2008/8/21 木 | 2008.08
影響
アメリカでは日本以上に、国が個人の情報を管理できる範囲がもの凄く広い。図書館で借りる本までがリストアップされて、ヒットラーの「我が闘争」を借りた日には借りた人がリストアップされるという都市伝説がある。「愛国法」があるからあながち嘘でもないだろうけど、「我が闘争」を読んだからって危険分子になりえるのだろうか。
神戸事件を起こした酒鬼薔薇聖斗がホラー映画を良く見ていたのは有名な話である。映画やゲームが青少年に悪影響を与える、とおおっぴら言われる様になったのはこの事件が起きてからではないかと思う。もちろん、以前からその意見はあっただろうけど、あの事件を機に
「ほれ見ろ、やっぱりそうじゃん」
という事になったと感じている。
僕的にはその考え方は全くちがうと思っていて、そして今まで接した中にそんな考え方の人はいなかったので、ごく一部の
「良くいるギャーギャー騒ぐPTAっぽい人」
だろうな、と思っていた。が、この度そういう考え方の人と話す事があって、素直にびっくりしました。その人がいうには
「人を殺すゲームをやっている子供と、しなかった子供とでは同じ様に育つハズがない」
と言うことで、ナルホドなと思ったりもした。その人は僕よりも全然年上で、僕も
「それは違くないですか?」
とは噛みつかなかったけど、最後まで納得は出来なかった。
暴力的な映画があって、それに接する事で影響されるバカは絶対にいる。が、それを真似して行動に移すのは全くちがう問題で、倫理や教育や善悪の判断の問題だろう。おそらく
●誰かを傷つける事を想像する事
と
●誰かを傷つける事を全く想像しない事
の罪は同じだと思うんだけど・・・。どうなんだろう。どっちにしろ難しい問題である。
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