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稲中

 この世はいつか終わる。いつか終わるけど、僕らが生きている間はとりあえず大丈夫だろう。たしかに世の中は傾いていってるけど、僕らが生きている間は、よっぽどの事がない限りとりあえず大丈夫である。悲観的になるとついつい勘違いしてしまうけど、僕らが生きている間は地球はピンピンしている。が、次の世代はどうなんだろう。
 昔読んだ本の中にこう書いてあった。
「人間は子供が出来ると守るべきものが生まれる。強くなるのだ。別の角度で言うと、死ぬ事への恐怖がなくなる。それは動物として一番の大仕事、「子孫を残す事」を達成したからだ」
なるほどなあ、と思った。人間とはいっても動物になるわけで、そういう本能があっても不思議ではない。生を生み出すことが己の死への恐怖感を克服する手段と言うことも納得できる。遺伝子レベルでの感情とも言えない何かだろうか。
 とはいえ、地球は永遠にある訳ではない。劣悪な環境になる事もそのうちあるかも知れない。今更原始時代には戻れない。地球に優しく、環境問題に興味を持ち、積極的に活動する人間でもこの流れは止められないと思っているのかも知れない。是非とも「何とかなる、大丈夫」と思って欲しいけど実際の所はどうなのだろうか。高度な研究期間ではすでに地球の寿命を記したカウントダウン時計が動いていたりして。
 冒頭に書いた本能とは正反対な生活を僕らはしているわけで、動物的本能と全く違う方向、後生への希望を少しずつ減らす文明を謳歌している。こうなると、死に向かう事が人間たる所以に思えてに皮肉である。
 「行け!稲中卓球部」の最終回はこんな感じで始まるんだよね、たしか。思い出しているうちに脱線してしまいました。

posted by @6 : 15:42

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