2005/11/9 水 | 2005.11
幻の飲み物、その名はメッコール。
中学2年生の夏、僕は友人につられて当時住んでいた稲毛から幕張本郷までチャリで旅に出た。僕らのミッションは幻の飲料、「メッコール」を味見する事だった。
このメッコールという飲み物は「麦で出来ているコーラ」という、言葉だけではどんな味か分からない表現のされ方をしていて、飲んでみない事には分からない、という事で僕らはチャリに乗った。「すごく不味いコーラがある」という噂だけが先行していて、僕らはそれがすご〜く気になり、さらに夏休みの暇さ加減も手伝って、炎天下の中チャリにまたがった。本当にあるかどうか分からない飲み物のために。
ジリジリと太陽が焼け付く中、僕らは目的地に着いた。稲毛から幕張は近そうに思えるけど、厨房のチャリ移動にはきつかった。ついた頃には汗だく、ノドはカラカラ。もうメッコールでもなんでもいいから、冷たいものを飲みたかった。
幕張本郷には変わった形のラブホテルがあって、メッコールが売られている販売機はそのホテルの向かいにあるという事だった。自販機は本当にあった。そして、その中には確かにメッコールはあった。僕らは飲んだ、そしてすぐに吐いた。
大人になってから色んな人に「メッコール」って知ってる?と聞いたが、知っている人いなかった。あの飲み物はなんだったんだろう?と思う事があったが、誰も知らない。あの夏の旅ごと幻なんじゃないか?という気がしてきた最近、インターネットで検索してみた。メッコールはたしかに存在し、やはり謎の飲み物として扱われていた。勇気ある人はメッコールを検索してみてください・・・。
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