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31

 いつからか分からないけど、我が社で
「誕生日に花束をあげる」
という風習が出来たみたいで、人生初めてで花束をもらった。花なんて買った事もなければあげた事もないわけで、案外嬉しかった。社長自ら渡されたので、恐縮しながらもってかえる。これ、どうしよう。
 その場に入社したての頃から僕を何かと助けてくれた上司がいた。いくつになった?ときかれ、31ですと答えたら、
「若い若いと思っていたらもうそんな年か、もうオレらと変わらないね」
なんて言われる。そうだよなあ、30過ぎればみんな同じか、と納得してしまった。
 若い人からみれば、オッサンはみんな同じである。この「オッサン」という言葉にはある種の軽蔑が含まれているけど、その裏には
「いつか自分もそうなる」
「けど今はちがう、今は若い」
「でも僕はちゃんとした大人になれるのだろうか・・・」
という未来の自分に対する形のない不安が潜んでいるのだ。
 この年になって、
「オッサンみんな同じではなく、実は若い奴はみんな同じ」
である事に気付く。若さには良いこともあれば、嫌な事もある。それは年をとっていても同じ。きっと
「その年にふさわしい中身」
があればいいのだろう。そう思う。

posted by @6 : 19:52

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