雨ニモマケズ 風ニモマケズ

雨ニモマケズ 風ニモマケズ

雪ニモ 夏ノ 暑サニモマケヌ

丈夫ナ カラダヲモチ

 いきなり今日から寒い。今日は整体の日だったので、足、肘、のついでに風邪に効くというツボを押してもらいました。施術してもらいながら僕が風邪を引きやすい体質であることを話しながら、対策や抗体の作り方などを教えてもらう。教えてもらいながら、「雨にもまけず・・」なんて思い出したのである。

 宮沢賢治の「雨ニモマケズ〜」は有名で、誰もが知っていると思う。この詩は賢治が病気をしているときに書いた詩で、死後に弟が発見した詩なんだよね。詩というよりは自分に向けた願望みたいなものであるといわれている。病気がちだった賢治は今日みたいな寒い日に、ベッドから外を眺めながら
「早く良くなりたい」
と思ったに違いない。多分、この詩には戦前の男としてのあるべき姿を描いているのだと思う。丈夫な体で粗食に耐え、献身的に働く。自己犠牲を解いてるんだよね。

 というわけで、弱っている時にこの詩を思い出すとちょっとシンクロが生まれて、ちょっと暗い気分になったりする。特に「丈夫な体を〜」のくだりでは、お前は不合格じゃ!なんて言われているようでちょっと悲しくなったりする..。マケマクリダ。
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