科学君と事業仕分け

 現時点で世界一面白い番組、「飛び出せ科学君!」を昨日も見た。昨日は
「禁断の実験施設に潜入!!」
という内容で、防衛大学にある「落下実験施設」での実験の内容が面白かった。マンションから植木鉢が落ちたらどうなるか、そのスピードや衝撃を観測しているらしいんだけど、科学君では普通のものは落とさない。釘を落としたり、スーパーボールがどこまで跳ね返るかをやってみたり、最後にはボーリングの玉を落としいた。15mの高さから落とした物体の破壊力は怖いぐらいのもので、そこで実験をしている人たちは毎日そんなことをしているのかなあ、なんて思った。
 今、事業仕分けで科学への投資の削減が取り上げられている。色んな人たちが普段やっていることを説明しているんだけど、この施設で働いている科学者達は
「毎日15mの高さから色んなものを落としています」
と説明するのだろうか。

 何が無駄で何が無駄じゃないかを判断するのは難しい。すべて数字で判断できればいいんだけどそうも行かない。特に科学は10年先、100年先の未来を作っているんだよね。本当にいらないもの、無駄なものってたくさんあるんだろうけどね・・・。
 まあ、国を家庭に置き換えれば、金がないんだから要らないものから切り詰めるのは当たり前。フットサルなんて今すぐカットだよね。
個人参加だって無駄!
シューズを何足も持っているのは無駄!
ウェア?冬でもTシャツ一枚でも走っていれば暖かい!
って事になるのは当たり前。でも国を家庭に置き換えたらその瞬間に破産宣告になるのか・・。
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