笑顔の力

 昨日のブリタニー・マーフィーの話は死んだ次の日に書いたもので、考えが上手くまとまらずちょっと放置していた記事である。個人的に知りもしない人物の死を何で悲しく思うんだろう、熱狂的に好きでもなかったのに・・・、と思っていたけど、やっぱりあの笑顔のせいなんじゃないかと思う。
 どんなに不細工な人間でも、笑顔は素敵である(多分)。例え嫌いな人間であっても、まあ許せるのが笑顔であったりする。時たま
「すごい良い笑顔」
をする人もいて、あまり良く知らなくても
「この人はきっといい人だ!」
と思ってしまうのが笑顔の不思議な力である。

 姪っ子は良く笑う子で、何か嬉しいことがあると顔をクシャクシャにして笑う。まだ喋れないから表情でその時の気持をを表わしているんだよね。そう思うと、笑顔というのは限りなく本能的なもので、色々な計算を覚えていない現時点では、彼女の笑顔はとても純粋なものだと言える。子供の笑顔が理屈抜きに美しく思えるのはそこなんだろう、きっと。というわけで、ブリタニー・マーフィーの事を思い出すときの映像が笑顔であるのと同じように、誰がが自分の事を思い出すときには、是非とも笑っている顔を思い出して欲しいものである。笑って生きないとね、なんて思う今日この頃である。
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