怪我

 ここに来て大きな怪我を克服しつつあったチームメイトにまた不幸が。今度は違うところを怪我してしまったのだ。詳細は知らないが、前の怪我との関連があるのだろう。体というのは正直なもので、どこかをかばう事でどこかに負担は生まれる。そこからは逃げられない。
 怪我と向き合うのは勇気がいる。よっぽど酷い接触プレイでないかぎり、責任は自分にある。その動きを回避することは出来なかったか、怪我をしない予防はしていたか、自分の体のコントロールが出来ているか、自分の体の強度を理解しているか。悔やまれる点はいくつでもあるだろう。怪我というのはこれまた強敵で、患部以外にも心にも効いて来る。場合によってはこっちのほうが酷かったりする。誰かに助けてもらう事はできないし、理解もしてもらえない。優しい言葉をかけられるのはそれはそれで苦しい。
 凄く前にも書いたけど、ある時点からは僕らは怪我をも共有しているんだよね。WEEDなんて選手の誰がいなくなっても戦力的には大差ないんだけど(笑)、不必要な奴なんて誰一人もいない。そして経験から言えるけど、全員揃って蹴れる時間は案外少ないんだよね。チームも選手生命だって永遠に続くものではない。さらに俺らは平均年齢が高い(笑)。そんな貴重な時間を怪我のために無駄にするのはとても勿体無い。我慢、鍛錬。体と同じように心も育てねば。競技に耐えられる体、気持ちと思考を混同させない心。これなら幾らでも協力できるぜ。
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