ありがとう

 1年の最後の1日を皆様、いかが過ごされているのでしょうか。すでにいい感じに酔っ払ったりしていますか?ふとした瞬間に遠い目をしながら、
「今年も色々あったなあ。いや、なかったかなあ。アレ?なんか色々あったハズなのに覚えていないぞ!」
なんて思ったりしていませんか?まあ、特別でない日が一日も無いように、何もない一年もあるはずがないよね。
 思えば今年は僕の生活の中で大きな変化がありました。誕生日の前日に県1部への参入戦を逃したあの気持ちは今でもちゃんと覚えています。僕はその戦いを見届け、退団。夏前に痛めた足首は全く良くならず、この先どうしようかと悩みながらも、自分の中で一つの区切りをつけた。それが3月ごろのことか・・・。
 同じ風に吹かれ、全員の汗が同じ成分で出来ているんじゃないかと思うぐらいに一緒に走った仲間達はあれからも走り続け、大変苦しい1年を送りながらも前向きな顔を見せてくれている。会う機会は確実に少なくなってはいるものの、距離感は変わらない感じがするのは皆が気を使ってくれているからでしょう。

 僕は僕で新しい仲間とも出会い、彼らに背中を押されながらもまた走る目標を見つけ、今も取り組んでいる。この足ではもう蹴れないかなあ、なんて思っていた心の弱さを補完してくれて、
「もう1回やるか」
と思わせてくれました。捨てる神あれば...って奴かな。相変わらず下手だし、走るのも遅くなったけど、それでもやり方があるんじゃないかって事で、今日も蹴っている。お陰で色々な人たちと知り合い、仲間が増え、昨日書いたように、何だか知らないけど好きな人が増えました。これはこれで凄く幸せなことなのだ、きっと。

 意識しようがしまいが、時間は僕らの間を流れていく。出会い、別れ、嬉しいこと、悲しいこと、たくさんの事を繰り返しながら僕らはその時間を過ごす。どうせなら嬉しいことが多い、どうせなら明るい事が多い、僕の好きな人たちとそうでもない人たちもみんな元気で過ごせるような、そんな1年が来ることを祈ります。気付かないうちに過ぎ去っていくこの瞬間だって有限なんだから。
 
 とにかくみんな、ありがとうございました。この一年で書いた記事を軽く読み返しながら、自分がいかに色々な人たちのお陰で進んでこられたのかがわかりました。何の縁が巡り巡ってこの出会いに繋がったかは分かりませんが、大事にしたいと思います。
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 本日は忘年会の予定。現地について財布がないことに気付く。一瞬頭が真っ白になり、車の中、そしてバッグの中のものを全部だして隅々まで確認。直前までフットサルをしていたので、入っていることはないと分かっていながらも汗だくになっているウェアまでを駐車場で広げている僕・・・。こりゃ大変な年越しになりそうだ。なんてブルーになりながら、施設に電話。@33に探してもらうことに。しばらくして電話が入り
「あったよ!」
との一言で、救われる僕。何でもおごってやる!と決めました。
 僕の財布は駐車場に落ちていて、(車に乗り込んだときに落としたようだ)二つ折の財布が「まるで立っているかの様に」落ちていたらしい。軌跡である。免許証や色んなキャッシュカード、クレジットカードも入っているので見つからなかった場合はきっと大変な年明けを迎えることになっていたことでしょう。@33がフグをすごい勢いで食べている姿を見ながら、心から「ありがとう!」と思うことは今後はもうないことでしょう。(笑)

 この忘年会は幕張で出会った仲間とのもの。思えば@12のお誘いから始まった縁で、ここは素直に感謝です。一緒に蹴っていて楽しい仲間が増えるのは幸せなこと。レベルもモチベも様々だけど、互いの考え方や価値観を交差させるのは実は楽しく、いい影響を受けています。

 環境が変わったこともあって、この1年で色んな人と知り合うことあり、変な話
「好きな人」
がたくさん増えた気がします。そのほとんどがフットサルが結んでくれた縁だけど、誰もが人間としての魅力に溢れていたりする。僕はそんなに「人が好き」な方ではないけど、知り合う喜びがあるってことは認めないといけないかな。きっと僕は幸せなのでしょう。
みんなありがとう、また来年もよろしく。



そしてマッキー(黒)の太いほうは杏仁豆腐の匂いがします。絶対です。
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時間の流れ

 歳を取る度に時間の流れが速く感じられる、といいますが、案外本当に時間が早く流れているんじゃないか?と最近思っている。もちろん、気付きもしない1秒/10000ぐらいの短いものだろうけど。相対性理論でいうと、時間の流れは必ずしも一定ではないらしいし、案外本当に1日が短くなっていたりして。
 
 今日は仲間に嬉しいニュースがありました。そのうち自分で言って来ると思うので詳細は省くけど、本当に嬉しいです。出合った頃の事を思うと、こんな事を話題にするとは思ってもいなかったので嬉しいような、悲しいような、やっぱり嬉しいような、そんな気分です。あの頃から僕らは変わっていないつもりでいたけど実はそんな事はなく、男として社会人として、人として色々なものを重ねてきたのでしょう。そしてこれからも有意義な何かをたくさん積み上げいくハズである。そう信じたい、そんな年の瀬です。おめでとう!
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技術すげー

nike_free_boot_hybrid昨日、NIKE FREE HYBRID BOOTという、写真の靴を買ってしまいました。ブーツなんだけど、ソールにNIKE FREEを採用しているちょっと変わったモデルである。たしかっ結構な限定モデルですぐになくなったと思うんだけど、偶然にも発見、即買いであった。
nike_freeこの写真の様に「ソールが足の裏の動きに合わせて折れ曲がる」のでほぼ素足感覚、というNIKE FREEをずっと体験したいと思っていたのはずっと昔に書いた。しかし、ランニングシューズはいらない、そしてただ走るのは嫌だ、という事でずっと買わずにいた。やっぱり走ることに特化したもの、というイメージがずっとあったんだよね。それが思わぬ形でついに初体験となったのである。早速履いてみたら歩きやすい!疲れない!軽い!という、僕の中では感動的な発見であった。
 実は、12月に入って、5年間ぐらい寝かしていたAIR MAX 95をおろした。5年間もしまって置いて何で今なんだよ、と突っ込まれても「気分」としか答えようがないんだけど、履いてみてすごく重く感じた。AIR MAX 95はハイテクスニーカーの代表格みたいなのもので、軽量化を図るために「もっとも軽い素材は空気である」という天才的な発想から生まれたシューズなのである。それは95年の事だが、AIR入りにスニーカーは今でも発売されている事を思うと大変な発見なのである。そんな大発見でもやっぱり15年も経てば重く感じるんだよね〜。昨日買った靴の方がずっと軽いのだ。空気は重くならないから周りの素材のお陰だろうけど、着実に進む技術は本当にすごい。
散財もの | comments (470) | trackbacks (0)

やっと

floriano_shirt 頑張っていればいつかは報われるとは言いますが、実践するのは難しい。結果はすぐには出ないし、待っている間に今やっていることが正しいのか間違っているのか迷ったりもする。その内「もう信じるしかない」と、理論や技術とは全く関係のないところにたどり着いてしまう事もある。

 とにかく今日、久しぶりに、本当に久しぶりにフロリが勝ちました。相手は昔から一緒に戦い、尊敬しているチームなので本当に嬉しいです。まだまだ厳しい道は続きそうだけど、努力が報われる瞬間を待ちながら、というか自分たちで手繰り寄せるぐらいの勢いでいきましょう。「もう信じるしかない」という時期だってとうの昔だ!

blumenau_shirtそして今日、BLUMENAU FCの1stが出来上がりました。一足先にいただきました。自分でデザインしたエンブレムがそのまま再現されていてちょっと感動です。
フットサル、サッカー | comments (366) | trackbacks (0)

思い出す

 BLUMENAUの代表が今日店に来て、差し入れをしてくれた。生まれ来る子供の予定日が今週か来週か、というぐらいに切羽詰った状態になっているらしいんだけど、思いっきりスウェット姿だったからそのまま個人参加に行ったのだろう。何をやっているんだか。

 今週に入ってから部屋の掃除をアレコレとやっていて、変なものがたくさん出てきた。

・変な成分で出きている韓国の石鹸
・なんか分からないけど、すご〜く辛そうな赤唐辛子の調味料
・象のぬいぐるみキーホルダー
・セパタクロのボール

全部アイツからの贈り物(いやげもの)である。キーホルダーとセパタクロのボールは飾っているからいいんだけど、残りの二つを使う機会が中々なくて困っている。というわけで保管していたのだが、また一年保管することになりそうだ。

 仲間に子供が生まれるのは不思議な感覚である。嬉しいし、楽しみなんだけど、正直
「アイツが人の親かよ」
と心配だったりもする。まあ、奥様の方がしっかりされていると思うので、大丈夫だと自分に言い聞かせている。
 
 自分でも言うのは何だけど僕は人との付き合いがイマイチ浅い人間で、コイツや他のみんなに出会うまで「仲間」と呼べる存在はいなかった。誰かと一緒にあんな濃密な時間を過ごしたのも初めてだったし、誰かに対して特別な感情を抱くことも初めての体験であった。それは僕の人生の中では画期的で強烈なものだったから、(今思えば)その時間で感じたこと・考えたことの多くが今の僕を作っているんだよね。そして僕は、その中で出来上がった自分自身が嫌いではない。アイツを含め、その時に色々な思いを共有した仲間と今でも変わらない関係でいられるのはきっと特別なことでしょう。感謝です。
 生まれてきたら取り合えずスニーカーをプレゼントしようと思っています。
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LOVE LOVE LOVE

 やっぱ愛だよね、愛。(笑)
 
僕の友達で僕と同じようにマイケルが好きな奴がいて、今度出る「THIS IS IT」の限定DVDの購入権を奪い合っている。 ちょっと前に少し話したんだけど、やっぱりマイケルの話になった。二人ともマイケルが大好きなんだけど、世の中がダサいと思っているマイケルの「アレ」な部分が特に好きである。

 きっとマイケルこそ
「人々は人種や信仰心、境遇、何もかもを超えて一つの事を愛せる」
事を証明した最初の人物なんじゃないかと思う。マイケルの存在に黒人も白人も熱狂し、支持し愛した。なくなった今でもそれは変わらない。
 世界的なアーティストは世界中にファンを持つ。今でこそそれは当たり前だけど、マイケルが表舞台に登場までは白人は白人アーティスト、黒人は黒人アーティストを応援した。その壁は現代を生きる僕らが想像も出来ないぐらいに強固で高い壁なんだけど、それを変えたのがマイケルなんだよね。黒人はもちろん、白人だって熱狂し、
「そういえば音楽に黒人も白人もなくね?」
という真実を世界に気付かせたのだ。最初は色んなパワーバランスや抵抗もあっただろうが、彼の音楽に世界は我慢できずに愛した。マイケルは商業的にも物理的にも色々な壁を壊してきたけど、人々の心の壁を壊したことが一番大きな功績なんだよね。マイケルが繰り替えし「愛」や「平和」を歌うのは今思えば必然なのかも知れない。
 今日はクリスマスだけど、マイケルの思想こそのが今日のこの日に一番合うんじゃないかと思う。偽善や建前や見栄でなく、格好悪くても、バカに思えても、心のそこから平和と愛を願うその気持ち。
 ジョン・レノンといいマイケルといい、本当のことを言う人ほど早く亡くなるのはなぜだろう。天使だったのかな、実は。
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今日という日に

 サッカーを見ていると時たま不思議な気分になることがある。大きなクラブ同士の試合となると、ピッチに色んな人種の色んな世代の男達が一つのボールを必死で追いかけている。ゴールでも決まれば我を忘れたかのように倒れ抱き合い、喜んだりする。黒人もいれば白人もいて、南米の人間もアジア人もいる。彼らが抱き合う姿というのは不思議で、それを見ていると
「平和って実現できるんじゃないか」
という気がしてくるのである。その試合は世界中で見られており、そしてやっぱり色んな世代の色んな人種が見ているのである。サッカーを見ていると
「人は人種や世代や何もかもを超えて、一つのことを好きになれるんだ」
という、当たり前だけどなかなか気付かない真実に気が付く。これはきっと特別なことなんだけど、こういう特別なことってそこら辺に転がっているんだよね。

 今日、クリスマス・イブは世界中の人々が「平和」について考える日である。この地球上で完璧な平和が未だかつて存在したかどうかは分からないけど、その希望と可能性は常にあると信じている。
・一緒に走ってくれる仲間のことを思うとき
・がむしゃらに頑張っている後輩たちを思うとき
・何かと気にかけてくれて、僕らのことを見てくれている人を思うとき
・指導してくれる人のことを思うとき
・家族を思うとき
・久しく会っていない誰かを思うとき
・生まれ来る子供の事を想うとき
・強がっているけど実は弱い人を思うとき
・仲間の家族を思うとき
・将来に不安を抱いている人のことを思うとき
・自分以外の誰かの明日を想うとき
そういう時、僕らの心の中に平和が生まれる。それはちっぽけな何かだけど、世の中はそのちっぽけな何かの繋がりで出来ているんだよね。それを繋げればどんな難しいことでも不可能ではないはず。上に書いた「ゴールを決めた時の様に」毎日毎日抱き合いたいとは想わないけど、心の中ではいつも抱きついています。

僕の愛する人たちと、そうでもない人たちのために平和であるように。
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笑顔の力

 昨日のブリタニー・マーフィーの話は死んだ次の日に書いたもので、考えが上手くまとまらずちょっと放置していた記事である。個人的に知りもしない人物の死を何で悲しく思うんだろう、熱狂的に好きでもなかったのに・・・、と思っていたけど、やっぱりあの笑顔のせいなんじゃないかと思う。
 どんなに不細工な人間でも、笑顔は素敵である(多分)。例え嫌いな人間であっても、まあ許せるのが笑顔であったりする。時たま
「すごい良い笑顔」
をする人もいて、あまり良く知らなくても
「この人はきっといい人だ!」
と思ってしまうのが笑顔の不思議な力である。

 姪っ子は良く笑う子で、何か嬉しいことがあると顔をクシャクシャにして笑う。まだ喋れないから表情でその時の気持をを表わしているんだよね。そう思うと、笑顔というのは限りなく本能的なもので、色々な計算を覚えていない現時点では、彼女の笑顔はとても純粋なものだと言える。子供の笑顔が理屈抜きに美しく思えるのはそこなんだろう、きっと。というわけで、ブリタニー・マーフィーの事を思い出すときの映像が笑顔であるのと同じように、誰がが自分の事を思い出すときには、是非とも笑っている顔を思い出して欲しいものである。笑って生きないとね、なんて思う今日この頃である。
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クルーレスに思う

clueless 昔はすごいアイドルだったのに、今ではあまり見かけないアリシア・シルバーストーンという女優がいる。すごく美人なんだけど、いつの間にかハリウッドの最前線から消えていった女優である。まだ33歳だからぜんぜんいけると思うんだけど、いつからか不思議と表舞台では見かけなくなった。
 彼女が主演している映画で、95年に公開された「クルーレス」というのがある。アリシア扮する主人公は美人で金持ちで、ファッションにしか興味がないという役を演じている。強盗にあった時に、
「今すぐにうつぶせになれ!」
と言われて
「このドレスは○○(ブランド名)なのよ!」
と逆ギレするぐらいである。とにかく彼女は美人でお洒落で金持ちで、というアリシアそのままの役なのである。
 そんなある日、学校にダサい女の子が転入してくる。その子は優しく気がいい子なんだけど、いかんせんダサいのである。というわけでアリシアは彼女を改造し、なんとか美人に見せようとするのだ。一見アリシアの好意に見えるんだけど、実はそのダサい子を着せ替え人形の様に扱っていて、ダサい子が美人になればなるほど、自分の足りなさに気付いていくのである。
 僕はこの映画が好きで何度も見ている。アリシアの美少女っぷりもすごいけど、実は
「最初はダサいけど次第に綺麗に見えていく女の子」
がすごく魅力的なのだ。そしてそのダサい少女を演じていたのが昨日亡くなったブリタニー・マーフィーなのである。

 ブリタニー・マーフィーは02年のエミネムの映画「8mile」で成り上がって、それ以降も順調に映画に出ていた。主演作もあったりして、順調なキャリアを歩んでいた矢先の訃報である。僕と同じ歳なので、本当にビックリした。「クルーレス」以降チェックし続けていたので、彼女の映画はほとんど観ているんだけど、どの映画でも彼女の笑顔が印象的であった。コメディが多かったし、漫画のキャラのような大きな目と大きな口での笑顔を求められていたのかな。
 
 ブリタニー・マーフィーはハリウッド女優なのに「気がきいて優しい」という事でも有名であった。インタビューで何度同じことをきかれても嫌な顔をしないし、旺盛すぎるサービス精神で逆にインタビュアーを笑わせようとする。そしてインタビューが終わってから飲み物や食べ物、テーブルの片付けを自らしていたのだそうだ。オマケに終始その大きな目と口で笑うのだから、誰もが彼女の事を好きになるらしいのだ。その話を雑誌で読んだとき、
「クルーレスの役そのままじゃん」
と僕は思って、なんだか嬉しくなったのを覚えている。

 訃報を伝えるヤフーニュースを読みながら、彼女の名前を知っている人たちはどれだけいるのかなあ、と思ったらなんだか切なくなった。日本ではそんなに名前が通っているわけでもないし、映画も知られていないしね。彼女の死を真剣に受け止める人はそういないはず。有名人だし、全然遠い存在だし、共通点なんて一つもないけど、でも、あんな素敵な笑顔の人がこの世から亡くなるのはやっぱり悲しい、と思うのである。
brittany_RIPRIP
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