怖い話

 夏になると怪談をTVで見たり、聞いたりすることが多くなる。怖い話を聞いて少しでも暑さを忘れようとする知恵である。不思議な体験、幽霊、心霊写真、等等とたくさんあります。僕は霊感が全くないのでイマイチ感情移入はしにくいですが、怖いものみたさはやっぱりあって、見てから後悔するということを何度も繰り返しています。

 ちょっと前買ったデジカメには顔を認識する機能が付いている。おそらくどのデジカメにもついているだろうけど、この機能を試すことが面白い。つまり、
「どこまでを顔と認識するか」
というラインを試すのである。僕のカメラでは、液晶部画面に顔と思われる部分に緑の囲い線が表示されるシステムになっている。これがうちの犬でも認識するぐらいなので、優秀なプログラムである事は間違いない。しかし、たまあにだけど、何もない空間が緑の線で囲まれることがあって、
「僕には見えないけどそこには何かあるんじゃないか?」
と思ったりする。
 三角形の形に点が三つ集まると、それが目と口に見えるたりする。これは人間の習性みたいなもので、これをシミュラクラ現象という。心霊写真の元ネタはおそらくこの現象である。僕のデジカメのプログラムも同じようなものなのだろう。
 この現象を上手く使っているのがディズニーである。●が三つくっつけばネズミに見えるのは、棒が二つ交差すると十字架に見えてキリストを連想させる、と同じぐらいの発見だと思う。ネズミランドには隠れミッキーがたくさんあるって事は、そこら辺に顔があるってことで、心霊写真がたくさん出来るってことじゃないか!ネズミランドで写真を撮ると液晶画面にたくさんの緑の四角でできちゃったりして。

 
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夜中のカップラーメン

 誰にでも経験があると思うけど、夜中にカップラーメンと目が合う事ってあるよね。そんな時間にそんなもの食べては体重にも健康にも良くない事は重々承知してはいるが、なかなか手強い誘惑である。現役の頃はよっぽどの事がない限り食べる事はなかったけど、最近食べてみたら想像している以上においしかった。ま、僕の場合食べ物に全く興味がないという事があるのでカップラーメンじゃなくても良かったんだろうけど、カップラーメンである事に特別な意味がある気がする。
 寒い夜、立ち上がる湯気、手に伝わる暖かさ、漂うおいしそうな香り、暖まる体。冬の光景だろうけど、これってコマーシャルか何かでインプットされたイメージかな。ちなみに僕はシーフードしか食べません。
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感動って

 ここ何年かの間に
「感動」
というものが過大評価されている気がする。それとも世の中が感動を求めているのかちょっと判断がつかないところだけど、映画でもテレビでもスポーツでも、「感動」という単語をきく事が多い。感動は結果であるはずなのに、最近では「感動」を生むために逆算して作られているものが多い。この前の26時間テレビなんかもそうで、感動を作るためにキツい企画に挑戦するという、なんだか本末転倒な形になっている。番宣ですでに
「みんなで感動しましょう!」
なんて言っているものだから、なんだかおかしい。
「行列の出来る法律相談所」
「深イイはなし」
「子供が頑張る番組」
「動物もの」
「24時間テレビのマラソン」
「誰も知らない泣けるうた」
色んなところで話題になった
「ROOKIES」
もうそうだよね。映画館に泣きに行く、という流行がちょっと前にあったけど、多分あの流れなのだろうなあ、きっと。おそらく、大勢の人たちと感情を共有する、同じ気持ちを抱く事には気持ちよさみたいなものがあるのだろう。それは別に悪い事だとは思わないけど、計算され、周到に用意されたものに心を動かされるのってなんだか変。
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再会

 そういえば、この前の幕張でナカムラさんに再会しました。ウォーミングアップの時間なのか、ただスタートが遅れているだけなのか、
「はやくやろうぜ、こっちは金払ってるんだぜ〜」
なんて思いながら芝の上に座っていたら、
「○○さんじゃないですか!」
と話しかけてもらいました。ナカムラさんといえば、僕が尊敬するじいさん、というかおじいちゃん、というか人生の大先輩である。出会った時は54か55だから、多分もうすぐ還暦かすでに還暦という、僕が出会った中では一番年齢が上のフットサル愛好家である。
「引退したってききましたけど・・・」
と言われて、
「そうなんですよ、ナカムラさんはやってたんですね!」
と、今考えれば失礼な質問をしてしまいました。
 ナカムラさんと出会ったのは僕らが美浜で練習している頃で、
「頑張ってますねー」
なんて声をかけてもらって、時々話をするようになりました。ナカムラさんは年齢も年齢だし(それでもそうは全然見えないけど)、決して上手くもないし体力や技術がすごいというわけではないんだけど、一緒に蹴っていて楽しい人である。
 僕がナカムラさんの年齢まで生きる事ができるかどうか怪しいけど、例え運良く長生きが出来たとしても、若い人だらけの個人参加に行く勇気もないだろうし、行ったとしてもナカムラさんのレベルでのプレイも出来ないだろう。きっとフットサルが好きでしかたない人なんだろうけど、それを行動に移しているのだから、僕にとって格好よさの極地である。きっと気持ちがすごい若い人なのだろうけど、それって簡単な事はないハズなんだよね。
 僕の周りにはスー、團長、ボス、@40等の頑張っているおじさんフットサラーは何人かいて、彼らのように俺もなりたいと思うけど、ナカムラさんから見ればそんな彼らもまだまだ青い、って事になるんだよね。そう思うと本当にすごい。
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メインストリームじゃないと苦労する

 車のエアコンの効きが悪くなったので、ガスを補充してもらうためにディーラーに持っていった。何かある度にいつも持っていっている所なので、店長さんとも顔なじみなり、何かを書くわけでもなく、ただキーを渡して、終わったら電話をいただくという非常に楽な対応をいつもしてもらっている。今回も
「エアコンのガスをお願いしたいんですー」
とキーだけを渡し、仕事に戻った。
 いつもだったら、程なくしてから電話がかかってきて「終わりましたよ」のTELがあるんだけど、今回はすぐに電話がかかってきた。ガスではなくて何かの故障だろうか、とちょっと心配になったけど、ある意味ではもっと大変なものであった。
 僕が乗っている車は年代ものである。その割には故障したことのない丈夫な車で部品に困ることはないんだけど、なんと肝心のエアコンガスがないのだ。あったとしても環境に悪いフロンを使っているガスなので、ディーラーでは扱えないとの事・・・。店長さんが申し訳なさそうに説明してくれたんだけど、どう考えてもこっち側の責任。申し訳ないことをしてしまった。仕方なくオートバックスに行ってみるものの、やっぱり同じ答え。自分でガスを補充する腕もないので、今年の夏はエアコンなしか!?なんて思いが頭をかすめる。ここで船橋のとある店のことを思い出した。そのお店は僕が乗っている車だけを扱っているちょっと特殊な店なのだ。早速電話で問い合わせ、ガスを用意してもらった。本当に助かった・・・。
 この車を買ったときはもちろんその不便さを覚悟の上で買ったものの、いざ事が起こると大変である。もしこの店がなかったら、もしくはすごく遠いところにあった場合、夏をクーラーなしで過ごすか買い換えるかのどっちかになるわけで、極端な二択である。まあすぐには買い換えられないしどね・・。
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完敗

 今日はキレイさっぱりにやられちゃいました。キックオフから間もなくガツンとやられ、そのまま流れを変えられずに試合終了。失点の多さか、無得点で終わっている事か、どっちが重要な問題だろうか。ま、どっちも問題だろうけど・・・。おそらく背中合わせのものでもあるだろう。

 夕方から@12に誘われ久しぶりに幕張に参加。まだ太陽が落ちていない時間だったが、風があって涼しかった。@12が膝を伸ばす度にちょっと怖かったけど、とりあえずは正座の出来る体にはなっているようだ。楽しく蹴れた。彼とは普段会っていないし、しゃべってもいないけどイザ会うとすぐに波長が合うのが不思議である。@12は帰り、僕は延長で3時間目も蹴ったのですが、延長も終わって帰り際に
「緑のKAPPAの人が●□▲〜」
という会話が耳に入りました。おそらく僕のこと、というか絶対にそうだけど、を言っていたようです。残念な事に肝心ノ部分が聞きとれなかったんだけど・・・。何を言われているのかが非常に気になりますが、ほかの施設でもそうだったりして。
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暑い

 今日は本当に暑かった。そんな中、17:00からWEEDがあり、昼間の暑さが残る中での練習となった。体力の限界の近い所までみんな動いた。隣のコート、そしてその隣でも高いレベルの練習試合が行われていて、フットサルがシーズン真っ盛りである事が見て取れた。我がフロリアーナもその流れの中にいて、明日も試合である。夏場のこの時期の体のメンテナンスは重要。ここの所試合が続いており、体力的にも精神的にもここが踏ん張りどころ。今夜みんながちゃんと寝れる事を祈っています。
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職場体験

 昨日と今日、我が店に職場体験のため、中学生が2人が来ていた。夏休みの課題として、2日間どこかしらの店か会社で見学・体験をしないといけないということで、我が店に白羽の矢がたったわけだ。同学年の全員が同じ事をしている様なので、同じ地域の店や会社はちょっと忙しい思いをしているだろう。
 14歳の中学生男子なんて普段接することもなければ、おそらく視界にも入らないような存在。共通の話題なんてないだろうし、そもそも言葉が通じるかどうか不安だったけど(笑)、それだけに新鮮な体験であった。
 受け入れる側としてはかなり気を使う。せっかく来たのなら楽しんで欲しいし、何かを感じて帰って欲しいと思いながらも、怪我でもしないか、嫌な思いをしないか、と不安もあった。この課題は全部の連絡を学生本人が行うことになっていて、保護者も先生もあえて関与しない。よって学生と僕とのやり取りで全部を決めるんだけど、通じているんだか通じていないんだか、ちゃんと把握してくれているのかが最後まで分からなかった。
 最後には質疑応答があって、
「中学生へのアドバイスを一つ」
ときかれて非常に困った。男というのは精神年齢が中2で止まる、というのが僕の持論で、はっきり言ってアドバイスなんて出来ないも同然。中2の頃の記憶なんてサッパリ消えているし、何が正解で何が間違っているのか、今だって当時と同じぐらいにしか分かっていないのだからね。とりあえず、
「好きなことを精一杯やればいいんじゃない?」
とお茶を濁した。2人はまじめにノートにメモを取っていた。
 そんな彼らも後半年もすれば、「受験」と向きあうことになる。なんだか分からない内に大きな流れに飲み込まれ、必死に泳いでいるうちに大人になった自分に気づくだろう。本当のことをいうと、たとえ大人になったとしても
「好きなことを精一杯できる」
そんな人間になってほしい。
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家族

 最近リビングのテレビの設定音量が高い。最初はたまたまかな、なんて気にしていなかったけど、毎回毎回テレビをつける度に高い設定になっているので、なんだろうと思っていた。そのテレビを見ているのは主に父なので、きっと父の耳が遠くなっているのだろう。僕もいい歳だから、当たり前だけど父はもっといい歳な訳で、ちょっと寂しいなと思いながらも当然の衰えとして受け止めないといけないのだろう。あんまり考えたくない事だけど、そろそろそういう事をも考えないといけないってことなのかな。父は頭の回転がいい人で、普段の生活で衰えを感じる事が全くなかったのでちょっとショックである。

 我が家はかなり家族の絆が薄くて、まあ遠く離れているから仕方のない事でもあるけど、親戚とのつき合いが全くない。僕も多分10年ぐらいかな、誰とも会っていない。寂しいのは寂しいけど、大人になり、自分の生活を守っている間の10年というのはあっという間であり、逆に楽な目もある。
 9月に祖母の80歳の誕生日があり、それに合わせて父は故郷の沖縄に帰る事になっている。沖縄には数え切れないほどの親戚がいるみたいだし、80歳の誕生日はかなりのイベントの様で、今年に入ってからいろいろと準備しているようだ。詳しくは知らないが、祖母と父の間には色々あったみたいで、今回の帰郷を父はあまり喜んでいない様に思える。というより故郷を避けている節もあるんだよね。60数歳にもなっても親子関係に悩むものだろうか、と思うけどこればかりは歳の問題ではないのだろう、きっと。 とはいえ、今回の帰郷は特別な事になるんじゃないかと思っている。というか、多分今まで2回ぐらいしか帰郷していないから初めて同然だろうけど。
 歳を取った人間が故郷に降り立つ時、いったい何を思うのだろう。想い出みたいな何かを想うのだろうか。まあ、沖縄にいた年数なんてたかが知れているから多分感慨深いものなんてなさそうだけど。
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上を向いて歩けばいいのか

 この前の試合のあと、あの暑さの中でのこと。コインパーキングまで歩きながら、アレコレと考え気持ちを整理していた。駐車場につき、車のドアを開けながら何気なく空を見上げたら、尾翼の赤い飛行機がゆっくりと飛んでいた。あまりにもゆっくり進んでいるので、実は静止しているんじゃないかと不安になるぐらいであった。着陸が近いのか高度が低く感じられ、その大きさ、そして細部までを肉眼で確認することが出来た。ゆっくり進む姿、そして堂々たる様のためか、優雅な行進に思えた。
 僕はふと
「あの飛行機の影はどこに当たっているのだろうか」
と考えた。多分しばらく見ていたと思う。暑かったからかな。

 今日は日食で持ちきりの一日。僕は子供の頃に一度体験しているが、いまいち良く理解していなかったので何となく怖いというイメージしかない。この騒動を見ると何とも勿体ない話である。
 日食は別として、僕は大勢の人が同時に空を見上げている、という状況が面白い。星を愛でる習慣がないので、普段の生活で空を見上げたりする事はなく、ある日花火をした時に空を見上げる事の素敵さに気づいた。星というのは本当に明るくて現実場慣れした光で、それが何万光年も先にあるどこかからやってきている事を思うとロマンチックである。瞬間的に形を変える雲も面白いし、どんな絵の具を使っても絶対に再現出来ない色を見せる夕方の空もいい。
普段の生活から離れた好意だからなんとなく心の中をリセット出来る気もするし、時間もゆっくり進むし、平和なんだよね。
 日食でもいいし、花火でもいいし、星でもいいし、あの時の様に飛行機でもいい。空を見上げるのたまにいいと思う。下を向くよりはいいからね。
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