飲む杏仁豆腐

nomuannin この間、元@10が店に来てくれた時に差し入れとして持ってきてくれたのがこの「飲む杏仁豆腐」である。これがビックリする程の美味で、帰りにコンビニで探してしまった程である。今までも「杏仁豆腐っぽい」飲み物はたくさんあったけど、ついに決定打が出た!という感じである。
 何を隠そう僕は杏仁豆腐が大好きで、安いのから高いのまで、王道のものから邪道なものまで、食べれるものは全て食べてきた!というぐらいに好きである。好きになった瞬間もハッキリと覚えている。
 あれは僕が7か8歳の時の事。父の友人が経営する中華レストランでのことだった。どうやら僕ら一家が招待されて、広いホールには僕らだけしかいなかった。父の友人というのは中華のシェフで、おそらく父に対する何かの感謝のディナーだったんだと思う。僕らしかいないその状況がなんだか怖くて、今でも覚えているんだよね。そこで初めて食べた杏仁豆腐のあの独特な味が美味しくて美味しくて仕方がなかった。今まで食べた事のない味であったことはもちろん、世の中にこんなものがあるのか!という感動でもあった。そういう、後の自分の何かを決める瞬間てあるんだよね。
 ちなみに杏仁豆腐のハイチュウも美味しいです。
 
 
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ミイラ番組

 昨日のテレビ東京でミイラに関する番組が放送されていた。何故このタイミングで、しかもゴールデンタイムでミイラを扱うその理由は不明ですが、それがテレビ東京のいい所です。
 僕もこのブログで一時期ミイラ関係のことを書いた。その時に紹介したのがシチリア島のカタコンベにいる「世界一美しいミイラ」ロザリア・ロンバルドのことで、昨日の番組でもこのミイラが目玉的な扱いになっていました。写真は今までたくさん見た事があったけど、動画は見た事はなかったので、非常に興味深かった。もちろんミイラが動くわけじゃないけど、置いてあるところがカギのかかる所であること、他のものとの対比での大きさ、そして同じ部屋には同じように大事にされていそうなミイラが何体かあった事が確認できた。製法からして他のミイラと違うようだけど、それだけではなくてやっぱり彼女は特別なのだろう。同じ部屋に飾ってあったミイラも特別なものなのだろうか。
 そのカタコンベにはミイラの研究をしている人がいるのだが、その人の方が怖く感じたのは僕だけだろうか。来ているTシャツの模様も変だったけど、目つきもちょっと怪しかったんだよね。あんな所で長い時間を過ごしたらそうなっちゃうのかな。現地に見に行きたい。
 
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グラン・トリノ

 現在映画館でかかっているクリント・イーストウドの「グラン・トリノ」って映画が素晴らしく良く、今まで何度かここに書こうかと思ったものの、なんて書けばいいのかがイマイチわからなくて、書いては消すを繰り返しているうちにどうでも良くなり、全く違うものを書くという事を何度か繰り返した。
 わりと地味な扱いだから観ていない人が多いと思うので、あらすじ。
 イーストウッド演じるコワルスキーは自動車工の仕事を引退して以来、暇な日々を送っていた。彼には朝鮮戦争に従軍した過去があり、その影響か、今でも差別主義者である。戦争から帰ってからはフォードに身をささげ、必至で働いてきた。が、妻がなくなり、自宅のあるデトロイト郊外から気づけば白人がどんどん少なくってきた。自動車産業の衰退とともに白人が出て行き、代わりに入ってくるのはマイノリティばかりであった。気づけば息子はトヨタの営業マン、もちろん折り合いは悪い。
 そんなコワルスキーの楽しみと言えば自宅のポーチからビールを飲みながら、自分が組み立てた72年型フォード「グラン・トリノ」を眺めること。もう人生も晩年である。
 そんなこんなんで、ついに隣りにアジア系の家族が引っ越してきた。彼らを見るたびに
「このイエロー●×■!」
と差別的な言葉をつぶやくコワルスキー、先が思いやられる。
 ある事件を通じて、コワルスキーは隣のアジア青年、タオと知り合っていく。しかし、このタオが根暗でおまけに好きな女性にも話しかけられないヘタレ。それを見たコワルスキーはタオを「男」として再教育していく事にする。男友達とのつき合いかた、しゃべり方、工具の使い方、家の修理の仕方、女性とのつき合い方。そんな分かり合えた矢先・・・。という感じである。

 コワルスキーは古いアメリカの象徴である。彼が大事にしているグラン・トリノはアメリカ自動車産業の最後の輝きであり、それをピカピカに保つ事でアメリカの価値観を守っている。そして、その敵であるマイノリティを毛嫌いしている。しかし、毛嫌いしていたマイノリティ出身の少年と知り合う事でその価値観を変え、
「自分が守り続けたアメリカの文化を引き継ぐ存在は、必ずしもアメリカ人(白人)でなくてもいい」という事に気づいていく。コワルスキーはタオを一年前の男にするために教育していくのだが、そのままアメリカの男のあり方を教えるのである。実は文化を継承しているのだ。
 
 オリンピックのアメリカ代表を見ると、明らかにアメリカ人には見えない選手がたくさんいる。どうみても東洋人だったり。移民を多く迎え入れたアメリカという国は多民族国家であり、時間が経つにつれ純粋な白人アメリカは消えていく。この映画が描いているのはまさにそこで、
「むしろこの方が正しいかも知れない」
と訴えているのだ。オバマ時代に最もふさわしい映画である。必見。
 
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ロシアで「犬や猫に育てられた」5歳の少女、警察が保護

 ロシアで「犬や猫に育てられた」5歳の少女、警察が保護!というニュースが今日ありましたね。読んでみた感じでは、
「犬や猫に育てられた」
よりも
「犬や猫と共に育てられた」
と表現した方が正しいのかもしれない。
「体を洗わず汚れた服を着ており、明らかに動物のような特性を持っており、人間に飛びかかって来た」
というコメントが出ているみたいで、少女は自分のことを人間ではなく、犬や猫として認識しているのでは、との事である。
 狼に育てられた「狼少年」など、人間ではない生物に育てられた子供の話題は今までも多くあった。怪しい都市伝説的な話まで含めれば数え切れないほどにある。おそらく誰もが「人間と動物の境目」に興味があるからだと思われる。
 前に書いたけど、人間の存在は不思議なもので、常にこの疑問は付きまとう。
つまり、
●人間は生まれながらにして人間であるのか
それとも
●人間は環境や教育によって人間になるのか
 実験をすればすぐに分かるものだろうけど、人体実験になるから永遠の疑問に終わりそうな一つの謎なんだよね。こういうニュースをきくと不謹慎にも好奇心が出てしまうけど、きっと僕だけじゃないハズ。
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ガリガリくん

 それにしてもガリガリくんのあの美味さはどこから来るものなのね。特に夏のフットサルの後のガリガリくんは神がかっていて、どんな希少で高価な食べ物よりも上手い。特に最初の一口は最高で、カロリーの少なさを含めて運動の後にはもってこいである。まあ、あの色からして身体にいい成分は何一つないだろうけど・・。色んな味があるけど、やっぱりソーダに戻っちゃうんだよね。
 最近、無性に食べたくなる瞬間があって、特にこの季節だと頻繁に襲われる。製造本数は1日当たり約100万本らしいから、多分僕一人じゃないだろうけどね。しかし価格が価格なので、ガリガリくんを1本だけのためにコンビニに入るのは難しい。仕方なくいらない飲み物を合わせて買ったりしてしまう。
 イタリア人が作るジェラートも最高だけど、ガリガリくんだって負けていない!もはや一つのジャンル、一つの文化だ。明日食べよ。
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不安産業

 マスク騒動は国家ぐるみの陰謀だとはもちろん思わないけど、消費者の感じる不安や心理につけこんで商売をする不安作業はたしかの存在する。健康とか、美容とか、教育とか、リフォームとかには多く見られる。昔は先祖の供養として壷を売りつけられた、という話を多く聞いたけど、きっとどの時代にも形を変えつつ存在しているものなのだろう。
 僕が昔いた職場の近くに、コンビニが閉店した建物に高齢者を集めて健康食品を売る業者を良く見かけた。1週間ぐらい営業するんだけど、壁という壁に手書きの大きなポップを所狭しと張っていたので、その前を通る度に何をやっているんだろうとちょっと異様な雰囲気を感じた。しかも客は全員高齢者だったので、ちょっと怪しい雰囲気もあった。非合法な商売ではないだろうけどね。
 不安というのは見え方を変えれば向上心を産む要因になる気もする。将来への不安、他者からどう見えるのかという不安、ありたい自分であるのかという不安。不安になるのは誰でもあるけど、その気持ちを操作されては元も子もない。でもそこにつけ込む商売が消えないって事は操作するのは案外簡単なのかな。怖い。
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踊らされているだけ

 マスクがすごく売れているのはいい事だと思うんだけど、それってオイルショックの時のトイレットペーパー、米不足の時の米の奪い合いと同じような感じがして、
「マスク売り切れ」
のニュースを見るたびに滑稽な感じがする。
 新型でなくてもインフルエンザが原因で年間に1000人ぐらいは死んでいるんだよね。それに比べて今回のインフルは症状が軽いらしいし、そんな大騒ぎするほどの事でもない気がする・・・。同じニュースをずっと流すものだから、例えそうでなくても大変なことに思えちゃうんだよね。そしてマスクを買いに走ってしまう。なんだかテレビを信用しすぎじゃないか?

 メキシコで150人死んだって事になっているけど、最近の報道では20人に修正されている。残りの人たちは実はちがう病気でなくっていた事が判明したらいい。でもそれも報道されない。不思議である。

 ニュースでの扱いが現実の出来事の重要度と比例しないって事なんだよね。これってわかっていても実感するのは難しいこと。前にも書いたけど、僕らが自分で直接体感できない「世の中」とはテレビで報道されている世界になってしまている。直接体感できないものだから、事実と乖離していていも把握することは難しかったりする。でも、脳みそが付いている人間としては鵜呑みしてはいけないと思うんだけど・・・。ま、人生で2度もインフルエンザにかかっている僕には説得力はないけど。
 
 
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天気には勝てない

 今日は多摩川の河川敷みたいなところでサッカーをする予定。案の定場所を調べて車で行って来たのですが、折からの雨で中止。しかも中止の知らせが届いたのは現地に着いてから。遅刻が怖いのはいいけど、あまりに早すぎるのも考えものだな。天気のことだから仕方ないし、行く途中でなんとなく覚悟が出来ていたので全然いいんだけど、せっかく遠出したんだからどっか寄っていこうかなと思ったものの、早朝過ぎてどこもやっていないという泣きっ面に蜂状態。すぐに高速に乗って帰ることに。ただの早朝ドライブになってしまった。天気には勝てないものです。
 夕方からWEEDに参加。初の練習試合でみんな気合が入っていて、いい感じで格上の相手に善戦。ここからは継続することが大事になってくるのかな。真剣勝負をしてメンタルが変わる人もいるでしょう。今後に期待です。
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お疲れ様でした。

 結果は引き分けだったようで、最悪ではないけど良くもない、という感じでしょうか。お願いしたとおり速報メールをずっと頂いていたのですが、携帯電話がブルブルと震える度に生きた心地がしなかったです。メールを見るのが怖いという感覚も初めてであれば、携帯電話を操作しながらメールの文面が表示されるまでの時間もすごーく長く感じました。
 スケジュールを見ると勝負は7月になりそう。それまでの時間を有効に使ったチームいい成績を残すと思われます。ベタな言い方ですが、次の試合はもう始まっています。明日からまた走りましょう。
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開幕

 いよいよ明日、我フロリアーナが県リーグ3シーズン目の開幕を迎えます。
1年目が18チーム中9位
2年目が18チーム中2位
と、順調にステップアップしてきましたが、今年こそ勝負のシーズンになるだろうと感じています。無我夢中の間に過ぎた1年目、1部昇格という目標を後少しで逃した2年目。外から見ればそう悪くはない成績ではありますが、僕らの中でイマイチ満足できないのは
「本当にあとちょっと」
で目標を逃す悔しさを味わったからであろう。しばらく時間が経っても一向に落ち着かず、色々なタラレバを考えたものです。
・あのシュートが決まっていたら
・あのファールがなかったら
・あのハンドがなかったら
・あの怪我がなかったら
・あれを練習していたら
ここまでは誰もがする事だと思いますが、
・当日の集合時間をちょっと早めてみんなでもっと長くミーティングを
していたら
・当日のアップをもう少し長めにやっていたら
・前日もっと早く寝ていたら
・当日もっと早く起きていたら
と、意味があるものからないものまで、数限りなく考えたものです。もちろん後悔先に立たず、そんなことは無意味なのです。しかし、本当にそれぐらいに
「後もうちょっと」だったのです。

 当時の僕らは限界の限界までに自分たちを追い込んでいました。チーム自体常にギリギリの線を歩み、勝ち点を計算しながら、一歩落とせばもう終わりという時間を過ごしました。余裕はなく、追い詰められたその感覚をも戦う力に変えようとしていました。
 冷静に考えれば、
「その後もうちょっとが足りなかった」
というだけの話だったのかも知れない。それだけ。
 その「後もうちょっと」が何なのか、僕にはわかりません。目標をかなえて初めて見つかるものなのかも知れません。

 僕はチームを離れた身です。応援することしか出来ません。しかも明日は仕事のため、顔も出せません。元@10に代表戦のYahoo!ばりの速報をお願いしているので、みんなの勇士を想像しながらメールを待とうと思います。あの試合からチームは変わりましたが、今のみんなにその「何か」を見つけて欲しいと思います。あの時のあの気持ち、悔しさは忘れていないよね?吉報を待っています。
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