2007/1/16 火 | 2007.01
バラバラ殺人
こうもバラバラ殺人が続くと流行か?とか思うけど、実はこういった猟奇的な犯罪はポツポツと起こっていて、そう特別な事でもないようだ。今回はやじうま的に世の中が関心を持つケースなので、こういう事になっている見たい。
猟奇的な事件といえば、阿部定だよね。今でもそんな事件が起きたらとてもセンセーショナルな事なのに、昭和11年の事だから天地がひっくりかえる様な事件だったに違いない。
待合(当時のラブホ)に男性の死体が発見された。遺体は性器を切り取られており、左腕には「定」と刻まれていた。シーツには定吉二人キリと血で書いてあった。
定は二日後に逮捕される。彼女は綺麗な着物を着ており、なんの悪びれもなく微笑む写真が新聞に載った。彼女は切り取った男性器を帯びの間に挟み大事に常に持っていた。前代未聞の猟奇的な犯罪で、裁判の傍聴希望者は列を作ったらしく、定は不思議と人気者になっていくんだよね。
実はこの事件には裏があって、2.26事件の直後だったんだよね。この事件をあえて大々的に報道する事で国民の関心を政治不信から遠ざけたのだ。政府がやることはいつの時代になっても変わらないから、今もそうだったりして。
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