LOVE LOVE LOVE

 やっぱ愛だよね、愛。(笑)
 
僕の友達で僕と同じようにマイケルが好きな奴がいて、今度出る「THIS IS IT」の限定DVDの購入権を奪い合っている。 ちょっと前に少し話したんだけど、やっぱりマイケルの話になった。二人ともマイケルが大好きなんだけど、世の中がダサいと思っているマイケルの「アレ」な部分が特に好きである。

 きっとマイケルこそ
「人々は人種や信仰心、境遇、何もかもを超えて一つの事を愛せる」
事を証明した最初の人物なんじゃないかと思う。マイケルの存在に黒人も白人も熱狂し、支持し愛した。なくなった今でもそれは変わらない。
 世界的なアーティストは世界中にファンを持つ。今でこそそれは当たり前だけど、マイケルが表舞台に登場までは白人は白人アーティスト、黒人は黒人アーティストを応援した。その壁は現代を生きる僕らが想像も出来ないぐらいに強固で高い壁なんだけど、それを変えたのがマイケルなんだよね。黒人はもちろん、白人だって熱狂し、
「そういえば音楽に黒人も白人もなくね?」
という真実を世界に気付かせたのだ。最初は色んなパワーバランスや抵抗もあっただろうが、彼の音楽に世界は我慢できずに愛した。マイケルは商業的にも物理的にも色々な壁を壊してきたけど、人々の心の壁を壊したことが一番大きな功績なんだよね。マイケルが繰り替えし「愛」や「平和」を歌うのは今思えば必然なのかも知れない。
 今日はクリスマスだけど、マイケルの思想こそのが今日のこの日に一番合うんじゃないかと思う。偽善や建前や見栄でなく、格好悪くても、バカに思えても、心のそこから平和と愛を願うその気持ち。
 ジョン・レノンといいマイケルといい、本当のことを言う人ほど早く亡くなるのはなぜだろう。天使だったのかな、実は。
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