2006/3/2 木 | 2006.03
死体
昨日蝋人形の話を書いたら、昔読んだ本の事を思い出して本棚から引っ張り出し再読してみた。そこには19世紀の解剖学の話が書いてあって、どうやら「解剖ショー」が行われていたようだ。小屋に客を入れて、金を取って、死刑囚の体を解剖するサマを見せるものだった。つまり、「見せ物」だったのだ。そのルーツが恐らく蝋人形につながっていったのだろう。おおっぴらには言えないが、誰にでも死体の様子を見たいというダークサイドの興味がある。背徳感があって、倫理的に間違っている建前があるので誰も口には出さないが、そう言ったショーが昔あったって事は、人間性は変わっていないってことか。
今日の練習後、イノ警部を中心にどざえもんの話のなったけど、これも同じ事なんだよね。怖いもの見たさ、なんだよね。ま、ある意味そう言った悪趣味が医学を進めてきたのだ。
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