2006/12/7 木 | 2006.12
常識の穴
自分が信じていたものがある日間違っていた事が分かった時の衝撃は大きなものに違いない。常識って疑う余地のないものに思えるけど、普段その信憑性を考える事がないからこそ妖しいのかもしれない。
昨日書いた件もそうだけど、実はもう一つある。同じ上野公園にある銅像と言えば、西郷隆盛の銅像である。風雲時代の日本に活躍し、近代日本の礎を築いた偉人である。がっちりした体つきに太い眉、そしてギョロリとした大きな目玉は小学生にも分かるトレードマークである。だが、実はこれ、作られた歴史である。
西郷隆盛は写真が嫌いなことで有名で、一枚も残っていていないのが事実。有名なあの肖像画は実は弟を元にしていて、描いたエドアルド・キヨッソーネは西郷との面識もなかった。そして上野公園の西郷隆盛像は肖像画をもとにしているので、本人とは何の接点もないのだ。兄弟と言えども中村家みたいな互いに似ていない可能性もあるので、ひょっとしたら細い顔だったのかも知れない。ここでも弟大活躍である。
今更ちがうかも知れないと言われても、ちがう姿は想像できない。そんなつもりはないだろうけど、良く考えたらこれは一つの情報操作で、常識を操っている頃になるんだよね。怖い怖い。
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