nostalgia

 僕が学生時代に住んでいた通りがストリート・ビューで見れるようになっていて、とても懐かしかった。もう10年前のことだから街並みはかなり変わっていたけど、それでも記憶の中に残っているものと同じで、見ているうちに色んな事を思い出した。

 僕が住んでいた部屋は車通りが激しい大通りに面していて、騒がしい場所だった。おまけに救急病院がすぐ近くにあり、夜中でも救急車が元気良くサイレンを回しながら通り抜けていった。僕は7階に住んでいたけど、それでも音は鳴り響いたものである。最初は救急車に良く起こされていたけど不思議となれるもので、どんなに大きな音がなっても起きなくなるものである。

 僕の部屋の向かいがガストになっていた。当時でもガストは安かったけど、本当に貧乏だった僕は結局一度も行かなかった。1階が駐車場、2回が店舗という構造の店だったんだけど、時々その駐車場に暴走族がたまっていた。当時はまだ結構いたんだよね。このブログの最初の頃に書いた「トカレフ事件」も同じ頃だったし、まだそういう社会だったのかな。
 ある日の朝方、表が騒がしいなと思ったらその駐車場で暴走族と警察官が殴り合っていた。殴り合っていたというか、警察の方が圧倒的に強くてけんかにもなっていなかったけど、めったに見えないものだから僕は窓から身を乗り出してみていた。7階だったから角度がなくて最後までは見れなかったけど、今でも強烈な印象が残っている。思い出ってそういうものかな。
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