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日本の野球は世界一である

 野球日本代表が3連勝でオリンピックへの切符を勝ち取った。常時緊迫した雰囲気の中、3試合を肉体的にも精神力的にもフルで戦った選手たち、ベンチ、監督、コーチ陣、裏方まで疲労困憊でしょう。
 たしかに日本は各上。どの対戦相手とも10回やれば9回は勝つチームである。しかし、その「勝って当たり前」というプレッシャー、一発勝負である事、そして野球が行われる最後のオリンピックである事と、やる前から全てが背水の陣なのであった。
 プロ野球選手にとって、この時期は身体を休める期間である。来年のペナントレースに備えるとても大事な時期。オフの過ごし方次第で来年の成績が決まると言っても過言ではない。チーム競技とは言っても、個人の成績次第で年俸や待遇が決まると思えば、野球日本代表に参加する事はとてもとても大きなリスクを背負うという事である。なのに、あの全力プレイ、全力投球、あの気迫、あのヘッドスライディング。野球好きはそれだけでご飯2杯はいけます。首位打が者高校生のようにヘッドスライディングをするなんて、何の関係もないこちら側までもが誇らしく思います。
 ま、はっきり行って日本のレベルは違います。どのチームもイレギュラーバウンドが当たり前の変なグラウンドに苦しんだけど、日本はそれに苦しまない。それどころか逆にそのグラウンドを活かして強いゴロを打っていた。これは技術があるとか基礎が出来ているとかそいう話ではなく、幾千の試合をこなしあらゆる場所、場面に対応できる経験値を積み、分析し、ガキの頃から叩き込まれ、積み上げた野球に対する「理解度」がちがうのだ。判断を下す早さ、正確さ、引き出しの豊富さ、これはトッププロ選手が出場しているから当たり前ではなくて、野球に対する理解度の底辺がちがうのだ。ランナー2、3塁、1アウト、ピッチャー左利きという場面で日本の選手は50以上のパターンに供える事ができるが、他チームではそれは5〜10パターンぐらいだろう。これは身体能力や才能、技術の差ではなく、「歴史」そのものが全然ちがうのだ。そして歴史の差はそう簡単には埋まらない。それに加えあの気合い。素晴らしすぎです。そりゃ韓国も直前でオーダーを変える奇策にでちゃいますよ。
 でもそう思うと、サッカー日本代表の道のりはまだまだ長いという事になる。フットボール大国とは100年ぐらいの差があるわけだから、大舞台で喜べるのはまだ先かな。

 

posted by @6 : 18:55

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