2008/2/19 火 | 2008.02
永遠なんてないんだよ、本当は
またまたまたスニーカーの話題で申し訳ないのです。今僕の中で、年に1回しかない「スニーカー熱ビッグウェーブ」というのが来ており、これがまた財布と相談せずに来るわけだから、非常に良くない状態にあるわけです。心の中で
「もうあるから必要ないでしょ?」
と天使が囁けば、
「今しか買えないよ」、「男らしく行けよ!」
と悪魔が返すわけです。問題なのは僕の中の天使は「キャプテン翼」における「森崎くん」ぐらいの影響力しかないわけで、弱い頃のロッテと同じぐらいの勝率なのです。
で、今一度持っている在庫を把握して、それからまた考えようと思って、今持っているスニーカーをチェクしたのですが、なんとショックな事が発覚しました。それは憧れであり、流行っていた頃に買えなくて、その後の復刻でやっと買った「airmax 95 grape」が加水分解を起こしていたのだ。
加水分解とは、シューズのソールに使用されているウレタンが、水分と結びついて化学分解してしまうことです。水分が少ないと、乾燥してもろくなってしまい、水分が多すぎると溶け出してしまう。一般的には約10年経たないとならない現象なので、スニーカー制作サイドのミスや不手際ではなく、当たり前に起こる劣化なのです。面白い事にこの現象は普段使用されているスニーカーよりも、使用されていないスニーカーの方に起こりやすく、つまりは「コレクションせず普段から履け」という事なのです。
我が愛しきグレープはエアの部分の接着剤が変色して黄色くなるという初期段階なので、あまり気にすることでもないだろうけど、やっぱり永遠に続くものはないのだ。うん。
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