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モノの価値。

なんだか最近、お金の意味とモノの価値の揺らいでいる気がする。
 例えば、僕はユニのコレクターなので、僕はユニフォームが欲しいとしよう。いや、本当に欲しいから、みんな余っているのがあったらちょうだいね。そんな話はいいとして、要は僕がユニが買いたいから、金が必要だという事になる。この時点では価値はユニにあって、金はただの道具に過ぎない。これがおそらく多くの人が持つ「金の価値観」だと思う。が、最近では株を使った売買で、「金を増やすための金」という新しい価値観が出てきている。(本当に新しいかどうかは分からないけど)。最近では一個人がインターネットを使って、売ったり買ったりして儲かったり損したりして、一喜一憂している。
 雑誌や新聞を読んでいると、「マネーゲーム」などと呼ばれ、何だか不のイメージ持たされている。つまり、いいイメージを持たれていないんだよね。僕は全く興味もなく、(その前に元手がない)よく知らないけど、そんなにイケない事なのかな?と最近思うんだよね。おそらく一番引っかかるのは働かざるもの食うべからず的な、「働かずに儲かる」って事なんだろうな。
 多分みんな、「金が全て」と大きい声で言えないだけじゃないか?言いにくいだけじゃないのか?ていう気がする。人間としてのあり方、みたいな既成概念に反する価値感だからかな。
 いや、僕は本当にいいことなのか、悪い事なのかは分からないんだ。金儲けって汚い感じはするが、チャンスがあればみんなやるっしょ。みんなどう思う?一万円が道に落ちていたら、僕は周りを見渡すよ。拾う前にね。
 同じ問題でも、人の立ち位置によっては全くちがう角度から見える事になる。金のある人、足りない人、いくらでもある人。それぞれの価値感が違う様にね。でも、ないよりはあった方がいい。そして、あればある程いいって事はみんな一緒だと思う。でも、資本主義ってそういうものだよね、多分。

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