2008/2/14 木 | 2008.02
足立区の事件
非常に不謹慎だけど、足立区の一家無理心中(真相はまだ不明だけど)が映画「シャイニング」と同じに思えて仕方ない。「シャイニング」は数多くあるホラー映画の中で、本当に怖い1本である。
「怖い」には何種類かあって、それは幽霊や妖怪、怪獣、怪奇現象に代表される
「知らない・理解できないから怖い」というのと、
普通の人が豹変してストーカーや殺人者になる
「異常な人でも普通に見えるから怖い」というのがる。
最近のニュースで多いのは「普通に見えるのに」というのがあまりにも多く、今回の事件だってそうである。これは
「自分の周りでも起こる可能性はある」
「誰でも狂気に陥る可能性はある」
という事を実証していて、今の社会の不安感を煽っている。こうなると隣人どころか、家族でも、誰も信用できないという状態になっていき、殺伐とした社会が出来上がる。たしかに「普通」と「異常」のボーダーラインが年々微妙になっている時代だけど、いつの時代も超えては行けないラインがあるはずなんだけどねえ・・・。
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