ドビー

 ハリポが大円団を迎えた。僕も一作目から見ていたので、少しの寂しさはあるものの満足である。後半のダークな感じや、その中でも笑いやおかしさを忘れない演出もいい。
 たくさんのキャラが入り乱れるハリポのなかでは、僕は妖精のドビーが好きである。ドビーは主人に仕えることが生きる幸せという「しもべ」妖精で、主人から虐待を受けながらもそれでも尽くすのが当たり前という種族である。ドビーはハリーに自由にしてもらうのだが、それからは何かとハリーを助け、最後にはヒロイックな終わりを迎える。見てくれもアレだし、キャラとしての扱いも方も数あるキャラの中では薄い方だけど、互いに寄り添い合い、力を合わせて戦うハリポの世界ではドビーは自分一人でたつ独立したキャラであり、自由を体現しているキャラなんだよね。それを表現するためにスニーカー履かされていて、わざわざそれを誉められるシーンもある。
 ドビーはCGキャラで存在しないんだけど(当たり前か)、ロード・オブ・ザ・リングの「ゴラム」も同じで、僕はゴラムが大好きなんだよね。CGのキャラって嫌われがちだけど、僕はなんだか好きなんだよね。
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