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誤審

 思ったより話題になっているね、誤審。サッカーでの最近の誤審といえば、福西選手が手でゴールを決めたというのがあったね。当時は大分話題になった。
 そしてサッカーの歴史の中で数多くある誤審のベスト10をまとめたDVDがある。写真のものがそうなんだけど、10個のうち4個が韓国がらみなので、韓国サッカー協会からクレームがついたいわくつきのものだ。思えば2002年大会のイタリア戦でイ・チョンスがマルディーニに延髄切りを食らわせたのを見てびっくりしたのを覚えている。イタリア戦でもスペイン戦でも韓国は判定に恵まれていたので色々と黒い話があったっけ。
 一位はなんといっても「神の手ゴール」だ。手を使っちゃいけないサッカーで得点を決めてるわけだから、この得点のインパクトは時間がたっても変わらない。後にマラドーナは手だったことを認めているしね。アルゼンチンではこの得点の意味は「サッカーに置いて」計られるものではなくて「アルゼンチンとイギリスの関係の間」で計られる。マラドーナは国内ではそんなに愛されているわけでもないので、これが違う国だったらきっと国民も違う反応をしたにちがいない。
 前に書いたかも知れないけどマラドーナはセリエでも手で点を入れたことがある。当時ジーコが所属していたウディネーゼ戦で手でボールを押し込んだ。気づいていたジーコはマラドーナに向かって「それを認めれば君はうそつきになるんだぞ」と言った。マラドーナは「俺は嘘つきなんだよ」と返したという。かくいう私も手で得点を決めた事がある。自慢ではない。

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