感謝以外にないよね

 もう一年か。
今の僕の一年の尺度は33分の1で、来年は34分の1になるわけだから、少しずつ短く感じるのは当たり前か。こうやって年齢を重ねる度に短くなっていくのだろうなあ・・。
 去年のことをあまり憶えていないので当時のブログを読んでいたら、去年の今頃財布を落としたんだよね。あの時の焦り具合はどの投稿番組に出しても笑いがとれるだろう。それを拾ってくれたのがマサで、奇遇なことに今日一緒に蹴った。マサ以外にも色んな仲間が参加したり、顔を出してくれたり、いい蹴り納めになった。すぐに開幕するから納めるものもないけど、区切りはあった方がいいのかな。
 
 この時期になると色んな人の顔を思い浮かべる。元気かなとか、世話になったなとか、生きているかなとか。元気にしていてくれれば連絡は特にいらない、と思うこともある(笑)。1年の終わりに仲間のことが頭に浮かぶのは、きっと幸せな事なのだろう。何かと変化が多かった1年を乗り越えられたのは皆のおかげです。これは間違いありません。
 新しい1年はどんな1年になるかはわかりませんが、とにかく僕の好きな人たちとそうでもない人たちも無事に健康に、実りの多い1年になればと祈っています。良いお年を!
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ダイソン

 部屋を掃除しながら、ダイソンってどれだけすごいんだろう、と気になった。今の掃除機といえばダイソンだから、一人がちの状態かなと思っていたけど、CMなので日本製品であることをしきりにアピールしていたので、実はちょっと苦戦しているのかな。市場での日本メーカーへの信頼はやはり大きい。
 「清潔」とか「綺麗」を売りとした商品が発売される度に思うのは、
「今まで綺麗だったのが綺麗じゃないになったら困るわー」
って事である。新しい商品の出現で「綺麗」の基準が上がる訳だから、今まで綺麗だとされていた状態よりも綺麗な状態があるってことになるんだよね。ダイソンの発売で、今までの掃除機は十分ではなかったって事になって、ダイソンを使っていないと綺麗ではない、という事になっちゃうんだよね・・。まあ、こんなのは目に見えない気持ちや感覚の中での変化だから、大したことじゃないかもしれないけど、それこそ掃除機がはじめて出来たときとか、ウオシュレットが出来たときとかは意識の変化みたいな事があったのかも知れないね。いきなり訪れる価値観の変化って絶対面白い。
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思い出のアレ

 多分再放送だと思うんだけど、松任谷正隆と姜尚中が思い出の曲を語る番組をNHKでやっていた。凄く面白そうだったからちょっとしか見れなくて残念だけど、時代性や当時の時代背景を重ねて好きな曲や好きな歌手を紹介していた。印象的だったのは、2人ともか
「今の人生からどうやって逃げるか」
を必死で探したってことと
「性の目覚め」
が2人ともほぼ同じだったってことである。今も昔も若者の悩みは現在進行形なんだよね。

 いいオッサンが
「俺の若い頃は・・・」
とか言っているのってダメがオッサン例の一つだろうけど、僕は割りとそういうの好きなんだよね。良い歳をして男が自分のルーツや価値観、通ってきた道を語るのってちょっとカッコいい気がする。それも成功者や特殊な体験の持ち主でもなく、普通のなんでもないオッサンが語るのもいいと思う。どんな人にも下してきた決断があり、歩いてきた道がある。どんな人生にもそれなりのドラマがあるハズなんだよね。きっとほとんどの物語は語られる事もなく、誰かの耳に入ることもなく消えていくんだろうけど、「経験」って本当はもっと伝えるべき何かのかも知れない。
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人生切り売り

 クラプトンの名曲で誰もが知っている「Tears in Heaven」というのがある。儚くも美しい曲で、聴いているうちに何となく悲しい気分になるんだけど、それもそのはず、4歳の息子を失くした時にクラプトンが書いた曲なんだよね。コナー君の亡くなり方を知っている人はもっと深い悲しみを感じるに違いない。
 悲しい想いが曲という形に昇華されたからこれほどの傑作になったと思うんだけど、いつも思うのが
「これほどのパーソナルな想いをなぜ発表するのだろう」
という事である。何かを創作したり、表現する人は自分の体験や考えを元にその何かを作り上げるのだと思うけど、この場合は次元が違うというか、質が違う気がするのだ。まあ、これがSHOW MUST GO ONって奴だろうけど、自分の不幸すらをも商売にしてしまうなんて、芸能の道というのはなんとも特殊な世界だなあ。今日ドッキリ番組をやっていたけど、アレだって同じようなものか。レベルが違うけど。
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TV

 この時期になると普段見ないTVを見る機会が多くなる。まあ、全く見ていない訳じゃないから、何が何やら理解できないってことはないけど、知らない人が多かったり、巷では大人気だけど見たことはない、という番組が多かったりする。で、思うんだけど、人っていつからTVを見なくなるものなのかね。
 子供の頃はかなりのTVっ子だった記憶がある。エアウルフとか、特攻野郎チームAとかナイトライダーとか、すごく熱心に見ていたのを覚えている。もう寝る時間だよー、と親に言われることをいかにして回避するか、というのが僕の課題だったんだよね。たしか22:00がそのラインだったんだけど、あの手この手を使って遅らせていたハズ。中高生の時はドラマが凄く流行っていた時期で、良く見たのを覚えているけど、それからかあな、あまり見なくなるのは。一時期は次の週の放送が楽しみで楽しみで待ちきれない!ぐらいな時期もあったと覚えているんだけど、肝心の番組名が思い出せない。
 TV離れしていく理由としては、忙しくなってTVの前にいる時間がなくなるってことが一番大きいのかな。成長していくとTV以外にも楽しいことがたくさんあったりするし、自然なことなのかな。
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勝利

IMG_0334.gif フロリを応援しに大網まで行く。ちょっとした旅を覚悟していたんだけど、そこまで遠い訳じゃないね。一安心。試合は先制されるものの慌てることなくすぐに取り返し、少しずつ得点を重ね終わってみれば4-1の勝利。先制されたときはどうなるかと思ったが、それ以降は気楽な気分で応援することが出来た。これで上位リーグ進出。気合が入ります。
 それにしても大網アリーナの立派なこと。多分俗に言う、ハコモノだよね、あれ。あまりの広さに全部見てないけど、かなりの金額の税金が突っ込まれていることは確実。フットサル以外にも色んな人たちがいたから有効利用はされていそうな感じはしたけど。
 トイレに入ったときに面白いシールを見つけたので、とりあえず写真を撮っておきました。
IMG_0331.gif男子便器に貼ってありました。
「幽霊じゃないからね」という、オカルト的なことを心配しているのか、「ムダに流している訳じゃないからね」というエコ的な判断なのか、どっちだろ。
フットサル、サッカー | comments (12) | trackbacks (0)

この世界

 僕が子供だった頃の僕の世界では良い奴と悪い奴の区別がはっきりしていて、悪い奴はとことんワルで、良い奴はとことん良い奴らだった。だから、どんなに危ない場面でもロードランナーはコヨーテから逃げられるし、ジェリーはトムをギリギリのところでトムをかわす事が出来ると信じていた。ありとあらゆる手を尽くして襲ってくる敵を、力に劣る彼らは寸前の所でかわして笑顔を見せ、僕を安心させてくれた。
 でも、ある程度の年になってくると、実はコヨーテの方が、トムのほうが「可愛そう」なんじゃないかと思い始めたのである。コヨーテがロードランナーを襲うのは本能だし、ジェリーに至っては害獣じゃん、と気付いたのである。そういう目で見始めるとロードランナーはコヨーテを苛めているように見え、ジェリーはトムが苦しんでいるのを見て笑っているように思えた。コヨーテが返り討ちにあうたび、トムが頭を強打するたびに
「自分がどっち側の視点で見るべきなのだろうか」
と考えるようになったんだよね。もうちょっと歳を重ねると、善が必ず勝ち、悪が滅びる勧善懲悪の世界は80年代後半のスタローンの映画にしかないという事に気づいていく。なぜなら、悪者には悪者なりの言い分があり、いい奴には人には見せられない側面があるからだ。この事に気づくともうパニックだよね。だって、学校や親からは
「悪者にならない、近づかない」
という教育を受けているのに、どっちがどっちだか判断が出来ないんだから。 そんな中、「センソウ」というのがある事を知る。不思議なのは、誰もがセンソウは悪いことだと思っているのに、常になくならない事であった。ここまで来ると国対国だから、小さな自分には理解の出来ない何かがあるのだろう、と思っていた。
 で、ある日突然、
「これ、良いも悪いも、立場次第じゃないか?」
って事に気づく。大人が便利に使う時と場合って奴だ。そしてある日、
「あんまり考えても仕方ない問題かも知れない」
と考えはじめ、その時に一つ大人になったのだと思う。良いも悪いも存在していて、混沌したそのなかに自分もいて、選んだ行動によってはどっちにも転ぶことが出来てしまう、というのが生きる事なんじゃないかと、その時思ったわけです。考えないほうがいい世界よりは、ガキの頃に信じ込んでいた勧善懲悪の世界の方がまだ良いかもしれないけど、「善は必ず存在する」ことを感じることも時たまある。たとえ良い奴と悪い奴の区別が付きにくくても、それはそれでいいのかな。
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WE ARE ALL ONE

 アメリカに行く時、実は治安について不安に感じたりしていた。色々と調べたりして、自己防衛の意識を持っていったんだけど、2日目ぐらいには
「なんだ、普通だな」
と思ったのを覚えている。場所が場所だったし、ちょっと移動すれば危ない地域もあるみたいだけど、危険どころか不安を感じる瞬間は一度もなかった。割と遅い時間に地下鉄に乗ったり、地元の若者が行くようなちょっと内側に入った所にあるような店に入っても問題はなかった。それどころか2メートルはありそうな大男が「thankyou」なんて行ってくれたり、首元からタトゥーが見え隠れるするドレッドの黒人はドアを持ってくれたりした。アメリカ人優しいじゃん、なんて思ったのである。
 
 学生だった頃に中国人の友達がいた。彼は在日中国人で背も高く顔も良くて友達思いなやつで、境遇が似ていることもあって割と深い話も聞いた。僕が思っているよりも在日に対する差別は激しく、街でけんかをふっかけられて二人で走って逃げた事もあった。僕の中での中国人のイメージといえば彼になるから、割と好意的なものなんだよね。

 世界の悪者といえば北朝鮮は別格として、今ではアメリカと中国である。圧倒的な国力をバックにやりたい放題の2国である。国際社会にけるこの2国の本当の姿は知らないけど、なんとなく悪いイメージを持っているのは事実。でも、アメリカ人も中国人も接してみると別に普通なんだよね、みんな。このブログで割と反米なことをたくさん書いてきた僕が今年アメリカに行ったのは、もちろんスミソニアンの存在もあったけど、このアメリカの普通の姿を見たい、ということもあった。

 色んな国の色んな人達と接する中で僕が作り上げた持論の中に
「個人ではいい奴なんだけど、集団になると駄目」
というのがある。1対1で接するとすごくいい奴なんだけど、向こうが二人以上になるとお国柄が出てくる。当たり前だとは思うけど、きっと僕だって同じなのかもしれない。

 まあ、本当は人間性に国籍や文化は関係ない。どこにでもいい人と悪い人はいる。悪い人にもいい部分があるように、いい人にだって黒い部分はある。みんな同じ、みんな一緒なのである。ニュースを見ながらもうこの世界は終わりかなとか、どうしようもないなとか感じる事ってあるけど、実はそんなことはなく、駄目なのと同じように上手く行く可能性はいつでもある。人間がそうであるように、世界もそうなんだろね。普段はそんな事を考えることもないけど、この時期になると家族や平和や未来のことを思ったりする。親が子を思い、若者は好きな人の事を思い、誰もが家族、仲間の幸せを思う。これだって世界中で同じなはずで、やっぱりみんな一緒。そう信じてる。

メリー・クリスマス!

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応援

WEEDの何人かが今日GOOFYのメンバーとして試合をするので、応援に向かう。JFEだったら良いんだけど、会場は浜野でイマイチ身が入らない。隣ではフロリが練習していて、あっちを観たりこっちを観たりで最後までイマイチ集中できず。自分のチーム以外はあまり感心が持てないというのもあるけど、つくづく応援は向いてないなあ、と思う。でもまあ、皆が頑張っている姿が見れて良かったかな。仲間が走っているのを見ると興奮する前に怪我しないようにとかばかり考えちゃうから、もはや親心かな。(笑)
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終末思想

 今日の都市伝説の番組で、2012年世界消滅説について紹介されていた。マヤ文明のお告げで2012年に世界が終わるとか終わらないとかで、良くきく話のアレである。まあ、僕の世代はMMR世代だし、ノストラダムスの予言をバッチリ体験してきた世代だから、慣れみたいなものがあって今更驚きはしない。00年のITクライシスもあったしね。
  
 僕はハレー彗星の話が好きである。1910年にハレー彗星と地球がかつてないぐらいに接近するんだけど、ハレーの尾に毒があると信じられていた。両方の軌道がかぶった瞬間、毒にやられ人類は滅亡するんじゃないかと噂があった。人々は息を持たせるために自転車のタイヤのゴムチューブを買いあさり、日本中じゃらゴムチューブが消えたんだよね。この生きたい!という思いから生まれる格好悪さという、滑稽さというか、好きなんだよね。

 世界がいつか終わるかもしれない、という恐怖はきっとどの時代にも世界中のどこでも共通した考えかも知れない。一つの説が終われば次の説が生まれて、またそれが終われば違うのが出てくる。そういう考えを持つのはあんまり健康的とはいえないけど、「この世界が永遠に続くわけではない」という緊張感はあった方が良かったりして。
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