世界一

 見ようとは思っていたが、前半の30分で落ちた僕。その30分だけでもアメリカの猛攻は目を見張るもので、2回、いや3回はボールはバーやポストに当たる展開。跳ね返せても、ボールをキープ出来ずに攻撃に繋げられない日本。こりゃ時間の問題だな、という気持ちに睡魔がつけ込んできたのだろう。流れは100%と行ってもいいぐらいのアメリカペースだなあ・・・、なんて思っていたら朝になっていました。日本サッカーにおける偉大な瞬間を見逃してしまった。
 朝のワイドショーで元日本代表の女子選手が2人出ていて、可愛いけどトークがイマイチの方が(失礼)途中から泣きそうになったときに思ったのは、きっとあの優勝はチームだけのものではなく、女子サッカーに関わってきた全ての人たち、もっというと、日本中で行われている全ての女子スポーツに対して大きな希望を与えることになったのだろうな、ってこと。本人たちがそこまで考えていたかというとそんなことはないはずで、こっちが勝手に感じるものなんだろうけど、大きすぎる何かであることに間違いはない。

 それにしても、「世界一」って、彼女たちのどこが世界一なんだろう、って思う。技術?体格?人気?戦術?経済力?どれも違うよね。これって限りなく、「持たざるものたち」の優勝で、だからこそ特別なことなのかな。衰退していく女子サッカーの世界での大きな一歩。新しいスタートの第一歩だと思いたい。
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