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優しさの押しかけ売り

 熱のため寝込みながらずっとTVを見ていてたので、腰が痛い。夕方頃にオリンピック日本代表の舞台裏を写したドキュメンタリーをやっていて、なんだか泣けてくる俺。弱っていると涙もろくなるものである。このドキュメンタリーだってメダルを取ることを前提として作っていたわけで、ナレーションの方の苦しい良いわけが続く。
 あれこれチャンネルを変えていたら、今日は24時間テレビだった事に気づく。少し見ていたらやっぱり「お涙ちょうだい」的なものが多くて、ウンザリする。この番組は恵まれない人や障害者の方への関心をひろめたり、募金を募ったりと、良いことをしているように思えるのだけど、じつはそれらで商売をしているという、非常にあくどい番組である。これに文句をつけた途端、言った人が悪者になる作りも見事。「障害者の役をやるとオスカーがもらえる」という映画界にとても似ているしね。
 そして夜にNHKで「幻の鮫を追え! ゴブリンシャークの謎」というのをやっていて、これが大変面白かった〜。疲れるので以上。

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WMFW

 トップページのWMFWは 「WE MUST FIGHT & WIN」 の略で、Arrested Developmentのアルバム「Zingalamaduni」の1曲目のタイトルである。ジャンル的にはヒップホップになるんだろうけど、僕がこのCDを買った時はまだヒップホップという言葉はなくて、ブラック、もしくはエスニックなんちゃらと呼ばれていた。これを買ったのは93年か94年ぐらいの事で、当然の如く貧乏だった僕は一大決心をしてこの1枚をレジに持っていたものである。あまりにも気に入っているため今でもずっと大事にとっている。
 WMFWはこのCDの中での架空のラジオ局という設定になっといてフジTVのJOCX、ニッポン放送のJOLFの様に、コールサインがWMFWになっている。(という設定である)。この曲がかかる時も、まるでラジオ番組が始まるかのような作りになっていて、「みんなお早う〜」等といいながら後にかける曲のアナウンスをしている。僕はこの設定というか、世界観が大好きで、反則技でありながらも最高のイントロだと思っている。
 このArrested Developmentはメッセージ性のある曲を歌う事で有名で、どの曲にもブラックコミュニティに対するメッセージが込められている。反体制な歌詞や、差別に対する批判も多くて、初めて歌詞カードを読んだ時はかなりビックリした。その中でのWE MUST FIGHT & WINがあって、
「戦って勝たなければいけない」
というフレーズは僕らにピッタリで、今回使ってみた。戦う相手は体制や差別でないけど、僕らにだって絶対に負けれらない何かはあるのだ。競技の上でにも、生活の中でも。

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遊園地の恐怖

 ネズミランドを愛してやまない人は多い。その情熱があまりにも熱いため、ディズニーは一種の宗教なんじゃないかと時折思うことがある。ま、キリストの次に有名なアイコンはミッキーである事は間違いない。
 僕はネズミランドがあまり好きではない、というより遊園地そのものが苦手である。いつも人でごった返していることもあるけど、おそらく潜在的にビビッているのだと思う。なぜなら、子供時代には遊園地やサーカスが怖かったからである。
 遊園地とサーカスは違うものだけど、なぜか僕の中では同じなものに思える。サーカスには見せ物小屋があって、必ずしも子供向けではない。多分サーカスから怪しくて危ない怪しい雰囲気を取ったのが遊園地かなあ、多分ちがうけど。
 サーカスというのはジプシーの人たちが地方から地方へと移動しながら興行を行うもので、巨大なテントの中で行う出し物のほかに売店やメリーゴーランド等のアミューズメントを隣接したものである。それらを広い空き地に展開し、興行期間が終わったら何事もなかったかの様に去っていく。日本でサーカスといえば「ぴあ」でチケットが売られるイベントを想像しがちだけど、一昔前まではちょっと怪しいヤクザな商売であった。今まで何もなかった広大な空き地が夢の国になったかと思えば、ある日には巨大なテントが消え、最初から何もなかった様に空き地が広がっているだけ。子供にとっては不思議な光景である。
 ジプシー達への差別的偏見として、「子供をさらっていく」というのがあった。定住先を持たない彼らはずっと移動しながら暮らすため、彼らが去った後にいなくなっている子供がいる、等の噂を良く聞いた。ただの都市伝説だろうし証拠なんてないのだが、自分の中で
「一晩にして消えるサーカス」

「消えた子供」
というのはピッタリと合う気がして怖かった。
 なので、サーカスとはちがうと分かっていても、遊園地は怖い。スペースマウンテンの地下には誘拐された子供達がたくさん閉じこめられていて、せっせとミッキーのかぶり物を毎日洗濯させられているかも知れないしね。

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フォント

 ウェブサイトを作るときお世話になるのがフリー・フォントである。PCに最初から入っているフォントではつまらない、一風変わったフォントや可愛いフォントを探すものである。無料で使えるフリーフォントもあれば、少しだけ金が必要なフォントある。そして日本だけでなく世界中にダウンロードサイトがあるのが面白い所である。必要でなくても見ているだけで楽しい事もあって、ちょくちょく検索していたらこんなのが見つかった。
http://www.killerfonts.com/
 切り裂きジャックやジョン・ディリンジャー、ビりー・ザ・キッド等の殺人者の文字を再現したフォントダウロードサイトなのだ!手紙や犯行声明分から筆跡を起こしてそれをフォントにしてしまったなんとも趣味がいいのか悪いのかわからないサイトである。他にもベートーヴェンやナポレオン、ミケランジェロなどの歴史上の有名人フォントなどもあって非常に楽しめる。是非とも使いたいけど、有料なんだよね。使い道がないのが問題だけど。このサイトはローマ字だけだから、「日本人犯罪者フォント集」みたいなのを作れば儲かるかな。倫理的に問題ありだけど。字は人をあらわすというしね。

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半ケツ

 えー、昨日のブログに
「きつくて入らない」
というコメントを頂きました。実は僕も今日履いて一日を過ごしたのですが、レーザーレーサーを着た試合後の北島選手の様に、半ケツになったりならなかったりという状態でした。おかげさまで時折背中からズボンの中に手を入れてパンツを引っ張り上げるという、人に見られたくない行動をしてしまいました。僕はXLでもLでもMでも着れる便利な体型だけど、(中途半端とも言う)ちょっと快適ではないという感じになってしまった。残念。洗濯したら伸びないかな。

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付録

 雑誌「SMART」の付録にF.C.R.Bのパンツが付いていて、どうせ大したものじゃないだろうなあと思いながらも買ってしまった。早速開けてみたらデザインはいい感じだけど、使われている生地はまあまという予想通りの結果であった。ま、500円ぐらいでパンツ一丁だから適正だろうけど。
 良く話題になるのが付録が本体の価値を超えてしまう時である。やれシールのためにチョコを捨てたりと、なんだか悪いイメージがある。食べ物を粗末にするのはもちろん悪い事ではあるが、雑誌にパンツが付いているのはその時点ですでにものの価値がどこに在るのかを見失っている気もする。実際僕も雑誌は早々に捨てた。パンツは欲しいけど雑誌はいらない状態になっていて、色違いで出してくれれば・・、なんて思っている。
 

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終わり

 オリンピックが終わった。個人の結果はどうであれ、閉会式に出席していた選手たちの表情はさわやかで、非常に印象的であった。メダリストであってもなくても、一仕事を終えた人の表情は見ていて気持ちがいい。
 それにしてもリレーは感動的であった。前回のオリンピックは4位、世界陸上は5位と「ありそう」ではあったものの、誰もが予想しなかったメダル。圧倒的なフィジカルの差を「バトンパスの練習」でカバーしあうという発想は日本人的すぎて、逆に涙が出そうになった。
 大きな大会が終わり、選手たちはまた練習の日々に戻る。ある意味ではこれからが大変である。閉会式の笑顔には最後の一瞬を噛み締める意味もあっただろう。

 それにしても日本の陸上選手のモチベーションはどこから生まれてくるのだろうか。非常に失礼な話ではあるけど、どう考えても世界でトップになるのは難しい、というよりほぼ無理である。諦めるタイミングは無数にあるはずで、それを思うと尊敬の念を感じさずにはいられない。

日本レコードとワールドレコードを比較する時
黒人と大会で走った時
ボルトの走りを見た時
アフリカやカリブの皆様が人間の限界をより先に伸ばす時
「もうダメか」
と、
真剣に競技に打ち込んでいるアスリートこそ痛感するはず。それでも毎日練習に行っては苦しい思いをして、それを繰り返す。支えとなるのはもはや自分自身だけ、自分の体だけ、自分の精神だけ。そこには僕らにはわかり得ない気持ちというか、諦めの悪さがあるはずで、そういう意味では今回のメダルはリレーという競技である事、そして最後にバトンを受け取ったのが一番諦めの悪そうな朝原選手であることを思うと、何かを象徴している様に思えてしかたない。遺伝子レベルで違うからとか、骨格・筋力・バネがちがうからとか、それらを言い訳にしない、というか諦める理由にすらならないその精神をほかのスポーツは学ばないといけない。
 このメダルは多くのアスリートに勇気を与えたことだろう。黒人の間を駆け抜ける姿に「日本人だって走れるんだ」という事を証明したのだから。

 

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オッサンども

 この前の主張で参加した会議はかなりのレベルのもので、出席者の誰もが何かしらの会社のオーナーで、全員が僕の歳の倍を軽くいっていた。僕は代理の出席で明らかに場違いだったけど、まあ一番下っ端だけに雑用や準備ををこなした。以前にも何度か出席しているので、顔見知りになっていた人もいて緊張することはもうなくて、逆に楽しい場面もあった。試合の終了時間ぐらいには心ここにあらずだったけど・・・。
 で、わかった事がたくさんあって
・60にもなると色んな事にかなり余裕がある。
・60にもなると本当に政治の話をしたりする。
・オーナーというのは金がある。
・が、本当に金を持っている人は金持ちには見えない。
・怒る時は本当に怖い。
・新聞に載らない情報がたくさんある。
・でも情報を握っている人は表には出さない。
・PS4の開発がもう始まっている。
・上海にかなりイイ風俗嬢がいるらしい・・・。

等々である。60ともなると、疲れた男を想像してしまうけど、そんな事はまったくなくみんなエネルギッシュであった。それはそれでちょっと怖いけど。

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お疲れ様でした。

 みんな、お疲れ様です。色々あるかと思いますが、今度ききます。こっちはこっちで色々あって、まあ大変であります。次まで時間があるので、出来る事はたくさんあるでしょう。1個づつやっていきましょ。お疲れ様でした。

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なでしこの冒険

 日本の女子サッカーは次回大会から
「メダルを狙う」
と声高々に宣言する事が出来ることを思うと、このオリンピックのBEST4というのは日本のサッカー界、そして世界の女子サッカー界の中でも大きな出来事だろう。男子サッカーでは到底本気では言えない言葉だし、言ったみた所では笑われるのがオチ。なんとも羨ましい言葉です。
 思えば男子サッカーの副産物かの様に扱われ来た女子サッカー。華々しいJリーグの影ではLリーグの存在は危ういものだった。バブル崩壊の影響でスポンサーや企業チームが相次いで撤退するなど、一時はリーグ消滅の危機にまで陥っていた。サッカーがしたくても出来る環境がないという、とても苦しい時期に勝ち取ったアテネオリンピックBEST8。自分たちで扉を開いてきたわけだ。その時に「なでしこ」といういいのか悪いのかわからない名前がついた。この名前が彼女らに合っているのか合っていないのかがまた微妙な所だけど。
 とにかくメダルまで後もう一歩て所まで来ているなんて、男子では今後50年はなさそうな快挙。残念ながらそれでも状況は厳しいだろう。女子の試合に人が集まるとは想像できないし、なによりもJリーグほどに情報もない。澤兄貴の年俸がいくらなのかはわからないけど、男子の半分にも行かないだろうなあ。

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影響

 アメリカでは日本以上に、国が個人の情報を管理できる範囲がもの凄く広い。図書館で借りる本までがリストアップされて、ヒットラーの「我が闘争」を借りた日には借りた人がリストアップされるという都市伝説がある。「愛国法」があるからあながち嘘でもないだろうけど、「我が闘争」を読んだからって危険分子になりえるのだろうか。
 神戸事件を起こした酒鬼薔薇聖斗がホラー映画を良く見ていたのは有名な話である。映画やゲームが青少年に悪影響を与える、とおおっぴら言われる様になったのはこの事件が起きてからではないかと思う。もちろん、以前からその意見はあっただろうけど、あの事件を機に
「ほれ見ろ、やっぱりそうじゃん」
という事になったと感じている。
 僕的にはその考え方は全くちがうと思っていて、そして今まで接した中にそんな考え方の人はいなかったので、ごく一部の
「良くいるギャーギャー騒ぐPTAっぽい人」
だろうな、と思っていた。が、この度そういう考え方の人と話す事があって、素直にびっくりしました。その人がいうには
「人を殺すゲームをやっている子供と、しなかった子供とでは同じ様に育つハズがない」
と言うことで、ナルホドなと思ったりもした。その人は僕よりも全然年上で、僕も
「それは違くないですか?」
とは噛みつかなかったけど、最後まで納得は出来なかった。
 暴力的な映画があって、それに接する事で影響されるバカは絶対にいる。が、それを真似して行動に移すのは全くちがう問題で、倫理や教育や善悪の判断の問題だろう。おそらく
●誰かを傷つける事を想像する事

●誰かを傷つける事を全く想像しない事
の罪は同じだと思うんだけど・・・。どうなんだろう。どっちにしろ難しい問題である。

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ゲームと殺人

 足首を治すためにPS3を購入した僕です。最近は「メタルギア・オンライン」というゲームを通じて、全国のゲーマーの皆さんと殺したり殺されたりしています。
 「メタルギア・オンライン」はプレイヤー同士でチームを組んだり、または個人個人で、色々な武器を使って殺し合うゲームです。アサルトライフルやスナイパーライフル、またはハンドガンを使ったり、手榴弾を使ったり、中にはナイフを使うプレイヤーもいます。細部までにこだわったレベルの高いゲームであり、リアルさ、設定、マップ、ルール、作戦と、絶妙なバランスで作られている。そしてオンライン対応なので、全国のゲーマーどもが夜な夜な血を流し合っているわけです。
 残念ながら僕の腕はフットサルと同じぐらいで、殺している数が殺されている数よりも全然多いという、時にはサンドバッグ状態になることもあります。それでも時々相手が密集しているところに手榴弾を投げて何人も殺したり、僕の存在に気づいていないスナイパーの背後から近づいて後頭部を撃ったりと、
「やった!」
と思える瞬間が何度かあって、やめずにすんでいる。
 プレイヤーの履歴を見れる画面がある事を発見して、見てみたら僕はもう25時間プレイしていたので、
「25時間もやっていてこの成績じゃ才能ないか」
なんて思ったのですが、他のプレイヤーの皆様の時間数を調べたら200時間を越えている人が何人もいた。中には400時間を越えているツワモノもいて、
「こいつは引きこもり?」
と軽く疑っています。
 こういったゲームには必ず反対派がいるものだけど、明日はそれについて書こうと思う。
 

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ヒース・レジャー

 バットマン最新作の「ダーク・ナイト」でジョーカーを演じているのはヒース・レジャーである。少し前に薬の過剰摂取でなくなった俳優である。ハリウッドにおけるヒース・レジャーの評価はとても高く、劇場に客を呼べることはんもちろん、その演技力も若手の中ではトップであった。
 ヒース・レジャーは役者バカとして知られており、演技に対する姿勢には誰もが尊敬の念を抱く存在であった。事実、彼が死んだのはジョーカーの役に入りすぎてしまったため、と言われている。ジョーカーは精神異常で常に躁状態であり、ヒースもそれを真似たのではないかというのがその根拠である。亡くなった場所には数種類の精神安定剤や睡眠薬があり、役から抜け戻ろうとしてけど戻れなかった、というのが真相のようだ。死因はそれらの複数の薬過剰摂取による急性中毒。鎮痛剤、精神安定剤、睡眠薬など、医者から処方された薬を6種類服用していたということで、それらの誤用による事故死と断定された。最初にニュースを聞いた時は誰もが麻薬関係だと思ったんだろうが、事実は違っていた。
 なんたるプロ意識である。役のために死ぬなんて(意図的であったかは別として)役者バカという領域を超えている。そりゃ気合の入った映画が出来るわけで、そこが日本とアメリカの漫画映画化のデキの差に繋がるのだろう。それが正解だとはもちろん思わないが、命を懸けて役を演じようする俳優が日本には何人いるだろうか。
 今度手塚治虫の「MW」が映画化されるらしいけど、この漫画は超がつくほどのエログロで、子供には絶対に見せられない作品である。主人公は同性愛者であり、そして男を誘惑しながら目的を果たしていくという映画なんだけど・・。映画化でどこまでやってくれるかが非常に楽しみだ。

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バットマン

 何やらバットマンが大人気らしい。興行成績がタイタニックに次ぐ歴代2位になり、もはや歴史に残る作品になってしまった。今回のバットマンは原点に戻り、非常に暗い内容になっているらしい。
 アメコミとは言えバットマンはかなり危ない物語で、登場人物はみんな精神的に崩壊している。主人公のバットマンもそうで、昼は女たらしの大富豪、夜は正義のヒーローという、真逆の存在を毎日演じている。面白いのはどっちの側面の本当の姿である事である。
 最初のバットマンは法で罰せない犯罪者をやっつけるという、自警団の様な存在であった。この時点ですでに正義を超越しており、そこに善悪という価値観はない。殺人を犯しても「精神鑑定」で刑を逃れる犯人をやっつけるのがバットマンの仕事なのだ。
 そして今回の敵は「ジョーカー」である。ジョーカーこそこの精神異常の親玉みたいな存在で、金にも権力にも名誉にも興味がなく、ただただ人を困らせたい、殺したいと思っている純粋に「異常」な存在なのだ。今回の映画では
「人の口の中にナイフを突っ込んで両頬を裂く」
のが趣味という、凶悪な描かれかたをしている。それ以外にも例えば親子に爆弾を仕掛け、それぞれに相手の起爆装置を渡し、
「相手を殺した方を助ける」
等と言って、人の良心を試したりするのも大好きなのだ。そのあまりの純粋さは不思議と「ちょっと格好いい・・・」と思わせる何かがあり、僕もガキの頃に読んでいた時にはバットマンの方が怖かったりしたものである。
 アメリカのアメコミ映画化には誰もがウンザリだけど、日本に比べアメリカの漫画映画化はその作品の本質を捉えているものが多い。手塚治虫の作品の様に、日本にだって人間の本質に迫る作品は多いのに、ダークな部分をことごとく切り捨て、当たり障りのない作品になってしまうのはなぜだろうか。どろろとか、デビルマンとか。


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お疲れ様でした。

 なんだか相変わらず乗りきれない状態が続いていますが、なんとか最低の結果は拾ったという所か。こんな事をしていたらいつか痛い目にあうだろうけど、ま、今までだったら今日みたいな試合は落としていた所だろう。しきり直しですね。がんばりましょう。

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未来のスニーカー

 「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」を見たガキの頃の僕が憧れたのはホバーボードであった。車輪がない未来のスケボーである。車輪がないだけに「ホバーボード」かい!随分安直な名前だな、なんて思っていたらなんとそのスケボーは水の上でも浮いていたんだよね。
 
 今回語りたいのはマーティ(主人公)がホバーボードに乗るときに履くスニーカーである。なんとこのスニーカーは足を入れた瞬間に自動的にシューレースが締まるモデルなのだ。スニーカーはNIKEのもので、僕の中にNIKEというブランドの印象を強く植え付けたシーンでもある。
 そしてなんとこの度、このスニーカーが発売される事になったのだ!残念ながら自動的にヒモを縛ってくれる機能はないけど、細部までBTTFにこだわったデザインになっている。ためしにいくらかなあ、と覗いてみたら134,400円でございました・・・。繰り返すけど、シューレースは自動的に締まりません。おそらく、
「あのスニーカーに色を合わせて今のモデルをちょっとだけ変えて出来るだけ似せました」
という、決して特別なスニーカーではないんだけど、即日完売になったんだよね。おそらく世界中に流れる足数が少ないのだろう。それにしても13万も出せるなんてすごい。

すげーかっこいい

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終戦記念日

 この年になると国家や家族、平和、社会の正体がなんとなく透けて見えるものである。それまでは全く考えもしなければ、気づかない内にその正体に触れていたとしても、それを理解する事は無理だったであろうと思う。これは年を取ったから賢くなったとか、物事の仕組みを理解できたとか、頭がよくなったとか、というわけではなく、それらを「特別なことである」、「大事なものである」というふうに思える様になったからである。

 今日は終戦記念日である。おそらく日本に住む誰もが例え一瞬だろうと、平和を意識する日である。戦争の記憶は年を重ねるごとに薄らいでいく中、毎年行われる平和への祈りも薄らいでいることだろう。平和というのは今では当たり前にそこにあり、いつかなくなるかも知れないものには思えないからだ。真剣に考える人は「けしからん!」と思うでしょうが、ある意味では仕方のないことでもあると思う。
 だって、平和って何だろう?戦争がない状態?そうだとすれば悲惨な事件が相次ぐ今の社会は平和とよべるのだろうか。論理的に理解できる答えがあれば是非とも教えて欲しいけど、この先はおそらく長い話だし、不勉強な僕が何かを書いては危険なのでやめておく。でも、僕が年を取ってわかったことは
「家族がみんな健康で幸せであればいいな」
「社会は秩序正しく機能する世界であればいいな」
「国が国民を第一に考える国家であればいいな」
と思える心が自分の中で育つ事である。これって全然甘いし、ただの願望であって全く行動に繋がっていなくて大人とは思えないけど、おそらくスタート地点であると思う。

 終戦を境に生まれた「平和」は今僕らに託されていて、僕らもいつか次の世代にこのバトンを渡さなければいけないという責任がある。その平和もいきなり出来たものではなく、大事に大事に築き上げられ育てられたものある。僕らの何が出来るかわからないけど、享受しているこの時代の有難みだけは理解しておくべきだろうな、と思う今日このごろである。

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心技体

 それにしても北島はすごいね。アイツに勝てるのはもはや河童とか、イルカとか、見ていないけどポニョとか、とりあえず人間ではない何かじゃないか?あまり好きな顔じゃないけど、あのプレッシャーの中で結果を出すのは男の中の男、いや、漢、でしょう。
 となると、水着というのはやっぱり別でどうでも良かった、という事になるのだろうか。結局は道具であって、皆が同じものを着れば差がでるのは結局心技体。そう、心技体が大事なのです。オリンピックともなれば技・体での差はつきにくい。誰もが必死に練習をし、全てを捨て競技に打ち込み、命を削って初めて立てる舞台。そこで勝負の差は常に紙一重。そしてその紙一重を左右するのは「心」でしょう。結果論かも知れないけど、U-23の選手よりもなでしこの方が気合いが入っていた、心を込めていた様に見えたのは僕だけでしょうか。
 今日@14が言った事は、まさにこの事だと思う。技・体がない僕らは心を込めないといけない。僕らはオリンピックに行くような選手ではないけど、したい事を表現出来る舞台があるのは同じ。そしてこれって特別な事なんだよね。毎日やっていると日常になっていって見失う事もあるけど、これってすごくもったいない。ま、いまさら言う事もないけどね。みんな分かっているでしょ。

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LEON

 僕の店にMR-Sに乗っている60代後半と思われるおじさんが良く来る。MR-Sは2人乗りのスポーツ車なので、60歳の男が乗るような車ではないのだろうけど、このおじさんにはこの車がピッタリと合い、見ていて非常にあこがれる。来るたびに車を見ているんだけどちゃんとキレイに磨いてあって、大事にはしてあるけど決して車に凝っている風ではない。さりげなく乗っている、という所になんだか好感が持てるのだ。
 高齢化社会の中、ある程度年齢が行った人をターゲットとしたマーケットがあって、その中で生まれたのが雑誌「LEON」である。厳密には「何歳から」というくくりはないけど、
・狙っている読者が若い頃に消費文化の洗礼を受けた層である
・年収1千万以上の読者がターゲット
・モテるオヤジのあり方を提示している
であることを考えると、20代・30代の若者を相手にしているわけではない事は確実でる。LEONは「チョイワル」という言葉を生み(口に出すのは非常に恥ずかしいけど)、掲載商品が売れまくるという、雑誌業界ではかなりの革命的な一冊のようだ。

 僕が気になるのは「LEON」というその雑誌名。実は「LEON」の女性版雑誌というのもあって、その名前が「NIKITA」である事を思うと、おそらくリュック・ベッソンの映画「LEON」から取っていると思われる。「NIKITA」もリュック・ベッソンが撮った女性暗殺者をテーマとした映画なので、おそらく正解であろう。「LEON」はヒットした映画のなので誰もが知っていると思う。問題は劇中の主人公、LEONはちょっと頭が弱い上に、おそらく童貞で、そしておまけにロリコンという「雑誌LEON」が提示するモテるオヤジとは真逆の存在であるということ。たしかに映画のタイトルとしてはちょっとオシャレな感じがするけど、良く考えたらなんか違う・・・。

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怖い

 北京の繁華街で観光中のアメリカ人男性が中国人男性に襲われ、死亡するという事件が起きたようだ。米国人男性はガイドの中国人女性と米国人女性と歩いているところを容疑者に襲われ、女性2人は怪我を負った。北京に市街はまるで戒厳令が敷かれているかのように警察や軍関係者が警備をしているとはいえ、一瞬の出来事に対応することは難しかったようだ。男はその後自殺を図ったとの事。
 何とも怖いニュースである。大会期間中に中国を訪れる観光客は45万人にも及ぶらしいので、只でさえ色々と問題が多いところでの出来事。それも真昼間に、そして北京の中心部で起きたことらしいので、場合によっては国際問題になりかねない。

 と、ここまでニュースを読んで僕が思ったのは
「これは本当だろうか?」
ということである。段ボール肉まんの事が一瞬頭をよぎり、こりゃヤラセもありえるな、なんて思ったけどさすがにそれはないか。中国が情報操作を行っている事は周知の事実。都合の悪いニュースはもみ消されるのにこのニュースが明るみにでたのは、他国のメディアが多く滞在しているからかな。
 自国の領土で外国人が殺されるというのは、おそらく一番避けたい事だったんじゃないか。これが選手ともあれば大変なことだったけど、どうやらバレーボールチームのコーチの親類だったようだ。だからといって罪は軽くはならないけど・・。開幕したばかりなのに・・・。どうなるんだろう


 という記事をこの事件が起きた日に書いたんだけど、帰り際にヤンキーと遭遇して不採用にしていた。で、この事件って報道されたのかなあ。ちゃんとテレビや新聞をくまなくチェックしているわけではないんだけど、その次の日に卓球やバスケを観戦しているブッシュさんのニュースがでたので、もしかして「ない」って事になっているんじゃないかと思って、非常に怖い。ギリ日本国内では報道されたけどアメリカではまだ、みたいな事もあり得るんだよね。事件の翌日まではネット上でこのニュースの続報はあったけど、今日はもうないんだよね。情報操作って怖い。

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オリンピック

 そもそも、開会式の前に予選を行うのはどうなのだろうか。今回のサッカーみたいに
「まだ開幕していないのにもう崖っぷち」
みたいな状態になってしまうのはどうもいただけません。

 それにしても現実というのは厳しいものであります。U-23日本代表はサクッと2連敗を喫し、早くも北京の舞台から降りることになりました。まだオランダ戦がありますが、世間は冷たいものです。可能性のない戦いに注目する人たちは少ないでしょう。
 グループ突破はハッキリ言って難しいと誰もが思っていました。アメリカはともかく、ナイジェリアとオランドと同組みになった時点で「終わった」という匂いがプンプンしていました。しかし、サッカーは何が起きるかは解らないスポーツ。淡い期待は常に胸にはあったのです。
 こっちが勝手に期待していたので、負けたからって何も思いません。しかし、ボコボコにされてもいいからいい所を一つでも、どんな小さなものでもいいから可能性を見せて欲しかったと思います。2試合を通じて「オッ!」と思ったのはあのコーナーキックぐらいで、あとは何となくチャンスを迎えたり、なんとなくピンチになったり、なんとなくファールをしたりもらったりで、これっ!というのが見えなかった感じがします。もちろん、誰もが必死だったと思います。選手だって、スタッフだって、監督だって必死だったでしょう。でも、なんだか引っかかるこの「残尿感」は何なのだろうか。時間が進むごとに、
「あ、身体能力では勝てねえな」
「あ、技術でも勝てねえな」
「ああ、日本代表は弱いのかあ」
と、勝てない事を再確認する時間になってしまっていました。
「ゴール前で外した」とか、
「後は入れるだけじゃん」とか、
「あんなの俺でも入るよ」とか、
「日本代表の試合よりアルゼンチン代表とブラジル代表の試合を放送しろよ」とか
そういうのはどうでも良いのです。確かの他の選手だったらゴールに入れていたかも知れないですが、そういう事を言っても仕方ありません。簡単なシュートなんてないし、仮にも代表選手が外しているのから、仕方ないのです。しかし、何も残さずに、何も見せずにスーット消えていくこの残念さ。あ〜、という感じなのです。

 どうやら反町監督が
「勝点3は取れなかったが、これほど悔いのない試合もない。やるべきことは全てやった。自分たちの力を出し、気持ちはひとつになった。でも勝てなかった。それだけのこと。(2試合を終えて)勝点は0だがメダルに値する(パフォーマンスだった)と選手たちには言ってあげたい。最終戦は日本の意地を見せて勝点3を取って解散したい」
と言ったらしくて、「メダルに値する〜」の当たりが一部のファンに反感を買っているらしい。解らない気もしないけど、そういう気分にすらなれないんだよねー、なんか。

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シオタブ

 今日の練習、3対2の場面で地面が揺れ、天井も揺れ、味方だった@22が二人に見えて、
「アレ、いつのまに3対3?」
と思ったのは僕だけだったみたいです。どうも今晩は、酸欠か脱水症状の一歩手前まで行ったユッキーです。監督から塩のタブレットをもらって何とかその後も練習出来ましたが、今、キーを一個ずつ打つ度にちょっと頭痛がしています。今日は割と涼しい日だったし、決して復帰直後って訳でもないし、暑いから具合が悪くなる事も今までなかったのですが、ちょっと調子に乗りすぎたかな、急ぎすぎたかも知れません。ちょっと反省です。
 骨折あけの@22を家まで送りながら、怪我談義になってしまう。お互いの認識で共通したのは、
「心はどうしてもはやるもの」
であるという事。そして身体のどこかが怪我を負うと、同時に心も傷つく。身体が治ってもその心がまだ治らないという事もあるわけで、自分の事でありながらも「良く分からない」という事もありえるのだ。人の心って難しい。でもやっぱり最後は精神論なので変わらないと思うけど。(笑)

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自分らしくある事は簡単ではないのだ

 職場の駐車場の近くにサビれたアパートがあって、その部屋のどれかに若いヤンキー君が住んでいる。退社する時に、自慢のバイクを引いている彼とすれ違う事が何回かあって、ヤンキーともなれば怖いハズなんだけど、ケンカでもにらみ合いでも僕の方が強いんじゃないか、と思うぐらいの若い子である。彼のバイクの音が聞こえるたびに、
「あ、アイツ家を出たんだ、うるせえなあ」
といつの間にかそう思う事が僕の中でも日常になっていた。
 彼が引くバイクは明らかに違法改造されたもので、その音も決して格好いい音ではなく、不調なエンジンが発するそのものである。、彼の格好や済んでいるアパート、そして彼のマシーンからは
「金がない」
という事が見て分かる。しかし、そこは面子を大事にするヤンキーである。ボロボロのバイクを引く彼は精一杯の威勢を張るために背を伸ばし歩いている。その姿は滑稽を通り越し、見ている僕は何だか悲しくなる程である。
 僕と彼の遭遇は何度かあって、少し前はエンジンがかからずに何度もキックを繰り返す姿を見た。これまた悲しくなる風景であった。自分でありたい自分であるのは大変なのだ。それがヤンキーともなると、余計大変だったりするのだろう。
 そして今日は彼女らしき女とケンカしている姿を見た。彼は大声を上げながら、部屋のドアを蹴っていた。開けっ放しにされたドアはガタンと大きな音を立てながら壁にぶつかり、また嫌な音を立てている。
 僕が自分の車に乗り込む時には女は原付に乗り込み、ノーヘルでどこかへ消えた。座り込むヤンキー、気持ちをどこに持っていけばいいのか分からないのか、時々思い出したかのようにまたドアを蹴っている。僕はちょっと離れた所から見ながら、また何だか悲しくなる。そして思った、くだらない、と。

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オリンピックサッカー

 オリンピックにおけるサッカーの立場が非常に曖昧なものである様な気がする。金メダルにどれだけ価値があるのかがハッキリとわからないし、ワールドカップとの比較の中ではどうしても見劣りしてしまう。 そもそもはオリンピックはアマチュアの最高峰大会であり、プロの参加の是非をめぐってU-23という枠ができ、さらにOVER AGE枠が3人という、
「まあまあ、じゃあ間をとって」
という、妥協案の中で出来た大会なので、仕方ないのかな。オリンピックが商業化していく中でもサッカーは金になる魅力的な商品なんだから、ちょっとおかしな事になっても仕方ない。

 まあ、それはいいとして気になるのは日本代表の本気度。ブラジルはロナウジーニョ、アルゼンチンはリケルメを召集するという、あきらかにガチな雰囲気。アルゼンチンは前回優勝国で連覇がかかっており、ブラジルは金メダルを一度も獲得したことがないから、お互い本気である。両国ともルール内でありながらもそのメンバーはどう考えても反則であり、A代表とあまり変わらない。しかし、強豪国がそこまでしているのだから、日本だってルール内で出来ることをしないといけないのでは、と思う。実力で劣るのは予想されるわけだから、OA枠を最大に利用して日本で最高の選手3人を連れて行く訳にはいかなかっただろうか。やる前の本気度で負けていたは勝負には絶対に勝てないのだから。日本で最高の3人は誰?ときかれると非常に困るけど。
 

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新しい命

 我が弟夫婦に女の子が生まれた。かなり大変な出産だったとの事だが、母子ともに何事もなくてよかった。そして今日、生まれたての赤ちゃんを見に行った。
 以前にこのブログで、
「生まれたての赤ちゃんが可愛いなんてのはお世辞で、本当は毛がちょっと少ないサルじゃないか」という暴言を吐いた事を思い出し、どうせ子ザルみたいなものかと思っていたのですが、なんだか予想以上に人間っぽくてビックリした。特に髪の毛がふさふさで、「麗しのサブリナ」のオードーリー・ヘプバーンみたいなショートカットになっていて、またまたビックリ。髪の毛の量は血としか思えない。遺伝子って怖い。
 見れば見るほど精巧なミニチュアの様で、特に手や足はデキが良く(当たり前だけど)、目の輝きやまつ毛の長さまでジロジロと見てしまった。赤ちゃんというのは不思議な生き物です。
 「抱いてみますか?」なんて言われて恐る恐る腕に抱いたのだけど、気づけば腕が震えていました。しかもこの赤ちゃんが一瞬笑顔になってから寝ちゃうもんだから、どうすればいいのかわからず、体が硬直してしまう俺、壊れやすい何かを扱うかの様に赤ちゃんを返した。

 生まれたての彼女にはあらゆる可能性が用意されていて、あらゆる道が開かれている。スーパーモデルになるかも知れないし、世界を救うような発明をしちゃうかもしれない。現時点ではなんだって可能だ。残念ながらそれと同じだけ負の可能性だってあるけど、それを出来るだけ少なくするのが僕ら家族の努めなのかな。

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オリンピック

 いよいよオリンピックが始まる。楽しみにしているかときかれれば、サッカーと野球ぐらいしか興味がないとウッカリ本心を言ってしまいそうだけど、今回のオリンピックは楽しみな点がいくつかあります。残念ながらそれは競技には関係のないところで、もはや野次馬根性以外の何者でもありません。そうです、今回のオリンピックは本線を外れた所にその楽しみがあるのです。まず予想されるハプニングとしては

●謎のウイルスへの集団感染
●どぶ水から作られた氷による選手の食中毒
●外国人テロと勘違いした警備兵からの誤射
●身分証不携帯による拘束
●スリ・置き引
●渋滞のために選手が競技場に着かない
●大きな声を出し過ぎて逮捕されるアニマル浜口
●テロ攻撃による競技の中止
●もしやオリンピックそのものの中止

と、色々とありそうです。笑いを取ろうと思って書いてみたものの、読み返すと「コレ本当にあるんじゃないか?」という気になってくるから不思議です。そう、今回のオリンピックはやる前からすでにちょっと傾いているのだ!思えばやる前からケチがつきまくっていた。

●チベット問題
●聖火リレーで大暴れ
●工事が遅れていて間に合わない
●空気が汚い
●あちこちで人権問題
●あちこちで暴動
●水着問題
●バス爆発
●直前にルール変更

等など、思い出すのが面倒なぐらいに色々とありました。やる前から「ちょっと・・・」となるのは非常に珍しい事なんじゃないか。
 選手から見れば短い競技生活の中の、しかも4年に1度という非常に大切な時間である。何事もなく実力を発揮できる場を作るのが最低の仕事なのだろうけど、本当にどうなるのだろうか。グダグダな大会になってもそりゃ失礼だし、せっかく取ったメダルにケチがつくようではもっと悲しいことだと思う。
 スポーツには不思議な力があって、それは国や文化や政治、思想や宗教をさえも超えてしまう。オリンピックはまさにその祭典であり、人々が調和や平和を体現できる数少ない舞台なんだよね。もっと大事にするべきものなのかも知れない。

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快感

 「ボールを強く蹴る」という行為には、ある種の快感ある気がする。今まではあんまり気づかなかったけど、最近蹴れるようになってそう思う様になった。これは「うまく蹴れる」とはまた違うもので、もっと本能的な、暴力的な感覚で、とにかく
キ モ チ イ イ
のである。
 うまい人やパンチ力のある人のゴールに入るまでに威力が落ちずに伸びたり、ドライブしたりするシュートを見ていると、あれも気持ちいいんだろうなあと思う。ゴールの隅にぶち込んだりするような完璧なシュートなんかはすごく気持ちいいんだろうなあ。僕もそういったシュートが蹴れるようになりたいものだ。
 多分この「蹴って気持ちいい」という感覚はきっと本能に近いもので、これがサッカーが持つ魅力や暴力性に直結していると思う。そして人気の秘密でもあるはず。赤ちゃんはボールを見ると手で取るよりも先に蹴るというぐらいだからね。

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どこでもいっしょ

 車で走っていると、どこに行っても街が同じである。昔はそんな事なく、良くも悪くもその街なりの臭いや風景というのがあったけど、最近ではどこも似たような感じ。それは特に郊外に行けば行くほどその傾向は顕著で、一駅移動しても、「あれ?さっきと同じ場所?」とデジャヴに陥る。そう、駅前の風景はどこも同じになってきている。
 だいたいコンビニが一軒あって、その横にドトールがあって、本屋があり、飲み屋があり、ちょっと前だったらNOVAがあった。駅の規模が少し大きくなるとジャスコかサティがあり、スターバックスやABCマートがあったりする。こういったショップがあるのがもはや当たり前で、最初から「コンビニはどこだろ」なんて思ったりする。いつからそうなったかはわからないけど、これにはある種の安心感もあって、悪い事ばかりでもないだろうけど、なんとなくつまらない感じがするのは僕だけかな。
 僕が学生の頃にはその街のゲーセンがあり、ゲームやがあって、スポーツショップがあったりしてそこで色んな勉強をさせてもらったものだけど、最近ではそういう事はないのかな。

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お疲れ様でした。

  道端ジェシカが出演しているエビアンのCMで、
「人間の身体の60%を占める水は、6週間で入れ替わる」
なんて言っていますが、あれは本当か?今日の僕らの体の水分は1回転してそうだもん。六甲のおいしい水を4リットル飲み、野菜ジュースも飲み、溶けたロックアイスを一袋飲み、コーラも飲み誰のものかわからない水まで飲んだ。そして吹き出る汗。おそらく毛穴という毛穴から汗が出ていたのではないか。あれ?今日雨降った?なんて思う光景。どいつもこいつもまるでシャワーを浴びてきたかの様な暑苦しさ。 
 とにかく、お疲れ様でした。なんとか結果が出て何より。ま、残念ながらこれでいいというわけではなくて、すぐに次の試合があり、そしてこの試合もどうしても勝たないといけない試合になっています。常に次に試合が一番大事、という状態が続いているけど、ま、当たり前かな。はっきり言って暑さはもう敵じゃないね。頭が割れそうな頭痛は相変わらずだけど。

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ムダ脱ぎ

 宝島社から「ハリウッド ムダ脱ぎ女王選手権」という本が少し前に発売されました。映画で良く脱いでいる女優さんをランキング形式で紹介しながら、その場面のムフフな写真が満載された、まるで僕のために作られた一冊であります。しかし、どの本屋に行っても在庫が見当たらない。宝島社から発売されているものの、その内容は○ロ本のそれで、ちょっと大きな本屋ならアダルトコーナーに置かれそうな本であるため、そう幅広くは入荷しないのだろう。千葉県民でこの本を購入したいと思ったのは僕とあと一人ぐらいじゃないか?
 というわけで、普段から使っている
「ネットで買って近くの書店で受け取る」
というシステムの本やタウンで注文してみた。受け取りの本屋は決まっていて、僕の会社が経営している書店である。スタッフの皆様は僕がちょっと「アレ」なのをわかっているので、こんな内容の本でも問題はない。早速入荷のメールが届き、今日取りに行ってきました。
 レジにはいつものスタッフがいて、
「おはようございますー」
なんて挨拶しながら
「僕が本屋タウンで頼んだのが入荷しているみたいですが、ありますか?」
と探してもらうのだが、これがなかなか見つからない。探している間に僕の後ろに客が並び、一応身内の僕は客を優先するためにレジを離れながら、遠めから自分でも目を凝らす。それでも見つからず、ついにスタッフに
「で、どんなタイトルなの?」
ときかれてしまう。レジ前には客が数人ならんでおり、レジの中のスタッフ→客→俺、という並び順。しかたなく、
「ああ、ハリウッド ムダ脱ぎ女王選手権なんですけど・・・」
とややうつむき加減で言う俺。何それ?と不信なものを見るように振り向く客。「ああ、これね」と商品を見つけるスタッフ。なんだか良くわからない空気が場を流れる・・。もうちょっと探していればすぐに見つかったことを思うと、なんだか言い損の俺。ま、そんなこともあるか。

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月刊PLAYBOY

 PLAYBOYといえば、例のウサギのマークの雑誌で、エロ本の道を切り開いた、エロ本の中のエロ本というイメージである。コンビにでも「プレイボーイ」が売られていて、ほぼグラビアがメイン、という立ち位置の雑誌である。あのウサギのマークはヤンキーの皆様が良く着る安っすいジャージにも良く使われていて、プレイボーイはどこまで幅広いのだ?と良く思うものです。中学生みたいな女の子がウサギマークの入ったグッズを持っているのを見るたびになんだか不安な気分になることもあるが・・。

 今回廃刊になるのは「月刊PLAYBOY」の方で、コンビニ等で売られている「プレイボーイ」とは別物である。「プレイボーイ」も面白いけど、この「月刊PLAYBOY」も大変面白い雑誌で、毎月の特集が非常に硬派なチョイスである。プレイボーイを若年層をターゲットにしているんだろけど、PLAYBOYはそのちょっと上の世代当てに作られている。特集の内容を見ると
「チェ・ゲバラ、ぶれない男」
「世界を変えた50枚の写真」
「世界の見方を変えてくれる50人の言葉」
「黒澤明」
「ロック ベスト100」
「詩は世界を裸にする」
という、僕ぐらいの年代は誰もが興味を引かれる特集の組み方である。もちろん、お約束の「どこからどうみても人工的に作った胸をこれ見よがしに露出しているお姉さん」の写真もあるし、ちょっとエロいジョークのページもあって、期待は裏切らない。

 毎月買っていたわけでもないけど、廃刊というのは寂しいものである。特にこういった雑誌は文化的な価値もあるはずで(例えポルノに近いとは言っても)、それらが一つなくなる事は小さな文化が一つなくなるという事に繋がる。全ては金の問題だから、仕方ない事でもあるんだろうけど。

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