漂着物辞典  

 浜辺を歩いていると、波打ち際に古びたガラスの瓶が打ち上げられている事に気づいた。ガラスとは言っても長い間波に揺られていたのか、透明度はなく、中を伺うことが出来ない。好奇心に駆られ拾い上げたのだが、中になにやら丁寧に折られた紙が入っている。コルクの栓を抜き、紙を出してみた所・・、というパターンってあるよね。中には遙か昔にかかれたメッセージがあり、それを知れべたところ、と広がっていく物語である。

 c0019338_1025035.jpgこの前、歯医者の待合い室にこの本を紹介している雑誌があって、ついつい見てしまった。玄界灘に打ち上げられたものを拾い上げてはそれを調べながら文化的なルーツまでを調べているらしい。すごく綺麗な写真も載っていて、昔のガラス瓶や小物には芸術性があって可愛いい。
 上に書いたメッセージ・イン・ア・ボトルの話の様に、海に打ち上げられたものには何となくロマンみたいなものがある。時間や距離を超えてきたような、そんなものである可能性もある。100年前のヨーロッパの少女(笑)が書いた差出人のない手紙である可能性もあるわけで、もはやファンタジーでもある。この本、欲しいんだけど調べてみたら4千円もするんだよね・・。悩む。
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マエダアツコ

 卒業が発表されてから何日か経っているけど、今だマエダアツコの話題を聞く。僕はファンではないけど、それでもエーケーベーの主要メンバーの顔と名前が一致するぐらいには知っている。知ってはいるが、この騒がれっぷりを受けて、
「あ、こんなにすごい人だったのね」
とちょっとビックリしている。アイドルでなくともこういう騒ぎはあるしブームってそういったものだから、何となく「起こり得ること」なんだろうなあと思っていた。けど、明らかにアイドルファンという枠を飛び出しているこの騒ぎをうけて、「おおお」と感じたのだ。辞めて初めてその大きさを知る、というのも変な話だしけど、僕と同じように感じている人も多いに違いない。ただ、ここまで話が大きくなってくると、俺もはまっておけばよかった!と思わない事もない笑。マエダアツコが卒業を発表した時の現場の音声がネットで流れていて僕も聞いたんだけど、本気で嘔吐している人もいて、何ていうか、「阿鼻叫喚」という言葉がピッタリなんだよね。さすがにあの現場にいたいとは思わないけど、もし僕がファンだったらもっとこのニュースを楽しめたんじゃないか、と思うんだよね・・笑。
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熊出没注意宗谷の塩コーラ

__.jpg熊出没注意宗谷の塩コーラ
クリエイティブコンパス
500ml

FBC4から頂いた変わり種コーラ。何でも北海道の物産展で確保したブツである。北海道と言えば、前に飲んだコアップガラナが思い浮かぶ。さて、どんな味なのか。

容器デザイン★★★★
ラベルの情報量が多い!名前が分からないぐらいに文字が多い!
これはインパクトあるでしょう。そもそも熊出没注意の絵を清涼飲料水のラベルに持ってくるなんて、普通じゃないよね。普通のにしてもつまらないし、ここはインパクト勝負でしょ!という思いが見て取れる。好感。

味★★★★★
塩コーラ、なんてきいた時は「・・・」とあいつを疑ったけど、これは上手い!美味しい!爽やかというまさにこういう事。ラベルからは想像も出来ない味である。

変わり度数★★★★
見かけた事もなく、存在すらも知らなかったので意外な発見。さらに塩味という、王道とはちがうコースでありながらもキッチリといい味に仕上げているところが嬉しい。うけ狙いの一発やで終わっていない所がいい!。
夏場の試合前には塩を補給したりするけど、ちょうどいいかも!笑
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これこれ!

120220-49.jpg 変わった飲み物への偏愛については何度も書いてきた。その中で繰り返し書いているのは、人工的な味の素晴らしさである。バナナ味とは言っても、本当のバナナの味を近づけるのではなく、より美味しく飲みやすい味を作る。例えそれが果汁0%になっても、それはそれでいいのだ。
 というスタンスの僕なのですが、本日AKBストアで発見したのがこれ。あのジェリー・ベリーのチェリーの味を再現したジュースなのだ!ジェリーベリーの味の数はありすぎるぐらいにあるんだけど、その中でもチェリー味は人気の味。このジュースではその味を再現しているらしいだけど、肝心のジェリーベリーの味は思い出せないので、ジェリーベリーのチェリー味を食べながらこのジュースを飲んでみたい。
 ポイントはなんと言っても、
「チェリーの味」を再現しているわけではなく、
「チェリーの味がするお菓子」の味を再現しているところだよねー。人工の味で人工の味を再現しているわけで、もはや本当のチェリーの味は関係なし。僕にとって100点の商品である。
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ドレスコード

 マックのテイクアウトで頼んだ商品を待ちながら空いているテーブルに座る。どうやら先客がいるようで、僕と同じように紙切れを片手に待っている人が何人かいる。やれやれ、なんて思いながら店内を見渡していたら、隣のテーブルの会話が耳に入ってくる。20台前半の男性二人が向かい合わせで座っており、割と大きい声で話をしている。二人とも似たような背格好とファッションをしていて、
「来シーズンのアニメは・・」
「どのアニメから捨てていくか・・」
「この流れからだとあのアニメの意味はこう変わってくる・・」
みたいな話をしている。所々に僕でも分かる固有名詞が出てきて、何となく会話の流れを追うことは出来るのだが、意味はちんぷんかんぷん。会話を把握するのは無理そうなんだけど、何かが気になってずっと彼らをチラ見してしまう・・。なんだろ、と思って良く見てみたら二人の格好と様子があまりにも似すぎているんだよね。スーパーのオリンピックとかで良く見かけるNIKEでもADIDASでもないブランドのスニーカー。薄い色のジーンズ?にシャツ。その上から黒いダウンにリュックサック。格好も似ているんだけど、喋る様子も同じで、ニヤニヤしながらも決して目線を合わせる事なく会話をしているのである。誰もが想像する「オタク」である。
 自分の中にもオタクな部分があって、そのためか僕はオタクと呼ばれる人達に対して嫌悪感を感じたりはしないけど、不思議に思うには
・なぜ似た格好になっていくのだろうか
ということである。これはオタクだけではなく、ヤンキーとかもそうだよね。僕のイメージではヤンキーは型にはめられることを何よりも嫌っていそうだけど、襟足を伸ばして染めて、眉を細くし、という形を守っている。これが不思議なんだよね。もちろん、こういう人ばかりじゃないだろうし、その業界における格好良さがあって、それを追いかけているうちに皆同じになっていくんだるけど、本当に不思議である。
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今日も

 本日も練習試合。出来は良いのか悪いのか、微妙なところで点をとったりとられたりという展開。悪くはないが決してよくもない、が、昨日よりはいいかな、という感じである。これを繰り返すこと意外に道はない。個人的には4連続の週に5日目の活動のため、限界がそこに・・。あちこちがズキズキと痛みます。開幕を前に追い込むつもりではあったが、まだまだこれからだ。
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練習試合

 今日はコスモアリーナにて練習試合であった。デキは悪く、格上の相手に有効な手を打てず敗戦。終わってからのミーティングでもわりと辛らつな意見が出て、開幕を前にして一つのスイッチが入ったと思う。そう信じたい。
 人間、長くやっていると環境や境遇に慣れてくるものである。それにはいい面も悪い面もあるわけだが、決まって悪い面が頭をだしてくる。そしてそれに気付くのも難しかったりする。

皆好きでやってんだ。

義務感や誰かにやらさている訳ではないんだよね。たしかに最初に感じた間隔、炎、初期衝動を保つのは難しいけど、不可能ではない。
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プリズン・ブレイク

 そういえば、ちょっと前のニュースで
「葛西臨海水族園:フンボルトペンギン1羽が脱走」
というのがあったよね。「ペンギンみたいなものが近くの旧江戸川を泳いでいた」という連絡があって、飼育員の一人がペンギンを数えてみたら一匹足りなかった、ってニュースである。テレビで見た途端になんて素敵なニュースなんだろう、と一瞬思ったんだけど、ペンギンだからって人にケガをさせないとは限らない。違う動物だった可能性もあるわけで、動物園から何かが逃げ出すというのは本来恐ろしい事である。
 これが映画だったらこのペンギンは地下に潜っては変なものを食べて巨大化し、浦安方面から東京を襲う。(もちろん、ネズミランドはスルー)ありとあらゆる建物をぶっ壊しながら暴れ回るんだけど、上野動物園を襲う寸前で実はロボット兵器であったスカイツリーに倒されるのだが、その様子を子ペンギンが涙目で見ながら復讐を誓う、になるんだろうけど現実はどうなのだろ。
 調べてみたら続報はないんだよね。海まで逃げられたらそれこそ捕まえる事は不可能なのだろう。フンボルトペンギンは南米のペンギンだから、なんとか野生の勘を取り戻して今頃故郷を目指して泳いでるに違いない。

それにしても「大脱走」と「脱走」では全く印象がちがう。野垂れ死にせず、どこかで生きていることを願うばかりだ。
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一番すごい人

 良く通る道にリフォームをしている家がある。通る度に進み具合をチェックするんだけど、その早さに本当にビックリである。朝に足場が組まれたかと思えば夜にはもうネットもはられて作業が行われていた。その後、順調に作業が進み今日塗装が行われていたけど、その色が紫と黄色と赤で、すごく奇抜なのであった。雨戸までもを紫に塗っていたから明らかに狙っての配色、しばらく見てしまった。

guell05.jpg奇抜な配色の家を見ながら思い出したのはガウディのこと。ガウディといえばスペインの著名な建築家。1882年に建築が開始され、未だ続いている「サグラダ・ファミリア」が代表作だと思う。ガウディの作品の中に「グエル公園」というのがあって、これがかなり奇抜なデザインの公園なんだよね。写真や映像を見たことのある人は多いと思うけど、ちょっと優しさの足りないディズニー、みたいな感じなんだよね。色だけではなく、形もうねったり波打ったり、カメレオンやオオカミの頭が飛び出していたりと、楽しそうな感じなのである。ガウディのデザインを評価し褒める人は多いが、僕がいつも思うのは
「実際に作っている職人の方がすごくない?」
ということである。
guell02w.jpg
guell07.jpg あの奇抜な形や色合いを再現する技術の方がすごいんじゃないか、と思うんだよね。デザインそのものを理解しているわけだし、ある部分ではガウディの意図を共有するわけだろうし。すごいデザインだなあ、と思うけどよく作ったなあ、という感想のほうが正しい気がするんだよね。
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ファール

 レッズのヤマダクンがファールを受けて、左ひざのじん帯を損傷してしまったニュース。大きな怪我でオリンピックはもちろん無理、長期離脱になりそうとのことであった。ヤマダクンはたしか以前にも大きな怪我で長期離脱しているから、才能あるサッカー選手として本当に可愛そうな話である。
 ニュースを読みながら不思議に思ったのは、ファールをした相手の名前がはっきりと表記されていたことである。
「山田直は仙台戦の前半27分、後方からDF田村直也のスライディングタックルを受け、左膝を挟み込まれる形で転倒・・・」

という感じで、怪我をした状況までを説明してくれている。こんな書き方だからよっぽど悪質なのかなと思ってyoutubeで見てみた。たしかに危ないプレイだけど、悪質というより運が悪かった・・、という印象を受けた。
 まあ、印象は人それぞれだろうけど、サッカー選手が大きな怪我などをしたときに相手選手の名前も報道されていたかどうかが気になるんだよね。はっきりと名前を表記することで何かを印象付けようとしている感じがして、そうは書いてなくても「酷いファールだったのかな」と思ってしまうんだよね。今まではどうだったのかな。
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