our last days

　先日、もはやウォールマートと化した西友で買い物をしていたら、カラフルなエコバッグがウン百円で売られていた。へー、案外安いんだと思って見てみるとプラスチックで出来ているバッグであった。プラスチックは石油から出来ているので、それじゃコンビニ袋と変わらないじゃん！というよりエコバッグ一枚でどれだけのコンビに袋が作れるんだ！と一人で突っ込んでしまいました。もちろん、何度も使うことが出来ますが、それはビニール袋も同じ。本来なら
「コンビに袋を使い回ししましょう。しわしわになったコンビに袋はオシャレ！」
と訴えるべきなのだろう。
　最近、エコ関係のう嘘があれこれと暴かれています。僕らが知らないだけで、嘘ではないんだろうけどね。

●ペットボトルを再利用するよりも新しく作った方がエネルギーがかからかったり、
●生ゴミは中々燃えないから実は灯油をかけている自治体があったり、
●再生紙を作るのに普通の紙を作るときの2倍のエネルギーがかかったり、
●割り箸のために気を切っているわけじゃないからマイ箸を持っていてもあまり意味がなかったり、

と、エコを目指しているのに、よりたくさんのエネルギー、石油を使ってしまっているという本末転倒状態なのである。良く考えれば全然理解できる仕組みなんだけど、誰もそうは思わない。なぜならゴミを分別して捨てたり、エコバッグを持つ時点で
「俺って地球に優しい。正しいことをしている」
といい事をしたつもりになり、満足してしまうからである。
　まあ、こういう時は必ず儲かっている輩がいるってことだろう。京都議定書の様に、「環境利権」みたいなものがあるのでしょう。でも、例えそうだったとしても
「いい事をした」
と満足しないで、僕らも本当にそれが正しいのかを考えるべきなのだろう。