思い出のアレ

 多分再放送だと思うんだけど、松任谷正隆と姜尚中が思い出の曲を語る番組をNHKでやっていた。凄く面白そうだったからちょっとしか見れなくて残念だけど、時代性や当時の時代背景を重ねて好きな曲や好きな歌手を紹介していた。印象的だったのは、2人ともか
「今の人生からどうやって逃げるか」
を必死で探したってことと
「性の目覚め」
が2人ともほぼ同じだったってことである。今も昔も若者の悩みは現在進行形なんだよね。

 いいオッサンが
「俺の若い頃は・・・」
とか言っているのってダメがオッサン例の一つだろうけど、僕は割りとそういうの好きなんだよね。良い歳をして男が自分のルーツや価値観、通ってきた道を語るのってちょっとカッコいい気がする。それも成功者や特殊な体験の持ち主でもなく、普通のなんでもないオッサンが語るのもいいと思う。どんな人にも下してきた決断があり、歩いてきた道がある。どんな人生にもそれなりのドラマがあるハズなんだよね。きっとほとんどの物語は語られる事もなく、誰かの耳に入ることもなく消えていくんだろうけど、「経験」って本当はもっと伝えるべき何かのかも知れない。
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