消費傾向

 通販やネットショッピング等の「リアル店舗」以外での買い物をすると、買ったものや金額、ジャンル等が事細かく記録されていく。それらの記録は消費者の傾向を分析するのに使われる。その人の好きなモノや傾向を分析すれば、その人が買いそうなもの、類似する商品をオススメすることが出来る。オススメする事で次の消費につながり、金を落としていくわけだ。最近ではネットでCDや本を見ていると
「この商品を買った人はこういう商品も見ています」
みたいな、オススメ商品の欄が頼んでもいないのに表示されている。あれがそうで、自分が何を薦められているかで、自分だどう分析されているのかが伺えて面白い。
 面白いだけで済めばいいんだけど、たとえばETC等のデータではどこに何時に行ったのかが分かるんだよね。どこで何を買って、何時に戻ってきてとか、簡単に行動を把握されてしまう。プラスチックマネーが普及しているアメリカでは警察のデーターベースよりもカード会社のデータが全然多いし、信頼も置けるという。怖い世の中である。
 
 そんな僕もクレジットカードを数枚持っているのですが、その中の一枚の請求書が家に届いていた。いつも請求書と一緒に新商品の紹介やパンフレットが入っていて、毎回
「すげー商売根性だなあ」
なんて思いながら見ている。上に書いたように、僕の消費傾向を分析して紹介する商品を選んでいるんだろうなあ、なんて思っていたら入っていたのは
「真夏の水着特集」
であった。もちろん、女性もの水着である。夜中に水着特集のパンフレットを見る30代の男。僕の消費傾向を細かくリサーチした上での選別だったらどうしょう。
日々 | comments (0) | trackbacks (0)
calendar
<< May 2009 >>
SunMonTueWedThuFriSat
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
selected entries
categories
archives
recent comments
profile
others