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マラドーナのアレ

 何やらマラドーナが「神の手ゴール」について
「あのときに逆戻りができ、歴史を変えることがでるのならそうしたい」
と謝罪したらしい。ま、マラドーナほど好き放題書かれる人物もいないので、どれだけ事実かは微妙な所である。マラドーナ関係の報道についてはフィルターを何枚もかけてから考えた方がいいぐらいである。
 そして実はこの「神の手ゴール」についても大きな誤解がある。これは恐らく色々な言語に訳す上で細かいニュアンスが変わった事が原因だと思う。記事などによると、
「試合後マラドーナは「あれは神の手だ」と平然と話し、イングランド・ファンの怒りを買った」
とあるけど、当時9歳の僕はそのニュースを見ており、マラドーナが自慢げに、もしくは傲慢な感じで
「あれは神の手だった」
と言ったとは認識していなかった。逆に、「神様が助けてくれた」、「運が良かった」というニュアンスだと感じ取っていた。もちろん、9歳ガキの記憶なんて信用できないし、ガキ過ぎて雰囲気を勘違いしていたこともあるかも知れないけど、神という単語を出す事は軽い事じゃないし、自分を神に例えていたとも思えないのである。なので、「神の手」の意味は
「俺の手が神の手」
「俺が神」
「俺は神の子」
という意味は全くない。
 と、ここまで書いた所でマラドーナのサイトをあちこち見てはその後の言動や行動を見ていると、どうも分が悪い気がしてきた・・。残念ながら当時の映像がないので何とも言えないが、やっぱりかばう意味はないかな。言ってそうだわ、マラドーナ。

posted by @6 : 20:16

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