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昨日書いた事。

 昨日書いた「解説者としてにジレンマ」みたいな事をどうも以前にも書いた気がしてならない。過去の日記を読んで探したけど結局解らなかった。それとも依然からそう感じていただけなのかも知れない。1月3日に書いた発注の話しじゃないけど、人間の考え方や価値観って本当に変わらないのかなあ。同じ話題を2回も書いちゃう事は、絶対に曲がらない考えが僕にあるって事になるんだよね〜。なんだか変化に対応できない爺さんみたいで物悲しくなるなあ。ま、逆の意味で取ればそれは確固たる考え方があるとも言える。価値観に芯があるという事だ。俺はどっちだ?
 ま、それはいいとして、締めの「心のなかにはみんな同じユニを〜」も確かにどこかで使っている。おそらくフットサル日本代表の話題の時だと思う。実は僕はこの言葉が好きなんだ。すごくいい言葉だと思うんだよね。由来はあの北澤選手。
 日本が初めてW杯で勝利をあげた時、北澤(キーちゃん)氏はファンから、「おめでとうございます!」と声をかけられたんだそうだ。彼は子供をつれて、一ファンとしてスタンドで観戦したあと、スタジアムを出る時の事だった。当時の北澤は代表選手ではなかったが、その言葉の中には、「北澤さんも日本のサッカーの一員だから」という気持ちが込められていて、本人はすごく喜んだそうだ。当時の北澤は現役選手でとあるメーカーと契約していて(多分NIKE)、ADIDASのユニを着て応援出来なかった。その時に彼が言ったのは
「僕も心の中であの青いシャツを着ていた」
という言葉だった。
 なるほどなあと僕は感心して、以来その言葉を思い出す度に使う事にしている。北澤氏はその風貌とプレイスタイルからは想像できないような、論理的な、かっちりしたしゃべり方をする人だけど、多くは語らない、的な印象を持っていたので、より脳裏に焼き付いたのかも知れない。

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