練習

 上達に必要な要素の1つに、感情のコントロールがある。感情をコントロールして初めてそこに思考が生まれ、その思考が判断へと繋がる。その判断からいいプレイが生まれ、それがゴールに繋がり、そのゴールが勝利をへと繋がる。バラバラに見えていても全ては繋がっていて、互いの存在あって、互いに繋がりあってこそ価値がある。そのために常に冷静に自分をコントロールする必要があるのだ。
 が、プレイしていると感情は良く揺れるものである。上手く行かないときは負の感情が、逆にいいプレイには高揚感を感じる。一喜一憂っていうけど、プレイ中はそれらが瞬時に入れ替わったりするものなんだよね。
 今日の練習でも色んな声が飛び、色んな感情が巡ったことだろう。練習は競技思考だから楽しいばかりではないけど、「楽しい」と呼ばれる感情のその上の存在を僕は知っている。そしてそれは逃げずに一生懸命走った奴らだけだが感じれる素晴らしい何かなんだよね。多分今、頑張り時、積み重ね時なんだよね、俺ら。
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リリース

 WEEDとFOLK DEVILSの合同サイトをリリースしました。もともと同じメンバーで二つのチームを成している今のねじれ体制が問題なんだけど(笑)、気持ちを合わせるためにも合同サイトとして運営していきます。

WEED AND DEVILS

相変わらずフットサルチームっぽくないデザインではありますが、まあ、なにとぞお願いします。しかも超普通のタイトルですが・・。
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トゥイッター

 中国版の新幹線の事故の顛末を見ながら、中国って本当にすごいなあと思った。なんていうか、規格外だよね。規模とか力とかの規格外なら分かるけど、「あり方」、「やり方」が規格外だから不謹慎ながら面白い。
 ニュースを見ながら気になったのは、中国のネット書き込みを報道する日本のニュース番組。中国ではこれまた中国版のツイッターみたいなものがあって、それにみんな政府に反対するような書き込みをしているらしいんだけど、
「中国政府に反対する書き込みが増えています」
みたいな言い方をしているんだよね。日本ではこういう書き込みに関しては一切スルーだし、「2ch」という単語も「巨大掲示板」と置き換えたり、まるで存在しないかのような扱いなのにたいして、中国での書き込みに関しては、国民の声だ、みたいな報道の仕方なんだよね。表現の自由がない中国では、取締りが緩いネット上にこそ民意は反映されるかもしれないけど、匿名である以上、日本での書き込みのように価値はないと思うんだよね。この差ってどこから来るのかな。
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ストレス

 若い母親が自転車を支えながら、信号を待っている。太陽が一番高い時間帯。乱れた前髪と額に滲む汗に疲れが見える。自転車には前と後ろ、子供が2人乗っていていかにも重そうだ。前の子は2,3歳、後ろの子はもう一人で歩けそうだが、スピードを考えると重さを我慢して自転車で移動した方が早いのだろう。炎天下の中、重い自転車を支える彼女。目には、頼むから早く変わってくれよ、という願いが見て取れる。この時間帯に、しかも子供を乗せて安全を気にしながら移動するのは大変だろうなあ、と思いながらいつの間にか応援している僕。信号が変わり、いよいよ自転車を進めようしたその瞬間、前の子供の片足のクロックスが落ちた。うわ、なんてタイミング、と注視している僕。自転車に座った体勢ではもちろん届かないし、信号は待ってくれない。どうするのかなあ、なんて見ていたら、彼女は子供に一言二言をかけ、諦めた表情で自転車のスタンドを立て、安全を確認してから靴を拾い子供に履かせた。用意が整った頃には青信号は点滅していて、彼女(たち)はもう一回信号待ちをすることになった。子供はそ知らぬ顔でちがう方向を見ていて、彼女はもっと汗だくに見えた。
 遠くから見ていた僕は、これってすごく大きなストレスなんじゃないか、と想像した。子育てノイローゼって良く聞くけど、この場面なんかはまさにそうなんじゃないか、と思ったのだ。もし僕があの母親だったら子供に怒っただろうし、怒らなくても顔に態度に出ていたと思う。きっとこういう事は日常茶飯事だろうし、母親というのは本当に大変なんだろうな、と思った。
 幸いなことにこの母親は嫌な顔を一つ見せず、自転車に乗って走り出したときには子供となにやら喋れながら、ちょっとした笑みを浮かべて去っていった。全く知らない人だけど、きっといい母親なんだろうなと思った。
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手術後

 ライトニーで手術後のノブに会う。手術前とは全く変わっていなくて、一瞬本当に手術を受けたのかな?と思ったけど、きっとそれだけ回復が早いってことだろう。体に金属が入っていて、抜糸もまだなのはいいとして、完治したら今ついている金属を取る手術も必要なんだよね。日進月歩の医療だけど、二回は切らないといけないんだよね・・。
 麻酔をされてから、全く覚えていないらしいんだよね。意識のない時間は自分の全てを医者の手に任せている、まな板の上の鯉状態なわけだから、切られることはもちろんだけど、この状態も十分に怖い気がする。怖いと同時に、どんな感覚なんだろう、と想像してしまう。僕は手術の類は未経験だけど
「気付いたら終わっていた。」
という時間の喪失感にちょっと興味はある。手術は怖いけど。
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ネガティブキャンペーン

 出演しているドラマの視聴率が高いと話題になるのはいいけど、悪いという事もニュースになるのを見てびっくり。こういう場合はまだ影で笑うことの方がいいと感じたりするけど、人気がないことをわざわざニュースにするなんて、狙ってネガティブなニュースを書こうとしているのが見え見えでちょっと気持ちが悪い。堂々と言っているからいいでしょ!と思うかも知れないけど、そうでもない気がするんだよね・・。よってたかって笑っている感じがあって、ちょっとね・・。

 芸能人は好かれることも嫌われることも等価値で、興味を持たれないことが一番残酷な事であることは承知している。ドラマの数字が伸びないなんて、本当はニュースにはならないんだろうけど、それが堂々と出るぐらい大きな人気を持っているってことだ。幸か不幸は分からないけど、自分の人生を切り売りするのが芸能なんだから、本望だったりするのかな。ただ、こういうニュースが出ると
「この人は叩いていい」
ということが公になっちゃって、またそれに乗っかるのが早いのが世の中だから、なんか流れが意図的に作られる気がするんだよねー。
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ポイント

 いつも行くセブンイレブンのおばちゃんにNanakoを勧められる。セブンイレブンで買い物をするとポイントが貯まるってカードである。値引き販売をしないコンビニではたしかにお得なポイントカードかも知れない。が、財布の中がポイントカードで一杯、という人も多いはず。
 ポイントがいつから流行りだしたのかは憶えていないけど、今では1つの通貨になってしまっている。その店でしか使えないポイント、商品券に変えられるポイント、交換を繰り返せば現金でも出来るポイント等、考えたくなくなるぐらいに複雑になっている。新しい店に行けば新しいカードが増える。一度しか使ったことのないカードも多い。僕もたくさんもっているけど、気にしいているのは電気店のものぐらいで、あとは放っておきっぱなしのものが多い。きっと色々と損しているのかも、と思いながらもイマイチ注意を払えない。不思議なのはポイントというのは「おまけ」だったのに、今では当然の権利になっているって所だよねー。
 ずっと使っているクレジットカードがあるんだけど、どうやらこれにも使った金額に応じたポイントがもらえるらしくて、今日チェックしたらポイントが1万円以上になっていた。気づかない内に、である。もちろん、すごい嬉しいんだけど、ある意味では怖い。僕が1万円をもらう権利を持っているってことは誰かが僕に一万円を借金しているのと同じ。ポイントとは言ってもそれは現金と変わらないんだけど、その真実にはあまり気づかない。通貨とは別に違う通貨があるってことはすごく変に思えるけど、どうなのだろう。
 
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いよいよ復活

 やっぱりチームの練習に参加しないことには復活とは言えないため、今日の練習が待ち遠しかった。僕が不在の間にも色々とあっただろうし、チームというのは生き物だから、常に形を変え続けるものでもある。怪我をしたことのある人なら分かるけど、自分の居場所や価値は約束されているわけでもなく、チームの成長とともに置いて行かれる不安は常にある。どんなレベルでもそれは同じだよね。まあ、そういう真面目な話でもなく、いつも蹴っている奴らと蹴りたいってことで、そうたいそうな話でもない。
 たまあに、誰彼がチームに必要とか必要じゃないとか、って話になるけど、ハッキリ言えばそんなの良くわからない。必要かどうかは別として、要は一緒にやりたいって事だけ。案外分かりやすいか。
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風景

 この時期の夕方の空の色って面白いよね。名前の知らない、見たことの無い赤と青とが混ざり合って、これまたなんて呼べばいいのか分からない色を作ったりしている。31のアイスフレイバーで「コットンキャンディ」ってのがあるけど、あれが一番近いかな。笑。太陽が完全に落ちた後も遠くを目をやるととかすかーにこの色が残っていたりする。
 夜の空も黒一色ではなく、ちゃんとコントラストがある。空の色と雲の色とではかなり差があって、形がハッキリと見て取れる。
 昨日、帰りながら先の道に目を向けたら、遙か彼方に大きな木が生えているように見えた。それこそ雲の上ぐらいまでに届く様な大きな木である。モコモコとした形は漫画で良く見ると木そのもので、現実感が全くない風景であった。まさかね、なんて思ってちゃんと見たんだけど、逆に空全体が雲に覆われていて、木の形にだけ雲がないんじゃないか?と一瞬ひらめいた。もちろん、そんな訳もないんだけど、どんなに考えても答えは見つからず。その木は雲であることはすぐに思ったんだけど、雲が空よりも黒いなんては今まで見たことがなかったから、一瞬何がなんだか、だったのである。
 距離が縮まるにつれ、なんだか歩行者が増えていく。警察や救急車もいて、ちょっとした野次馬集団が出来ていた。火事、だったのである。黒い雲の正体は火事によって生まれた煙で、よっぽど大きな火事だったのか、遠近感が狂うほどの大きさになっていたのである。火事なんだ・・・と気づいた瞬間に「ドン!」という大きな爆発音が。全然距離はあるのに大きな炎が見えた。キャー!という声とともに逃げまどう野次馬ども、ちょっとしたパニックであった。道路は封鎖になり、僕は遠回りして帰った。もちろん、木の形の雲はずっとそのままであった。
 今日の朝には警察や消防はいなく、大きな木も消えていていつもの日常が戻っていた。が、空気の中に焦げ臭い臭いが残っていたんだよね。夜だから良かったものの、明るい時間だったらもっと大きなパニックになったかもしれない。ニュースでの扱いはすごく小さかったけど。
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厳か

 今日のオールスターの前に、東関東大震災の被災者に対する黙祷が行われた。僕はちょうど車のラジオで聞いていて、アナウンサーが黙祷の間にしゃべるかどうか、すごく気になって耳をダンボにして聞いてた。結果はやっぱり普通にしゃべるんだけど、
「コーチ、選手、監督、マスコットも帽子を取っています」
と言っていて、マスコット・・・の部分を想像して不謹慎にも笑いそうになってしまった。どの球団のマスコットかわからないけど、マスコットの存在は「厳か」とは真逆の存在で、そういう場における立ち振る舞い方は難しいだろなあ考えてしまった。
 オールスターと言えばお祭りの中のお祭りなんだけど、黙祷の間は厳かな雰囲気がこっちにも伝わってきた。思えばその場の全員が同時に沈黙を作るなんて事は普通にはないしね。沈黙を作ることもそうだけど、大勢の人が同時に一つの事について考え、見えはしなくても気持ちを共有することってこういう事でもなければ行われないことで、やっぱり特別なんだよね。年末に向けて、たくさんのイベントでも黙祷は行われることだろう。その度にみんな思い出して行くことで、記憶の風化を防ぐことが出来るのかな。
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