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高揚感と興奮

 昨日の話題の続き。
その情熱の話なんですが、深く聴かなくなった事もそうなんですが、音楽がもたらす高揚感をあまり感じなくなった、という事でもある。バカみたいに一曲に感情移入しちゃって泣き出しちゃうとか、思わず大声で歌いたくなる衝動の事。それが最近ないんだよねえ。
 昔は歌詞カードとにらめっこしながら、ありもしない行間の意味までもを詮索して勝手に盛り上がってたりしたなあ。これ、オレの事を歌っているよ、とか思っていたりして。若かった。
 前にも書いたけど僕はMJことマイケル・ジャクソンが好きで、アルバムは全部憶えるまで聴いた。バブルスが死んでも、マイケルが白くなっても、ガキにいたずらしても、その音楽にはなにやら僕に合うような波長があるような気がしていた。イントロを聴いただけでもその曲の全てを理解して、脳天を打たれるような、そんな感覚があったんだ。だから、今でもマイケルは聴く。昔から好きだったアーティストは聴く。その感動は今でも変わらない。が、そこで止まっているんだよね。新しいアーティストを発掘できない。だから、永遠に昔のアルバムを聴いている。
 少し前にCDを整理しようと思って、いるものといらないものを分けていたら、いるものは本の十数枚だった。CDはもっとたくさんあるけど、その中ではこれ以降聴きたいと思うものはそれだけであった。うーん、じゃあ、残りのCDはなんで買ったんだろう・・・。当時の事を思い出しつつ、どう処分すらか考えながら一枚一枚を眺めた・・・。
 「ハイ・フィデリティ」という映画があって、音楽オタクがこうじて中古レコード店を経営している男の話しである。膨大なレコードのコレクションを所有しているんだけど、その並べ方がすごい。なんと、「自分がその曲と出逢った順」でレコードを管理しているんだ。いわば、音楽を通じて自分の人生の地図みたいなものになっているんだ。
「この曲と出逢ったときはあの娘とつきあっていて、雨の日に酷い言葉を投げかけられフラレたんだっけ」
みたいな事を音楽を通じて思い出していく。情熱というのはすごいもんだ。

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