宇宙の魅力

 はやぶさの思わぬ活躍以降、宇宙関係のニュースが増えた。はやぶさ二号、ディスカバリーの最終ミッション、NASAのズッコケ発表、あかつきの期待はずれ等、はやぶさの事があったからこそニュースになったのだろう。
 そんな中、昨日書いた「ワイオミング生まれの宇宙飛行士」を読んでみた。僕らが宇宙人を思い浮かべるときに、「グレイ」というのがあると思うんだけど、そのグレイそっくりに生まれたしまった男性の人生のストーリーである。グレイそっくりに生まれた彼は常にマスコミに追われ、「宇宙人」とよばれ迫害されたり差別されたりと特殊な人生を歩むのだが、そんな彼が憧れた職業は宇宙飛行士であった。宇宙人が宇宙に出たい、という事である。この話としては、人類が宇宙開発を諦めている時代、という設定なので彼が宇宙にいける可能性は皆無なんだけど、彼自身の努力、周りの人たちのサポート、そして色んな偶然が重なり、彼はついに火星に降り立つんだけど、そこで彼が見たのは・・、という話である。
子供の頃に誰しも夜空を眺めながら、あの向こうには何があるのだろうか、という思いを抱いたと思う。その想いをより心の奥で感じ、育てたのが主人公である。その純粋でまっすぐな想いに多くの人たちが共感し、彼を宇宙へと送くろうと努力する。どこからどう見てもエイリアンのような彼を。必読です。
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