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前園

 前回のワールドカップから4年後のこの大会、自分の中で時間の流れを感じることはあまり無かったのだが、今回もっとも「4年前とはちがうんだ」と思ったのは、前園が立派な芸能人になっている事だった。サッカーコメンテーターなのか、リポーターなのか、芸能人なのかはハッキリしないけど、前園がもうフットボールの選手ではない事は明らかで、TVで生き生きとしゃべる姿に少しばかりの寂しさを感じた。
 前園の選手時代のピークといえば、アトランタオリンピック。キレキレだったあのドリブルに日本のフットボールの新しい未来を感じさせてくれたっけ。ファルカンにはフル代表に呼ばれ、オリンピック代表と掛け持ちするという事もあった。結局はオリンピック代表に専念し、日本に28年ぶりのオリンピック出場をもたらした。その活躍を受け海外のオファーが舞い込む。が、フリューゲルズとの交渉は物別れに終わり、ここら辺から前園のフットボール人生は陰りをみせる。それからはヴェルディへ移籍。理由は「海外への移籍を容認しているから、が最も大きな理由だと言われた。が、調整不足のため出番はあまりなく、サントス→ゴイアス→ベルマーレ→ヴェルディ→安養LGチータース→仁川ユナイテッドと渡り歩き、2005年5月に引退。2度とピーク時のパフォーマンスを発揮する事はなかった。
 前園は日本人のフットボール選手として初めて名声と金におぼれた選手と言われた。派手な私生活(ピンクのポルシェだっけ?)と裏腹にフィールド内での活躍は次第に減っていった。コマーシャル等のフットボール以外での露出も増え、過度なメディア露出による練習不足と慢心があったのでは?と言われていた。
 おそらくどの理由も本当だろう。当時は今とはまったく違う世の中だったし、フットボール選手の露出は今ほど当たりまえでな無かった。一番の原因はおそらく叶わなかったスペインへの移籍だろう。
 TVで前園の姿を見ると何となく浮いている様な気がするし、しっくり来ている気もする。同世代の選手として応援していたし、何よりも好きだったんだよね、俺。ディフェンスはしないプレイスタイルは時代とは逆行していたけど、あのステップは本当に新しい日本のフットボールを感じたんだよね。

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Comments

5番 | 2006/7/15 14:07

いや〜確かにあの時のゾノは凄かったよ!今は私の愛読書「週刊プレイボーイ」でコラムを書いてるけど、五輪の時ゾノがコーナーキックを蹴ろうとした時に滑ってしまった位に文章も滑っています。が、しかし、ものほんゾノを見た時興奮しながらサインをもらった思いでも今じゃ滑っていますけど・・・

@20 | 2006/7/15 15:53

ホントに、あの頃のゾノは、当時高校生だった僕にとってはヒーローで、よく真似したものです! 正直、カズから“日本のエース”の座を引き継ぐのは、中田ではなく、ゾノだと思ってたくらいです。 高校時代の僕の背番号は7。 当時、監督にお願いして8から7に登録を替えてもらったエピソードもあります。 ですから、晩年のゾノの噂はショックでしたし(プロサーファーになるとか)、歯がゆかったです。 まあ、引退して解説をしているゾノを見て僕は安心しました。 なにより、ユニフォームを脱ぎ、スーツで仕事をするするのも、似合ってると思います。 願わくば、僕の好きな中西のようなおしゃれ解説者のような感じになって、返り咲いて欲しいです。 

6@雪 | 2006/7/15 16:56

そう、ゾノはスーツが似合っている。そしてコメンテーターとしてのテレビ写りもいい。中西はフロンターレ時代に築いたカリスマ性があるからなんとか知性的な感じが伺えるけど、ゾノにはそれがない。ただ、中田引退についてのコメントを発表した時のゾノは涙ぐんでいて、その表情がコメンテーターや解説者なんかよりも現場に近く、選手に近い感じがして訳もなく俺も泣けてきた。中田とは特別な関係でもあっただろうしね。ゾノには選手に近いスタンスでコメントして欲しい。
 ちなみにあのコーナーキックを蹴る前のコケは、実は時間稼ぎのための演技だと本人がインタビューで答えています。

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