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甲子園

 今日は美容院に行って来た。以前にもここに書いた美容院で、その美容院のスタッフとフットサルをしたことがあるつき合いが長い美容院である。そこで甲子園の話題になった。
 僕は甲子園大会に一切興味がなくて、今日言われて
「あ、そう言えばやってましたね」
ぐらいの反応なのである。実は僕の店とこの美容院は同じ地区にあって、その地区にある高校が千葉県の予選を勝ち抜いているらしい。喜ぶべき話なんだろうけど、実はその地区に店を構えている店主は戦況を注意深く見守りながら一喜一憂している。もしその高校が出場を決めてしまったら、カンパをしないといけないのだ。以前にも書いたけど甲子園で決勝まで行くとすると3億はかかる。歴史のある学校は卒業生の数も多いので、集まる金額が大きい。逆に歴史の浅い学校はこの資金集めに苦労するのだ。
 甲子園の夏の大会は日本で野球をやった事のある男子の憧れや夢である。出場を果たした人にとっては自分の人生のハイライトでもあるだろう。その裏に大きな金の動きがあると思うとなんだか切なくなってしまう。まそんな事はどうでもいいんだけど、絶対どこかが儲かっていると思うんだよね。そこがハッキリしていないのがどうもなあ。もしかして高野連?
 いつも思うのはなんであんな熱い時にやらせるのかという事。本当に高校生の事を考えているのだったら夜に試合をすると思うんだよね。夕方ぐらいからやれば試合数はこなせると思うんし、観客だって見やすい。う〜ん、球児の夢が大人の仕組みの上で成り立っていると思うと切ない。非常に切ない。

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