただろう・・・。帰り際にも事故を目撃。自然には勝てない。

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またまたお疲れ様でした

 いやー、今週末は何だったのでしょうか。それにしても2連勝で締めくくる事が出来てなにより。なんだか恒例の頭痛が来ているのでシーズンを振り返るのはまたの機会にしておきますが、満足ではありながらももう少し行けたんじゃないか?が正直な所。 でもまあ、あんな天気の中で来れる奴らは全員そろったのだから、まだまだこれからも行けるって事かな。

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お疲れ様でした。

 いやー、新戦力大爆発という感じですか。これはこれですごく楽しいですけど、負けていられませんな。明日もあるし、今日は早めに休みましょう。

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マラドーナのアレ

 何やらマラドーナが「神の手ゴール」について
「あのときに逆戻りができ、歴史を変えることがでるのならそうしたい」
と謝罪したらしい。ま、マラドーナほど好き放題書かれる人物もいないので、どれだけ事実かは微妙な所である。マラドーナ関係の報道についてはフィルターを何枚もかけてから考えた方がいいぐらいである。
 そして実はこの「神の手ゴール」についても大きな誤解がある。これは恐らく色々な言語に訳す上で細かいニュアンスが変わった事が原因だと思う。記事などによると、
「試合後マラドーナは「あれは神の手だ」と平然と話し、イングランド・ファンの怒りを買った」
とあるけど、当時9歳の僕はそのニュースを見ており、マラドーナが自慢げに、もしくは傲慢な感じで
「あれは神の手だった」
と言ったとは認識していなかった。逆に、「神様が助けてくれた」、「運が良かった」というニュアンスだと感じ取っていた。もちろん、9歳ガキの記憶なんて信用できないし、ガキ過ぎて雰囲気を勘違いしていたこともあるかも知れないけど、神という単語を出す事は軽い事じゃないし、自分を神に例えていたとも思えないのである。なので、「神の手」の意味は
「俺の手が神の手」
「俺が神」
「俺は神の子」
という意味は全くない。
 と、ここまで書いた所でマラドーナのサイトをあちこち見てはその後の言動や行動を見ていると、どうも分が悪い気がしてきた・・。残念ながら当時の映像がないので何とも言えないが、やっぱりかばう意味はないかな。言ってそうだわ、マラドーナ。

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