2008/2/11 月 | 2008.02
すごく気持ちいいんじゃないか?
いや、バース2号の話でも、TENGAでもありません。そっちはそっちで良さそうだけど。
いつも僕の髪の毛を切っている美容師さんから、彼の友達の話を聞いた。その友達はとある劇団に所属する役者で、だいたい僕と同じ年らしい。公演を開く度に見に来るように声をかけられるのだが、いつ行っても観客は身内ばかり。決して大きい劇団でもない上、観客が増えないとなると経済的に厳しいんじゃないか?と美容師は心配していた。入場料はそこそこ高いのだが、それは全て劇場を借りるために消えていくので、実質は赤字なのだろう、とも言っていた。トイレ共用風呂なし6畳に住む貧乏劇団員というのはテレビが作ったパターンかと思っていたけど、本当にいるらしい。
生活はどうでもいい、自分が好きな事に打ち込める環境さえあればいい、と思える人はこの世にたくさんいるだろう。僕は演劇の事分からないけど、おそらくすっごく気持ちいい瞬間があるのだろう、と思う。それも
「金なんかどうでもいい」
と思えるぐらいに気持ちいい事であるとすれば、なんだか羨ましい気もする。好きな事に打ち込む人はたくさんいるけど、生活基盤を捨ててまでその「気持ちいい」を追いかけたくなるぐらいなんだから、僕らの想像を越えた「気持ちいい」なのだろう。自分が知らない「気持ちいい」というのはとっても気になるものである・・・。
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