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朝まで日本サッカー応援宣言!

 昨日の夜中、超激論バトル!朝まで日本サッカー応援宣言!という番組をやってたね。次の日は仕事だったので途中までしか見ていないけど面白かった。2004年の年末にもこの番組を見たのを覚えている。その時はパネラーとしてラモス氏がいたけど、今回は現場にもどったからか不在だったね。
 なにやらSMAPがらみでカトリシンゴがいたけど、どうみても不必要だったなあ。中西哲生がしきって、みんながそれぞれの意見を述べて、それにセルジオ越後が噛みついて、最後に土田晃之が落とす、みたいな進行で面白かった。
 「現場の人、もしくは経験者」の意見を聞く番組ってよく考えたらあまりなくて、だから面白かったのかな。サッカー評論家ではなく、元サッカー選手で、尚かつW杯予選を闘った事がある人が多かったしね。そういう人たちの経験こそ日本サッカー界の資産なわけだから、どんどん意見を述べて欲しい。が、これにはちょっとしたジレンマがある。
 堀池さんがおっしゃっていたように、今の日本代表は自分たちがいた頃よりも、技術的・戦術的にも優れている。海外でも闘っている選手もいるし、W杯を闘った事もある選手もいる。昨日集まったパネリストが見たこともない、経験したこともない世界を今の選手たちはすでに知っているのだ。そんな「自分より上を見たことのある人」にサッカー選手として意見できるのか?というジレンマである。特に解説者なんかは絶対そう感じる瞬間があると思うんだよね。セリエでプレイしたことのない人がセリエを解説できるのか?みたいなジレンマ。俺がシェフチェンコの動きを解説?みたいなさあ。
 ま、その世界を離れて、その世界を外から見ればこそ解ることもたくさんある。それらを伝えるのが解説者の仕事だろう。是非勇気をもって自分の意見を言って欲しいものだ。選手だろうが、解説者だろうが、W杯で対戦国と対峙したときには、国としてのサッカーで向かって行くんだから。ピッチにいるのは11人だけど、心のなかにはみんな同じユニを着ているのだから。
 

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